アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

2010年に購入したコミックス

2010-12-31 | 読書
 
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まとめました。★は特にお薦め。

あきづき空太『赤髪の白雪姫』第4巻/420円
あきづき空太『青春攻略本』第2巻(完結)/420円
秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』第168巻~第172巻/2,100円
香魚子『さよなら私たち』/420円
香魚子『隣の彼方』/420円
いくえみ綾『潔く柔く』第12巻~第13巻(完結)/840円 ★
いくえみ綾『爛爛』/460円
伊沢玲/津山冬『執事様のお気に入り』第8巻~第9巻/840円
伊藤潤二/佐藤優『憂国のラスプーチン』第1巻/550円
岩本ナオ『町でうわさの天狗の子』第1巻~第5巻/2,100円
井上智徳『COPPELION』第6巻~第8巻/1,740円
絵夢羅『今日も明日も。』第5巻~第7巻/1,260円
岡崎圭『十字架の魔術師』第5巻~第6巻(完結)/1,130円
岡本倫『ノノノノ』第9巻~第11巻/1,620円
小畑健/大場つぐみ『バクマン。』第1巻/420円
音久無『花と悪魔』第7巻~第9巻/1,260円
神尾葉子『虎と狼』第1巻~第2巻/840円
河合克敏『とめはねっ! 鈴里高校書道部』第六巻~第七巻/1,117円 ★
河原和音『高校デビュー』全13巻/5,340円 ★
河原和音『青空エール』第4巻~第6巻/1,260円 ★
菅野文『ひとりたち』/580円
草凪みずほ『暁のヨナ』第1巻~第3巻/1,260円
楠桂『恐ろし語り』/609円
楠桂『Unな彼女』第2巻~第3巻(完結)/1,080円
久米田康治『さよなら絶望先生』第二十集~第二三集/1,760円 ★
黒丸/夏原武『新クロサギ』第6巻~第8巻/1,650円
幸田もも子『ヒロイン失格』第1巻/420円
さいとう・たかを『サバイバル』(文庫)第1巻~第7巻/4,200円
さいとう・たかを『ゴルゴ13』第156巻~第159巻/2,200円
咲坂伊緒『ストロボ・エッジ』第8巻~第10巻(完結)/1,260円
椎名軽穂『君に届け』第11巻~第12巻/840円 ★
末次由紀『ちはやふる』第八巻~第十一巻/1,760円 ★
すえのぶけいこ『リミット』第1巻~第3巻/1,320円
鈴木ジュリエッタ『神様はじめました』第5巻~第8巻/1,680円 ★
助野嘉昭『貧乏神が!』第6巻~第8巻/1,380円
DOUBLE-S/たかしげ宙『死がふたりを分かつまで』第11巻/540円
タアモ『たいようのいえ』第1巻~第2巻/880円
タアモ/野島伸司『スヌスムムリクの恋人』上下/840円
高尾滋『不思議図書館』/680円 ★
高尾滋『いっしょにねようよ』第3巻/420円 ★
高野苺『夢みる太陽』第6巻~第7巻/840円
高橋留美子『境界のRINNE』第3巻~第6巻/1,740円 ★
高屋奈月『星は歌う』第7巻~第9巻/1,260円
椿いづみ『俺様ティーチャー』第7巻~第9巻/1,260円
冬目景『イエスタデイをうたって』第1巻~第4巻/2,120円
冬目景『ACONY』第3巻(完結)/620円 ★
中原アヤ『青春のたまご』/410円
中原アヤ『勉強しなさい!』全2巻/820円
中原アヤ『ラブ!ラブ!ラブ!』全3巻/1,230円
中原アヤ『りんご日記』全2巻/820円
中原アヤ『HANADA』全2巻/820円
中原アヤ『ラブ★コン』第13巻~第17巻(完結)/2,050円
中原アヤ『ナナコロビン』全3巻/1,250円
中原アヤ『ひみつきち』/410円
中原アヤ『ときめき学園・王子組』/410円 ★
中原アヤ『ベリー ダイナマイト』第3巻(完結)/420円
弐瓶勉『シドニアの騎士』/第2巻~第4巻/1,740円 ★
聖悠紀『超人ロック ニルヴァーナ』第2巻~第4巻(完結)/1,770円 ★
聖悠紀『超人ロック 嗤う男』第1巻/620円
ひろき真冬『K, quarter』/1,500円(古本)
ふじつか雪『桃山キョーダイ』第1巻/420円
福山リョウコ『モノクロ少年少女』第3巻~第5巻/1,260円
緑川ゆき『夏目友人帳』第9巻~第10巻/840円
水無月すう『へ~ん○しん!! -そなたバーディ・ラッシュ-』第3巻~第5巻(完結)/1,770円
南塔子『360°マテリアル』第1巻~第2巻/840円
都戸利津『群青シネマ』第1巻~第2巻(完結)/840円 ★
最富キョウスケ『電撃デイジー』第6巻~第8巻/1,260円
望月三起也『ワイルド7』(文庫)第1巻/105円(古本)
森生まさみ『もちもちの神様』第1巻/420円
森薫『乙嫁語り』第1巻~第2巻/1,302円 ★
山内直実/氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク 人妻編』第9巻~第10巻/840円
矢沢あい『NANA-ナナ-』第1巻~第3巻/1,230円
八寿子『チェリーなぼくら』第1巻~第2巻(完結)/840円
山川あいじ『恋々。』/420円
山川あいじ/河原和音『友だちの話』/460円 ★
山田圭子『戦国美姫伝 花修羅』第1巻/420円
山田南平『オレンジ チョコレート』第3巻~第5巻/1,260円 ★
山田睦月/大木えりか『コランタン号の航海 ロンドン・ヴィジョナリーズ』第3巻(完結)/590円
山本英夫『ホムンクルス』第12集~第13集/1,090円
安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』第20巻~第21巻/1,176円 ★
ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』第1巻~第2巻/1,428円 ★
ゆうきまさみ『鉄腕バーディーEVOLUTION』第1巻~第2巻/1,080円
芳崎せいむ『金魚屋古書店出納帳』上下巻/1,180円
芳崎せいむ『金魚屋古書店』第1巻/590円
羅川真里茂『朝がまたくるから』/650円 ★
ろびこ『となりの怪物くん』第4巻~第6巻/1,320円 ★

合計:202冊=95,657円

廉価版単行本(コンビニコミック)は数えていません。漫画雑誌の購入は72冊。
内、楽天のポイント利用がすごくたくさん、図書カードの使用が1万円分くらい、マクロミルとPOINT-BOXで各々1,000ポイントくらい。
ツタヤのTポイントも貯め始めました。

『赤髪の白雪姫』第5巻はまだ買ってません。『新クロサギ』第9巻、『ホムンクルス』第14巻は予算の関係で来年に持ち越します。
『ヒロイン失格』の第2巻は迷っています。

