アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『罪と罰』を読んで

2017-10-28 | 今日は旧暦のエイプリルフールです

2年F組 ピヨートル東郷

 
 夏休みという長期休暇を有意義に過ごしたいと思い、世界的な名作と知られるドストエフスキーの『罪と罰』を読むことに挑戦してみた。
 読み始める前は、自分にこのような大作を読み切ることができるのだろうか、学生が宿題のために読むのは無謀ではないかという不安もあった。しかしながら、確かに長編だけあって読了するまでの苦労は大きかったが、得た物はとても多かったと思う。

 『罪と罰』は、百年以上昔の小説である。従って、現在の小説のようにすらすらと読める作品ではない。
 ロシア語の固有名詞や、自分には馴染みのない過去の異国の考え方には大いに戸惑い、手こずらされた。けれど、決して退屈な内容ではなかった。否、退屈するどころか、大きな衝撃と感銘を受けた。

 この作品を読んだことで、僕は自分の「読書に対する考え方」を根底から覆されたように思う。
 僕は今まで、読書という行為を、基本的には「楽しむため」のものとしか考えてこなかった。いわゆる「ためになる読書」を否定していたわけではないが、世間で良質の文学と呼ばれる作品を読み、己を高めることは、最終的には自分の楽しみや喜びにつながると考えていた。

 しかし、『罪と罰』は違った。
 この作品を読んで楽しかったかと問われれば、僕は躊躇なく「楽しかった」とは断言できない。むしろ、苦痛な読書だった。読み終えた時に充足感が得られたかといえば、むしろ疲れや虚無感ばかりが残ったと言わざるを得ない。
 苦しみながら読み、読み終えた後に絶望感が残るような読書であった。
 けれど、決して無意味な読書ではなかったと、強く感じた。

 自分は今まで、読書という行為を「楽しむためのもの」としか考えてこなかった。「苦しい読書」などというものに意味はないと思い込んでいた。
 しかし、「苦しい読書」には大きな意味があるのだと、この作品に教えられた。
 今までとは違う考え方を身につけられたことは、大きな収穫だった。
 『罪と罰』を読むことで、僕は今まで知らなかった価値観に触れることができた。この本を読んで本当に良かったと思う。

 僕は未熟で愚鈍な存在に過ぎないが、これからは読書を通して少しでも己を成長させられるよう、努力を重ねていこうと決意させられた。


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2017-10-11 | daily
 
久しぶりに楽天ブックスで買い物をしたら、栞がもらえるフェアをやっていた。


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メモ

2017-10-08 | 読書
 
 そういえばライトノベルのことをほとんど書いていないので、忘備録がわりのメモ。


図書館。
宮木あや子先生の『学園大奥』で知って読む。
祥子様と祐巳、聖様のエピソードが特に好き。


図書館。
香魚子先生のコミカライズで知って読む。
妖精に関する薀蓄だけでなく、ステュアート朝やロンドン橋の秘密(?)、謎(?)がすごく面白い。
リディアも良いけどロタも可愛い。


ふじつか雪先生の挿絵目当てに購入。
ラノベではなく児童書?
子供向けなのに結構マニアックな歴史ネタあり。

KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
発売日 : 2013-12-05

アニメを見て購入。
おたくライフの楽しさと黒猫の可愛らしさが見処。沙織のエピソードが泣ける。


アニメから。
3巻まで読んだところ。夏野に飼われる和人が羨ましい。

著者 : 平坂読
KADOKAWA / メディアファクトリー
発売日 : 2012-04-02

豊島ミホ先生の作品に出てきたので、気になって購入。
現在8巻。夜空かわいい。CVが井上麻里奈さんなので、アニメもそのうち見たい。

著者 : 衣笠彰梧
KADOKAWA / メディアファクトリー
発売日 : 2015-06-25

冒頭を試し読みしたら面白かったので購入。
現在2巻。
ついでに青空文庫の『学問のすヽめ』をダウンロードしてみたら、意外と過激な内容だったのでびっくりした。


  電子書籍を買うことへの抵抗がなくなってきたのが、良いことなのか悪いことなのか、今はまだわからない。


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ラノベ

2017-10-07 | daily
 
 ライトノベルを買い始める。
 『マリア様がみてる』と『伯爵と妖精』が面白くて、図書館で借りて読破したものの、取り寄せる手間や本の汚れが気になっていた。
 特に「菓子を食べながら読んだ」という類の汚れ方をしている本は、気分が良くない(お行儀の悪い子供が多いな…)。

 けれど、買うと本棚を圧迫する。

 結局、電子版で買うことにする。


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読んだ

2017-10-01 | 読書
 
先月読んだ本。

wrlzの本棚 - 2017年09月 (9作品)
中毒
中毒
織田作之助
読了日:09月01日

髪

織田作之助
読了日:09月02日

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