ちはるびより

タナトフォリック骨異形成症の娘チハルと3歳上の元気なお姉ちゃんカズハを育てる母の日記です。

ダメでもともと

2008-06-04 22:16:39 | Weblog
最近、非常に調子のいいチハル。
私の中では、退院させたい気持ちでいっぱいなんだけど、頑なに反対のお父さん。どれだけ言っても、話は平行線。私がいくら口先だけで「大丈夫だから」って言っても無理なので、病院の指導相談部の保健婦さんに頼んで、チハルが退院して受けられる制度を調べてもらうことにしました。
具体的に、「これだけ助けてもらえるんだから、大丈夫」って言ったほうがいいと思うし、調べてもらうことによって、私が退院のことを本当に真剣に考えてるってことも分かってもらえると思う。
それでも、きっと、ダメって言うとは思うんだけどね・・。

私も色々考えたけど、今のように調子のいいチハルを、病院に入れておくメリットがあまりないような気がする。
もちろん、何かあったときに、すぐに対応してもらえるってことは、大事なことだし、お父さんが、退院に反対する一番の理由はソコなんだけど。
でも、我が家は病院から近いし、救急車呼ぶより、自分たちで行ったほうが、信号で止まっても、まだ速いくらい。
病院は、やっぱり、いろんな規則があるから、なかなか自分の好きなようにはできないし、いちいち「こうしたいんですけど、いいですか?」とか聞いて行動するのも、結構大変だし、かなりのストレス。
お父さんは、そういうお伺いを立てたりしたことがないから、病院にストレスも感じないだろうけど。

チハルには、まだまだいろんなものを見て欲しい。
短い人生だというなら、それは尚更。

それが出来るのは、やっぱり退院しかないんだけどなぁ。

保健婦さんに調べてもらって、ダメもとで、再び対決します。


それはそうと、今日はお父さんの誕生日でした。
お父さんがカズハとお風呂に入ってるときに、お義母サマから電話があり、お父さんが上がってくるまでの間、えんえんとお父さんが生まれた日の話、破水~陣痛~出産を聞かされました。そして「昨日のことみたいやのにねぇ。あんたも、今を大事にせにゃいけん。カズをあんまり怒ったりしたら後で後悔するようになるけんね!」と。結局、言いたかったのはソコですか?
お父さんが上がってきたら、まだパンツしかはいてないのに、受話器押し付けて交代しました。
「もう、ええって!そんな嬉しがるような年でもないし」とか言ってるお父さんの嬉しそうな声。やっぱり母にはかなわんなぁ。