お茶を飲んでいたので記憶が定かではありませんが、わたくしが漫画を買ったのは事実のようです。お茶の席でのことですが、顔の右側にニキビができるという重傷を負いました。全治0.6週間です。
漫画を買い過ぎたことを真摯に反省し、来年まで謹慎しようとおもっています。


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マンガ忘年会

2010-12-30 | daily
 
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『憂国のラスプーチン』の連載が始まってから、僕が『ビッグコミック』を毎号買うようになったので、夏頃からそれが仲間内で回し読みされています。「面白いね!」と好評です。
マンガを読む習慣のない人たちにも受け入れてもらえるビッグコミックはすげえな、という話はさて置いて、第1巻が刊行されたので、通して読みたいと言う人に単行本を貸しました。
翌日にそれを返してもらうと、「本になったんだね!」「でも一冊しか出ないの?」「まだ途中だよね?」と驚かれ、不思議がられました。

そうか、マンガを読む人の常識は読まない人にとっては常識じゃないのか!
と気付いて、僕が知っている範囲でマンガのことを説明したんですよ。

こういう話は本来、きちんと系統立てられた知識を持っている人がすべき物なので、この記事は「どちらかと言えばマンガを読んでいる僕」が、「マンガを読む習慣のない人」と交わした世間話をブログとして起こした物です。


まず、僕が買ってみんなが回し読みしているこれは、「漫画雑誌」という物です。


そして「本になったんだね!」と驚かれたこれは、「漫画単行本」という物です。「コミックス」とも云いますが、これは"comic"の複数形ではなく、漫画単行本を意味する和製英語だと僕は思っています。


こういう仕組みは戦後かなり経ってから確立された物で、その時代を生きていない僕は詳しい背景を知りませんが、
今では、マンガという物はまず、「漫画雑誌」に発表されます。
漫画家を目指す人も、今では漫画雑誌を発行している出版社が主催する新人賞に応募するのが一般的です。


そして、ある程度の人気を得た作品は、原稿の量が一冊分に達すると、まだ完結していなくても、こういうふうに「単行本」として順次、刊行されます。
人気のなかった作品は単行本化されることなく、そのまま世の中から忘れられてしまうこともあります。

一度絶版になったコミックスが、廉価版単行本という、コンビニで売っているマンガ本として再版されることもあります。

※『ヒットラーの息子』は来年1月頃、小池書院から再版されるようです。

一冊が千円を超えるような、豪華な装丁で刊行されるマンガもあります。


僕がこうして本屋で簡単に買えた、単行本というカタチになっているマンガは、世の中のマンガのほんの一部で、
実際には、膨大な量の「単行本にならないマンガ」の巨大な山の一角に、少数の「単行本になったマンガ」が存在します。



昔はそもそも「漫画雑誌」という物がなく、
マンガというのは主に「貸本屋で借りて読む物」でしたが、
僕の両親が子供だった頃にサンデーやマガジンが創刊され、
うちの母は姉弟でこの2冊を両方買っていたんだけど(笑)、
1960年代から、徐々に「買って読む物」へと移行していったようです。
漫画喫茶やレンタルで読むという方法も広く活用されています。
最近はネットやその端末が発達したので、一部では「ダウンロードして読む」という形態にもなっています。

活字の本は一冊で完結している物が多く、例えば小説で上下巻もあれば「長編」と捉えられますが、
読み切り集や短編集というカタチのマンガ以外では、
2~3巻くらいは、安定した人気が維持されていれば、続けて刊行されます。
5巻くらいは当然のように刊行され、10巻くらいの作品から「長編」と呼ぶと思います。
20巻は超えないと「大長編」とは呼びません。
一概には言えませんが、少なくとも全3巻程度の長さのマンガを「長編」とは呼びません。


このマンガは、佐藤優が原作者です。

しかし佐藤優はおそらく「マンガの描き方」を知らない人なので、長嶋尚志が「マンガ用の脚本」を書いています。
それを「マンガというカタチ」に描き上げたのが、ベテランのホラー漫画家である伊藤潤二です。
それを編集する人がいて、装丁する人がいて、流通させる人がいて、売るお店があって、最終的に僕の手元に届きます。

このコミックスは、まだ完結していないマンガの「第1巻」で、
何巻まで刊行されるのかは僕にも分かりません。


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『別冊 花とゆめ』2011年2月号

2010-12-29 | 少女漫画
 
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2010年最後に購入した漫画雑誌です。大満足だ!

『in JACK out』前編/山田南平
オレチョコを中断しての新作。おおおおっ お、面白いっ!
この美しい表紙からして、たまらん。(クリックで拡大されます)。

こっちは(オレチョコに出てくる)HALSYONではなくHALCYONのハルのライブ。(作品としてのつながりはないと思う)。2011年の現代、主人公の晴海(はるみ)の世代は「第三」と呼ばれ、日本の高校生の電脳化率は95%をうわまわっている。そういう「SFっぽい部分」はさて置き、ちっさい女の子と美形兄弟の絡み!
ハルシオンのライブに行きたい晴海は、抽選をしめ切ってしまったチケットを融通してくれると言う、美形兄弟の言葉に乗せられて、仮想空間(メタヴァース)のひとつである「インジャック」にログインする。いつの時代も、場所が仮想空間であっても、女の子は同じことを考える。
「防壁くらい入れてますけど 初対面の しかも男と直通信(じかつうしん)なんか女子はしません!」というのがすごくいい。
後編が楽しみだ!
この年末は「美しい物しか見たくありません」という気分なんです。


『ボクを包む月の光』カチコの事情#13/日渡早紀
最初のほうを読んでいないのできちんと筋を追っていないんだけど、もうとにかく、パメラさんの「お母さんぶり」にメロメロです。
(これまでの経緯を読んでいないけど)ソルも未来路も、色々と複雑で、パメラを巡っての三角関係以上に、「父親」でありたいという葛藤が好きだ。


『こどものもーど』/サカモトミク
新連載。赤ちゃんの頃からキッズモデルをやっている緒方一星(いっせい)と、息子である一星を溺愛するパパのお話。一星をライバル視する同級生の新菜(にいな)、新菜が一星に一方的にふっかけるケンカ(?)を上手く仲裁してくれる友達の圭都(けいと)。
前作の『ジョシの制服』は残念な終わり方をしてしまったけど、こちらは成功しそうな予感がする。最短でも2巻分くらいは続く連載になってほしい。かっこいいパパが可愛い息子を溺愛しているのがたまらなく良いんです。
「でも俺は 親が子供のこと可愛がって何が悪い!って 基本思ってるんだからな」と言うパパが最高です。
サカモトミクさんの描く「ふわっとした」可愛らしさに「親子の絆」を掛け合わせれば最強なのかもしれない。『愛のもとに集え』全4巻はそれ(勇気がお父さんを大好きだった)で傑作になったんだと思う。
どうやら私は「親子の愛」が大好物のようです。


『超嗅覚探偵NEZ』/那州雪絵
三度目の登場。謎解きの面白さはそこそこだけど、松下の「さびしさ」と、それを理解しようとしてくれている神保や、神保と同様に内心と外面にほとんど差がない人々との触れ合いが、この特殊能力の持ち主にとって「救い」となっている様が、読んでいて嬉しい気持ちにさせてくれる。


『ゆかりズム』第3回/潮見知佳
第1回を読んだ時の「それほど期待せずに」という発言を完全に撤回(笑)
すっかり毎回楽しみにしてしまってます。第1巻が出たら買ってしまうかもしれない。
紫は、真秀を放ったらかして過去世がひとはである吉住エミと話し込んでしまう。彼を「夕紫(ゆうむらさき)姐さん」と呼んだエミの言葉の意味が分からず、真秀はどんどん不満を募らせる。
どこまでも「自分のペース」を貫く紫が、実は一番この状況を楽しんでいる。


『オトメン(乙男)』第50話/菅野文
試合のさなかに坂田が柔道部に戻れる。
りょうちゃんの、飛鳥が大好きだという告白が聞けたけど、この人たちは季節の行事を何回をやっても「進級」しない。悪い意味で「永遠に続いてしまうパターン」に陥っている。


『炎の月』MISSION 28/河惣益巳
アーサーが戦死してしまう。
戦場に駆け付け、「私には彼らを葬(とむら)う方が先だわ」と、姉よりも戦友を取るジェニーが好きだ。そしてこんな最低なお父様はもっと殴ってしまえ。


『薔薇色ガーディアン』第4話/藤崎真緒
ストーカー(と思われていた)事件の顛末がこの一話で畳み掛けるように明らかになって解決してしまう。
薔薇部の部員達にいじられ、守られ、トラウマを克服すればこれから楽しい高校生活を送れそうな小春。ちょっとだけ楽しみになってきました。(「ちょっとだけ」です)。


『お嫁にいけない!』Step 18/藤原規代
マドカの前で「大人っぽく」振舞おうと、デートに誘う悠貴。しかし、「男」として意識してもらおうという悠貴の計画はことごとく頓挫(とんざ)してしまい、逆にマドカに気を遣わせてしまう。
それでも、マドカの出身校であるT大を見学し、彼は大学進学をあきらめ、ここは「なんとなく」で来る所ではなく、ちゃんと目標のある人が来る所だと、「追いつく」ということの本当の意味を理解する。そして自分の「進む道」が何なのかついに確信する。
悠貴が「大人になること」とはどういうことなのか理解する、それがこの漫画の最大の見所なのだと思う。


『パタリロ!』/魔夜峰央
タイムワーッ(プ)のその後。タイムパトロールが出しゃばって来ないということは、ゼニもうけは成功しないということだ!
未来は変わり、殿下は百歳になっても元気にジョギングしている。
パタリロ同様に、魔夜峰央先生には10年後も20年後も漫画を描き続けてほしい。


こどものもーど、in JACK out、お嫁にいけない!



年末らしいことを書くと、2010年は漫画雑誌を72冊も買ってしまいました。
そして(一年以上経過した物を)30冊くらいしか古紙回収に出していない。「単行本まで待てばいいのに」という声がどこかからか聞こえてきます。


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【検索用】別冊花とゆめ 白泉社 201102
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2010年下半期、ベスト10

2010-12-28 | 読書
 
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山田南平の新作とサカモトミクさんの新連載が面白かった!

2010年最後に購入した漫画雑誌で「花とゆめ愛してるぜ!」という処に戻ってきましたが、

この2作はまだ単行本に採録されていないので、コミックスが刊行された作品の中から「2010年下半期に読んで面白かった漫画」を10作選びます。刊行されたのが2010年以前でも、私が読んだのが2010年7月~12月の間であれば選出します。『赤髪の白雪姫』第5巻は29日発売なのでまだ読んでいません。
上半期は→こちら

1位
『ACONY』第3巻(完結)/冬目景
 (2010年9月発売)

冬目景のファンになりました。『イエスタデイをうたって』を揃え始めています。(第4巻まで購入)。
(→第3巻記事)


2位
『潔く柔く』第13巻(完結)/いくえみ綾
 (2010年9月発売)

いくえみ綾が表紙と表紙(と挿絵?)を描いている『秘密のスイーツ』(林真理子)を買おうかどうか迷っています。
(→第13巻記事)


3位
『超人ロック ニルヴァーナ』第4巻(完結)/聖悠紀
 (2010年11月発売)

順位は異なるけど「こすヨメ'11」にも投票。
(→第4巻記事)


4位
『シドニアの騎士』第四巻/弐瓶勉
 (2010年12月発売)

「こすヨメ'11」では2位に投票。これが「ホンモノの萌え」だ!
(→第4巻記事)


5位
『友だちの話』/山川あいじ・河原和音
 (2010年10月発売)

別マは最高だ!
(→記事)


6位
『君に届け』第12巻/椎名軽穂
 (2010年9月発売)

最新刊の記事は書いてません。「大好き」以外の言葉が出てきません。
(→第11巻記事)


7位
『神様はじめました』第8巻/鈴木ジュリエッタ
 (2010年12月発売)

これも「こすヨメ'11」の5位と重複。
桃園奈々生は「みんなのもの」だ! その「みんなのもの」である奈々生が、巴衛ただ一人を選んでいる。
ミカゲの意図は? 悪羅王の正体は? 目が離せません。
(→第8巻記事)


8位
『高校デビュー』全13巻/河原和音
 (第13巻、2008年12月発売)

『青空エール』の第6巻をここに入れたかったのですが、敢えて高校デビューで。別マsister掲載の『遠恋デビュー』も良かった! 実写映画? オレには何のことだか分かりません(笑)
(→第12巻~第13巻記事)
ついでに(→『青空エール』第5巻の記事)


9位
『群青シネマ』第2巻(完結)/都戸利津
 (2010年8月発売)

都戸利津さんの漫画の根底にある、「焦がれる」ような気持ちがすごく好きです。
(→第2巻記事)


10位
『オレンジ チョコレート』第5巻/山田南平
 (2010年12月発売)

「美しさ」を堪能せよ!
(→第5巻記事)

花とゆめCOMICSが多いのは読んでいる量が多いからです。1位~10位を全て花とゆめ作品で埋めてしまうことも可能です。
今年一年間を範囲にしてそれをやるとしたら、
1位:『神様はじめました』/鈴木ジュリエッタ
2位:『いっしょにねようよ』/高尾滋
3位:『群青シネマ』/都戸利津
4位:『オレンジ チョコレート』/山田南平
5位:『花と悪魔』/音久無
6位:『朝がまたくるから』/羅川真里茂
7位:『暁のヨナ』/草凪みずほ
8位:『青春攻略本』/あきづき空太
9位:『モノクロ少年少女』/福山リョウコ
10位:『桃山キョーダイ』/ふじつか雪



次点をもう少し挙げたい。

『境界のRINNE』第6巻/高橋留美子 (2010年12月発売)

既に感想を書くことを放棄しています。この漫画は好きすぎて特別なので順位を付けるのももうやめよう。
(→第3巻記事)


『青空エール』第6巻/河原和音 (2010年12月発売)

同じ作者を三回も記事内で挙げてしまった。そのくらい素晴らしいんですよ。
号泣した第6巻の記事はその内書きます。


『とめはねっ!』第七巻/河合克敏 (2010年10月発売)

かな書を学ぶ鈴里高校の書道部! 「楽しい」ことはとても素敵だ!
(→第7巻記事)


『乙嫁語り』第2巻/森薫 (2010年6月発売)

上半期で入れなかったのを後悔したので。
(→第2巻記事)


『ちはやふる』第十一巻/末次由紀 (2010年12月発売)

負けたけど「楽しかったねぇ」と言った千早と、それを聞いた部員達。「読まれた瞬間に千年まえとつながる」には鳥肌立った。お母さんが袴(はかま)を買ってくれる処にも感動。
「日本語は美しい言語だ」ということを再認識させられる傑作です。
最新刊の記事を書いていないので、(→第9巻記事)


『となりの怪物くん』第6巻/ろびこ (2010年12月発売)

シズクの誕生日の前後編がたまらなく嬉しかった。ハルのおかげでお母さんに電話できたシズク!
これも最新刊の記事はまだ書いていません。(→第4巻記事)


『ストロボ・エッジ』第10巻(完結)/咲坂伊緒 (2010年12月発売)

雑誌で最終話を読み、特別編を読み、今、最終巻を読み終えて、「やはりストロボは名作だった」と確信しました。
「「好き」が積もった」は名言だ。
新作『アオハライド』がますます楽しみです。


『さよなら絶望先生』第二三集/久米田康治 (2010年11月発売)

※個人の感想です。
(→第23巻記事)


次点の更に次点。(挙げすぎだ)。
限定版『ラブ★コン』第7巻/中原アヤ (2004年3月発売)

海坊主のシングルCD付きの限定版。リサと大谷が「おさかな地獄」を熱唱してます。頂き物です。嬉しくて死にそうだ。オレが第7巻にキュン死にさせられたのは2009年11月のことです。


何はともあれ、2010年も良い年だった!


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『ビッグコミック』2011年1号

2010-12-27 | 青年漫画
 
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年越しに向けてのカウントダウンが始まる。
僕のような者が無事に年を越せるのはひとえに偉大なる総理大臣閣下のリーダー湿布と決断カのおかげだとおもいます。
ところで今日はオレのブログが開設から2000日目のようです。総理のおかげではなくマンガのおかげです。




『ゴルゴ13』第508話「キャノピーからの使者」前編/さいとう・たかを
高層ホテルの最上階。異常な発汗。男は自分の汗の臭いを嗅いで驚愕し、2時間後にこのスイスを離れて南米コスタリカに向かうと、電話でジェット機と医者を一人要求する。
4か月前、ダラス-U.S.A. 彼は製薬会社からある依頼を受け、それを遂行していた。コスタリカのグアジャナ高地での生物学者の死を、ワイヤー断面に付着したニッケルの金属粉でFBIは「狙撃」だと気付くが、捜査官はあの男の機密資料を見て、父の仇を討とうとする娘を必死に思いとどまらせようとする。しかし娘は「父からのプレゼント」があると、復讐を企てた。

高熱にうなされる男がコスタリカに到着した頃、ダラスでは製薬会社の専務が最初の犠牲者となる。


『憂国のラスプーチン』第10話/佐藤優・伊藤潤二・長嶋尚志
この第10話で『国家の罠』の漫画化という枠を踏み越えて、「今」連載されている新作になったように思える。
憂木の盟友である後藤亮(りょう)が、同じく背任と偽計業務妨害の容疑で逮捕される。憂木は後藤を信じるが、検事から一方的に与えられる情報は憂木を精神的に追いつめる。30分間しか接見できない、検察官上がりの弁護士である赤川は、検察官は「事実を曲げて真実をあぶりだす」のだと語る。
第1巻、買いました。通して読んだらやはり連載を追っている時とは印象が違って、「検察」を化け物として描いたホラーとしても面白かった。

もしかしたらボク達は報道にダマされていただけで鈴木宗男せんせいはほんとうはりっぱなせいじかだったのかもしれない!(笑)
それはさておき、鈴木宗男は「お習字」を寄せて誌面や帯に出しゃばるんじゃない。『ビッグコミック』はあなたのために刊行されている雑誌ではない。オレ達「フツーの国民」のために創られている漫画雑誌だ。


以下、面白かった作品だけ羅列します。


『獣医ドリトル』カルテ76/ちくやまきよし・夏緑
里親探しの「活動」をしている母と、「自分だけの特別な犬」を愛する娘。
お互いに理解しあえて良かった。
ブラッドを愛しているけど、母の今までの努力や信念を全否定もできない。母が悪役のような損な役回りをさせられているけど、「動物愛護」はどうしても世間から叩かれてしまう。娘さんの決断と鳥取先生の機転が良かった。


『総務部総務課山口六平太』第590話/林律雄・高井研一郎
六平太が坊主頭になって出勤。総務の誰も、そのことに触れることができない。憶測が憶測を呼び、噂は会社全体に広がり、ついに社長から問いただされて六平太があっさり語った理由は「餅(もち)」!


『そばもん』第53話/山本おさむ
さらしなを打つ人が少ない青森で、灯を絶やさないようにそれを受け継いでいる若い職人。「東京のさらしなと違う」と言われて激昂して上京する。
「田舎者=声がデカい、東京者=冷たい」というステレオタイプの描写がウケた(笑)
「更級」「更科」「さらしな」というのも奥が深い。


『S-最後の警官-』episode.034/小森陽一・藤堂裕
出頭し逮捕された「神父」が自白した意外な事実。しかし世論は一度火が付けばエスカレートする一方で、「メディアの魔女狩り」が始まる。嗚呼、テレビとインターネットは恐ろしい。
これは『憂国のラスプーチン』と共通する部分が非常に多くある。世論が「この男は許せない」と言い出したら、権力も司法もその声を無視できない。無責任だが絶大な力を持つ「世論」という物が本当は一番恐ろしいのかもしれない。


『華中華(ハナ・チャイナ)』第105話/西ゆうじ・ひきの真二
元旦に、強制ではなく自主参加でマダムの家でのお年始会に行く満点大飯店の従業員。一晩中、飲んで騒いで、ハナちゃんはその足で上海亭へ。そして店に材料がない元日でも親子連れのために300円で見事なチャーハンを作ってくれる。
ところが「だけど華子さんが作ってるってのは、誰にも内緒なんだぞ。」という親子の会話を有田元店長に聞かれてしまう。


『神様のカルテ』第9話/石川サブロウ・夏川草介
これは泣けた。安曇さんの容態急変と、治療をやめる決断をする一止、遺言のような約束を守るために荷物を整理すると出てきた手紙。
「病いの人にとってもっともつらいことは、孤独であることです。先生はその孤独を私から取り除いてくださいました。」
原作がベストセラーになったのにもうなずける。


『江戸の検屍官』第4話/高瀬理恵・川田弥一郎
解決編。なかなか読み応えがありました。DNA鑑定はおろか、「写真を撮るためのカメラ」すらなかった江戸時代に、真犯人を突き止めた同心の北沢の頭脳と、お月の「人相描」の力に感服。


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はんまんぽ

2010-12-26 | daily
 
僕はひ弱なので一日一万歩なんてとても歩けません。
本屋に行って店内をぐるっと巡って帰宅して5301歩、半万歩です。一日半万歩、二日で一万歩です。
「ポイントカードはお持ちですか?」と毎回のように語りかけてくる店員さんに屈してとうとうポイントカードを作ってしまいました。

来年の一月はおそらくこんな感じ。

1/6
井上智徳『COPPELION』第9巻/580円

1/14
佐藤秀峰『特攻の島』第2巻/620円

1/19
草凪みずほ『暁のヨナ』第4巻/420円
高屋奈月『星は歌う』第10巻/420円

1/22
聖悠紀『超人ロック 嗤う男』第2巻/620円

1/25
高野苺『夢みる太陽』第8巻/420円

1/25
横山光輝『カラー版鉄人28号限定版BOX 1』/10,500円
(これすごく欲しいけど高くて買えないよ!)

1/28
水無月すう『豪デレ美少女 凪原そら』第1巻/580円


通販にばかり依存しないで地元の小売店でも積極的に漫画を買うようになった2010年です。
ただし、「歩けば健康になる」というのは何の医学的根拠もないデマカセなので注意が必要です。
その証拠に、どっかのバカな漫画好き(36歳・男)が風邪を引いている時(11月中旬)に「歩けば健康になるはずだ」と信じ込んで、本屋まで寒空の下を往復(コミックス3冊購入)して余計に風邪をこじらせたことがあります。少なくとも風邪の時に歩くのは明らかに健康を害します。


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『爛爛』/いくえみ綾

2010-12-25 | 少女漫画
 
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いくえみ綾さんが別マで隔月で連載した漫画です。
一冊にまとまった単行本を購入した動機の一つが、デラマ2009年1月号掲載の『今日はまっすぐ帰らない』がオールカラーで採録されているからという物ですが、本編も通して読むとかなり味わい深く、面白かった。

野々花(ののはな)町一丁目に暮らす、14歳の双子の姉妹、あずきとちまきの隣にある日突然、高校一年生の州浜琥珀(すはまこはく)が引っ越してくる。イトコの有平(あるへい)が「あず」「ちんま」と呼ぶこの双子は学校に通っていない。あずきはちまきとパパとママと有平以外の人にさわることができず、ちまきは人前で帽子をぬぐことができない。
その双子の秘密を知り、その能力故に「集団での生活」ができない彼女たちを守ってきた有平。その有平より容姿が優れ、「王子様」の座を脅かす琥珀の存在。有平は男でありながら女偏が付く「嫉妬」という感情を覚える。
琥珀もまた普通ではなく、自分に言い寄ってくる女性の情念を、飼っている猫に吸い取らせて「消去」していた。

「どうしていやだとか思える? だって俺たち 仲間だよきっと すばらしい」と言ってくれた琥珀。
ところが有平は、琥珀に情念を吸い取られたことにより「感情のないロボット」になってしまった女たちを見て、琥珀はやばいと早とちりしてしまう。

じゃあ一体 どうすれば---

それを聞いて双子は、琥珀を「私たちの一番楽しい遊び」に招待する。空を飛ぶと命の重さが実感できる。泣きながら琥珀を問い詰め、一度は手を離す決心をするちまき。
そして空の上で最後まできちんと説明してくれた琥珀の言葉で、あずきはようやく笑顔を見せる。
「わかった やめる 泣いてくれた2人のために ありがとう」


第1話扉&カラー(『別冊 マーガレット』2009年5月号)




第2話カラー扉(7月号)



お薦め度:★★★★☆
通して読んだら面白かった!
そしてこの漫画を購入したもう一つの動機が、この2冊同時刊行の児童文学の存在です。(買うかどうか迷っているので図書館に予約してある)。

「いくえみ綾」という漫画家が、児童文学の表紙をも手掛ける存在であるという事実を踏まえてこの『爛爛』を読むと、違った楽しみがあるような気がします。

『今日はまっすぐ帰らない』は、デラックスマーガレット掲載時のほうがカラーの印刷が綺麗でした。


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【検索用】爛爛 いくえみ綾 1
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『シドニアの騎士』第4巻/弐瓶勉

2010-12-24 | 青年漫画
 
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俺……こんなうまい食べ物がたくさんあって
大勢の人たちが幸せに暮らしているシドニアがすごく好きです
昔いたそんな偉い人みたいになれる自信は全然ないですが
シドニアを守る為に俺にできることがあるならなんだってします!



「こすヨメ'11(イレブン)」への投票記事を補足する内容の記事になるけど、サイコーにカッコイイ、興奮するマンガだ。
ロボットが宇宙で戦うマンガってサイコーにカッコイイよね!という、理屈抜きの、どこまでもどこまでも無邪気な「男の子の悦び」を、圧倒的な表現力を以て描いている傑作だ。
そういう意味では青年向けの漫画雑誌である『アフタヌーン』に連載されているけど、小学生の男の子が、内容の全ては理解できなくても、先(ま)ず読むべき漫画だ。


継衛(ツグモリ)がカビザシを装備し、谷風長道(たにかぜながて)が槍手(そうしゅ)を務めると突然決まって出撃する衛人隊。指令補佐官となった緑川纈(ゆはた)が消耗ゼロで叩き落としてと指示を出す。その少し前に、正規操縦士になったイザナに「俺たちの時間はゼロじゃない!!」と、その手を掴んで語った長道。

浸食が大きすぎると減速を命じられた〇八七番機と誤認された機影の正体がガウナだと判明する。こいつは紅天蛾(ベニスズメ)だと声を荒らげる纈。艦長は全班に侵入者の迎撃を命じるが、追い詰めたガウナはことごとくダミーで、ハッチの前のイザナ機が浸食を受ける。戻るなと命じられた長道が、「ヒロキだけができた技」でガウナを行動不能にする。

谷風長道を英雄の再来だと確信する小林艦長。遅刻を咎められた長道は、しどろもどろになりながらも、全力を尽くすと艦長に誓う。
「だっ だだだ だって俺はシドニアの騎士ですからっ!!」

右腕と左足を失ったイザナは祖母の薦めで機械式を選択する。かつて斎藤ヒロキと共にいたが今は船員会に発言できないヒ山ララァは、長道を全戦闘出撃させている小林艦長の、不死の船員会以外の船員が不死者であってはならないという船員会と、長道の保護者との間で板挟みになっている葛藤を知る。
十万人の非武装主義者たちの降船が決まり、「降ろしの儀」を前に百年前と同じ嫌な感覚を思い出すララァ。落合の補助脳の制限が解除される。

長道を連れて「ガイドブックには載ってない穴場」を巡るデートをする纈とイザナ、「重力館の女将 田中」として一般船員にまぎれていた小林艦長。MSCF(最厳重警備隔離施設)に迷いこんだ三人の中で纈とイザナだけが、そこである物と人々とを見てしまう前に眠らされる。
十年前に再始動した計画、職人を使わない岐神開発ではなく、東亜重工の技術で開発されている新兵器。長道をテストパイロットとしての非公開実機試験のさなか、衛人を出撃させても間に合わない座標にガウナが出現する。艦長は谷風長道の出撃を許可し、新兵器の情報の解禁を命じる。

射程外のガウナを長道が放った二弾目が撃破し、船内から歓声が沸き起こる。
ロボットが己の全長よりも圧倒的に長い砲身の火器から弾を発射する姿は、「理屈抜き」にカッコイイ。
「戦争ごっこ」をして遊んだ少年時代の興奮を見事に再現したシーンだ。カッコイイ物はそれだけで大きな価値がある。

そして長道が、一度自分を陥れた岐神(くなと)の家を訪れ、海苔夫(のりお)に対してクサすぎるセリフを吐く。
口下手で、しどろもどろで、言いたいことが上手く言えないが、正直で真っ直ぐな飾り気のない言葉は彼の心を打つ。
祖父の死後は地下でずっと一人で暮らしていた長道の言葉は語彙(ごい)が乏しく、その話し方は稚拙で、「知っている単語をつなげて必死に自分の意志を伝えようとする様」は、「英雄の再来」とはほど遠く、逆に途方もなく魅力的だ。

船内の居酒屋では、階下で長道を待っていた纈とイザナが、彼が同じ座標にいることに気付く。二階で酔っている長道の姿を見たイザナが義手で柱を叩いた力は梁(はり)を伝わって囲炉裡の上の鍋に作用してしまう。彼らが店内を水浸しにしていた頃、海苔夫は店に現れず、東亜重工が復活したことにより岐神の役目は墓守りだけになってしまうと、一人では開けられない扉を自らの分身と共に開けていた。


お薦め度:★★★★★

「こすヨメ'11」への投票記事内の紹介文と同じ文章をここに繰り返しておきます。
ロボットが宇宙で戦うマンガってほんとにカッコイイよね! 萌え!!
(→第3巻記事)
第2巻と第3巻の記事で言いたいことはほとんど書いてしまいましたが(第4巻は昨日読了、大コーフンだ!)、この漫画に描かれている物こそ「正統な萌え」だという私の主張をここに強く繰り返しておきます。作者はこの漫画が「萌え漫画」であることをおそらく認めないと思いますが、私にとっては間違いなく「萌え漫画」です。
「この女の子はかわいい、萌える」という発言の根底には「このメカは美しい、この兵装はカッコイイ」という美意識があり、弐瓶勉は作中で圧倒的な表現力を以て意図的に「単なる記号としての萌え」を貶(おとし)めることにより、逆説的に「本物の萌え」を読者に伝えようとしているように私には感じられます。
弐瓶勉が作中で「機械や建造物、兵装の美しさ」と「異性(あるいは中性)の美しさ」を同等に扱っているのはとても正しいことで、男の子というのは女の子を好きになるよりも先に車や飛行機を好きになります。『アフタヌーン』に連載されている作品ですが、むしろロボットや戦争ごっこが好きな男の子が小学生の内に、内容は理解できなくても最初に触れるべき漫画です。

この漫画は「凄い」ということを伝えるために、更に過去の文章も繰り返しておこうと思ったけど、第2巻の記事を読んでもらうほうが手っ取り早いでしょう。

どれだけ言葉を重ねても、『シドニアの騎士』というマンガのカッコ良さを伝えるのには限界がある。
何故なら「興奮する」「カッコイイ」というのは「理屈」じゃないからだ。



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【検索用】シドニアの騎士 弐瓶勉 4
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『こすヨメ'11(イレブン)』に投票。

2010-12-23 | 読書
 
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さあ2010年が暮れる。『このマンガが凄いから読め!(仮称)RC版・2011』…略して『こすヨメ'11(イレブン)』、今年もこの企画に参加させて頂きました。ありがとうございます。

2010年下半期のベスト10を選ぶ前に、「凄い」という視点からのマンガの上位5作を選びました。
色んな存在の信者であるオレが通りますよ。プロが選んだ本家の「すごい!」など知ったことか!(笑)

『こすヨメ'11(イレブン)』に、ブログ「アルバニトハルネ紀年図書館」(管理人: Wrlz)は、「こすヨメ」のルールに則り、以下のマンガを以下の順位で投票致します。
この5作品はどれも2010年内に最新巻が刊行されたマンガです。

1位『ベリー ダイナマイト』/中原アヤ
2位『シドニアの騎士』/弐瓶勉
3位『超人ロック ニルヴァーナ』/聖悠紀
4位『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』/安彦良和
5位『神様はじめました』/鈴木ジュリエッタ


3位の『超人ロック』に関しては、『超人ロック ニルヴァーナ』を独立した作品としてランクインさせるか、「『超人ロック』全シリーズ」(現在は完全版とMF版でほぼ全てが入手可能)を一単位としてランクインさせるかは、こすヨメ主催者に一任致します。

この投票記事をアップした本日12月23日以降に発売される予定の新刊で私が「凄い」と思うマンガに以下の作品がありますが、
12月24日に発売される
『青空エール』第6巻/河原和音
『ストロボ・エッジ』第10巻(完結)/咲坂伊緒
12月25日に発売される
『憂国のラスプーチン』第1巻/伊藤潤二・佐藤優
の3作に関しては既に連載誌で各巻に採録される予定の話を読んでいて、どれも佳作ですが、私の中での「凄い」の上位5位には入らないと早々に判断しました。

12月25日に発売される
『新クロサギ』第9巻/黒丸・夏原武
『ホムンクルス』第14巻/山本英夫
12月29日に発売される
『赤髪の白雪姫』第5巻/あきづき空太
は雑誌掲載分を未読ですが、最新刊の直前の巻までを読んでいる感触で、私にとっての「凄いマンガ」の上位5位には入らないだろうと憶測で判断しています。

ここから本文です。記事内では作者への敬称を省略しています。

1位 『ベリー ダイナマイト』/中原アヤ (第3巻、2010年5月発売、集英社)

(→第3巻記事)
この漫画は(おそらく)打ち切られた漫画です。従って大多数の読者にとっては「つまらなかった漫画」であり、完結はしていても物語には不満が残ります。
しかし「凄い」という観点から私はこの漫画を1位に推します。
この漫画のSTAGE 3(読み切りから数えて4話目)を読んだ時に私は中原アヤを「神」だと思いました。そしてこの作者の単行本を全冊(2010年現在35冊)買い揃えました。世間の評価は「『ラブ★コン』の中原先生」ですが、私にとってはあくまでもいち漫画家「中原アヤ」です。別冊マーガレット2011年1月号(2010年12月13日発売)に掲載された新作読み切り『あしたの宿題』を読み、中原アヤ完全復活!という確信も持てました。更に言ってしまえば私は中原アヤの信者です。
中原アヤは「幸せ」を描き、世の中を「肯定」するために生を受けた偉大な漫画家だ!というのが、私の持論です。
現時点での最新作(単行本未採録)は、『あしたの宿題』(別冊マーガレット2011年1月号掲載)。この読み切りは来年から連載になると私は勝手に決め付けています。(願望です)。


2位 『シドニアの騎士』/弐瓶勉 (第4巻、2010年12月発売、講談社)

ロボットが宇宙で戦うマンガってほんとにカッコイイよね! 萌え!!
(→第3巻記事)
第2巻と第3巻の記事で言いたいことはほとんど書いてしまいましたが(第4巻は昨日読了、大コーフンだ!)、この漫画に描かれている物こそ「正統な萌え」だという私の主張をここに強く繰り返しておきます。作者はこの漫画が「萌え漫画」であることをおそらく認めないと思いますが、私にとっては間違いなく「萌え漫画」です。
「この女の子はかわいい、萌える」という発言の根底には「このメカは美しい、この兵装はカッコイイ」という美意識があり、弐瓶勉は作中で圧倒的な表現力を以て意図的に「単なる記号としての萌え」を貶(おとし)めることにより、逆説的に「本物の萌え」を読者に伝えようとしているように私には感じられます。
弐瓶勉が作中で「機械や建造物、兵装の美しさ」と「異性(あるいは中性)の美しさ」を同等に扱っているのはとても正しいことで、男の子というのは女の子を好きになるよりも先に車や飛行機を好きになります。『アフタヌーン』に連載されている作品ですが、むしろロボットや戦争ごっこが好きな男の子が小学生の内に、内容は理解できなくても最初に触れるべき漫画です。
【12/24追記】第4巻の記事をアップしました。(→記事)



3位 『超人ロック』/聖悠紀 (ニルヴァーナ第4巻、2010年11月発売、少年画報社)

「こんな古いマンガがまだ続いていたのか!」と思った奴、そこに直れっ。これは21世紀の今こそ読むべきマンガだ!
さて、これは色々な意味で凄い漫画です。「『超人ロック』が掲載された雑誌は廃刊になる」というのはファンの間では有名な話ですが、私も1990年代に入ってから少なくとも2回、「『超人ロック』を読むために買っていた雑誌が休刊(つまり廃刊)になる」という経験をしています。ただしそれはあくまでも余談で、この漫画の本当の凄さというのは、「40年以上前に聖悠紀が思いつきで同人誌に描いたスーパーヒーローの漫画が時を経て人気作品となり、今、人生のベテランになった作者はこの代表作を通じて『宗教観』や『格差』などのテーマを、あくまでも娯楽として描いている」という処です。
『超人ロック ニルヴァーナ』を独立した作品としてランクインさせるか、「『超人ロック』全シリーズ」を一単位としてランクインさせるかは、こすヨメ主催者に一任致します。
作者の宗教観・正邪を描いた『ニルヴァーナ』(→第4巻記事)
「格差」をテーマに描かれた『嗤う男』(→第1巻記事)


4位 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』/安彦良和 (第21巻、2010年7月発売、角川書店)

私は「ファースト信者」と(世間で)呼ばれる種類のガンダムファンです。従って『機動戦士ガンダム』は自分にとって「教典」のような存在です。
以前書いた自分の文章(第19巻の感想)をここに繰り返しておきます。
例えば『聖書』が、何千年も前から書かれてきた複数の本で、時代と共に様々な解釈をされ書き写され、時として新たな写本が見つかりながら現代にまで伝えられてきたように、『機動戦士ガンダム』もまた30年の歴史の中でその時代その時代の価値観を反映し様々に解釈され亜流をも生んできました。『ガンダム』が『聖書』と異なる点は、1979年~1980年代に制作されたマスターは「デジタル」の恩恵を受け、VHSテープだった物がレーザーディスクとなり、DVDとなり、Blu-rayとなり、更に次世代の規格で劣化することなく「原本のまま」100年200年と受け継がれていくという処です。
上の私の文章に対しては如何なる反論も馬耳東風ですよ。だってオレは「信者」なんだから!
そして第21巻は、ア・バオア・クー戦での戦力比を完全に塗り替えた(=これは安彦良和でなければ描くことが許されないストーリーだ)本編と共に、後書きも凄かった。安彦良和がこれほどまでにガンダムを「愛して」くれていたと分かり、本当に嬉しい気持ちで一杯です。この漫画は「ファーストガンダムの新解釈」という枠を超えて、安彦良和の「ガンダムに対する愛」を描いています。
新聞の切り抜き(クリックで拡大されます)。



5位 『神様はじめました』/鈴木ジュリエッタ (第8巻、2010年12月発売、白泉社)

(→第8巻記事)
「信者」だの「神」だの不穏な言葉が続いた1位~4位ですが、5位は「女子高生が神様になってしまう漫画」です。狙ったような形になってしまいましたが、ただひたすらこの漫画が大好きで、大勢の人に読んでほしいという思いから票を入れました。
本屋で見かける度に、「もっとたくさん積んでおけよ!」と心の中で叫んでしまいます。
帰る家をなくした女の子が参拝者の減った神社の神様になり、力を付けながら本物の神様に近付いていき、やがて人ではない者達にとって彼女自身が「帰る場所」という大きな存在になるお話だ、と書けば面白さが伝わりますか?
高尾滋の連載が隔号掲載になっている今、『花とゆめ』の発行部数上位を支えているのはこのマンガに違いない!


「要するに『信者』だからこういう投票をしたんだろ?」と言われればその通りです。「凄い」というのは「究極の主観」なので、このセレクトは言うまでもなく私の主観です。「漫画を読む」と言った場合の「読む」は「愛する」の同義語でもあるので、自然と「信者」にならざるを得ません。


ここからは余談です。

『ゴルゴ13』/さいとう・たかを (第159巻、2010年12月発売)

信者のくせにこれをランクインさせていない。「常に凄い漫画」を投票しても面白くないだろうという気持ちが働いたようです。しかし第505話『標的は陽気な悪魔』(ビッグコミック2010年17号~18号掲載、単行本未採録)は本当に「凄かった」。


『花と悪魔』/音久無 (第9巻、2010年12月発売)

この漫画は最終話を掲載誌(花とゆめ2010年24号)で読み、最終巻となる第10巻の刊行を待っています。


『境界のRINNE』/高橋留美子 (第6巻、2010年12月発売)

「凄い」という言葉が私の中でしっくりきません。高橋留美子という漫画家が、雑誌の読者コーナーの常連になったり同人誌活動を始めたりといった10代の頃に形作られた、「オタクである自分」の「原点」に近い所にいる存在なのでしょう。
今になって「オレって本当にオタクなのかなあ?」と自信をなくすことが時としてありますが、「周囲を巻き添えにして『らんま1/2』に熱狂していた高校生の自分はきちんとオタクだったじゃないか」と思い出すと、なんとなく自信を取り戻せます。


『ちはやふる』/末次由紀 (第11巻、2010年12月発売)

「本家」で上位らしいので、凄く面白いし大好きだけど、「こすヨメ」に投票する必要はないと判断しました。
負けたけど「楽しかったねぇ」と言った千早と部員達には泣けた。「読まれた瞬間に千年まえとつながる」には鳥肌立った。日本語は美しい言語だ!


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2010年はこんなコト書きました。

2010-12-22 | Weblog
 
年賀状を投函したので2010年にやるべき事は全てやった。
もう何もしなくていいんだ!(笑)

オレが歩く時の自分ルール。
1. 「0」にリセットした万歩計は玄関を出る時にベルトに付ける。
2. 本屋の中を歩き回った距離は「ウォーキングした歩数」に算入して良い。
3. 帰宅したら靴を脱ぐ前に万歩計を外す。
4. 五千歩を超えていなくてもクヨクヨしない。

本日は全力を尽くして精一杯ダラダラしています。
この記事は棚卸しのような物です。
2010年に書いた漫画に関する記事以外の物から、10本ほど選んで過去の記事へのリンクを並べました。

日本郵票 (2010.1.26)

「電子ビール」 (2010.2.21)

「言う」と「云う」と「謂う」 (2010.3.23)

たばこが課税される理由 (2010.4.6)

郵便局が強いのは悪いことなのか? (2010.6.12)

『ザ・コーウ』 (2010.7.9)

縦書き文章の中の英数字 (2010.8.25)

喫煙と読書 (2010.9.11)

たばこ税と国防 (2010.10.2)

あそこの国々 (2010.11.28)


来年もどうぞよろしく。

さて、「こすヨメ'11(イレブン)」の5作を選ぼう。


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『オレンジ チョコレート』第5巻/山田南平

2010-12-21 | 少女漫画
 
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りっちゃん
女の子にプレゼントする時に
『お金で解決することなら簡単』なんて
投げた言いかたしたらダメなんだよ


人間ってこんなに美しい生き物だったのかと思わされる。
「姫野律は美しい」という純然たる事実その一つだけで私はどこまでも楽しめる漫画です。

日焼けを禁じられた夏に図書館で、律に勉強をみてもらうちろ。閉館前には戻るからと律が姿を消してしまい、右近と取り残されたちろが見たのは、屋外でPV撮影をしていたハル。ちろは誰なのか知らないその男と接触し、美しい男は魅力的な少女をからかいながら褒めちぎる。
戻ってきてくれた律にちろが助けを求めるようにしがみついた日の晩、これまた美しい百合さんから、HALSYONのボーカルだったハルの正体と律との関係を聞かされる。
彼が自分に惚れ込んでいるのが理由で、ハルが苦手だと答える律。一緒に仕事をするのにアリスが自分を知らないのはよくないと、うさぎの分も含めてツアーのチケットがハルから律の手に渡る。
「欲しいものを手に入れようともせずにほっとくことができないんだ」というハルの言葉を聞いて更にナーバスになる律。

女性も男性も熱狂するハルのライブ。ゲストとして登場する律はリラックスしろと言われ、これは対決だから無理と答えて舞台に立つ。女形ではない律の剣舞、彼が花魁王子だと気付く観客。
楽屋での、誇らしかったと言いながら目に涙を溜めるちろと、律とのやりとりは、ちろの存在があって律の美しさが成り立っていると語る。
「小さい頃から 俺が舞うと お前がどんどんキラキラした顔になってた 俺はそれが嬉しくて たくさん舞えるんだ」。

とうとう迎えた本番。ところがアリスが抱きついたハッターは律ではなく、律の最初の役は「女王様」だった。
左近に「いつもの 貴方のお好きなお美しい律殿でしょう?」と言われてもちろは釈然としない。
嫉妬をむき出しにした律が最後に演じたのはアリスの姉ではなく兄で、モニターを覗き込むディレクターはいい顔だと感心し、兄にする妹の顔ではないので没かなと言う。


『別冊 花とゆめ』2010年7月号表紙



お薦め度:★★★★☆
とにかく「美しい」。物語(ストーリー)の展開が面白くなければ漫画として評価されない傾向があるけど、「美しく生まれた男女が美しく育ち、美しく生き、美しく愛を育んでいく」という様を徹底的に美しく描いているという処に、私はこの漫画の大きな価値を見出しています。
男も女も人間ではない者も、綺麗なモノをとことん綺麗に描く作者のこだわりと、美しいモノを「なぜ美しいのか」と説得力を以て美しく描ける作者の力量の高さに心酔します。


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『花とゆめ』2011年2号

2010-12-20 | 少女漫画
 
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もうすぐ今年が終わるんですよ!


『星は歌う』第63回/高屋奈月
あの別れから数年後。今も千広を待ち続けているサクヤ。聖は母を介護するようになる。
意地なのか、待つ自分に酔っているだけなのかはサクヤにも分からないが、今はあの時「ずっと好きだったら どうしよう」と泣いた自分に、「…どうしようか」と穏やかな心で答えられる。
まだ描かれていない(描かないのかもしれない)あの後の数年間だけど、少なくともサクヤと聖と奏の三人は可哀想でもなく、「恥じない」生き方をしてきたのだと思われる。それでも消えない記憶はサクヤの中に鮮明に残っている。
「子ども」ではなくなったサクヤの前に現れた女性と、彼女はどう向き合うことができるのか。かつて「顔も見たくない人間(ひと)」(16号)と言ったほどの女性からの問いにサクヤはどう答え、相手はサクヤに何を告げるのか。名作として完結するか否かの瀬戸際だ。目が離せない。


『月刊なかとば』/山口舞子
勿体ないから飲んでやらなくもないけど!!


『声優かっ!』voice.32/南マキ
姫の機転でダンスの課題をクリア。謝ってくれ、お礼を言ってくれた久遠千里に、これからもこうやって話し、「千里」「姫」と呼びあおうと語りかける姫、慌てふためいて拒絶してしまう千里。
「あいつと同じセリフ吐いてやるわ!!」とそれをバネにしようとする姫に、山田Pが新たな仕事をくれる。何だってやると意欲満々の姫は、聴かされたドラマCDの内容に赤面してしまう。どんな役なんだっ?


『スキップ・ビート!』ACT.168/仲村佳樹
マウイ、オムライス!怪物を!やっつける!
しかし!敦賀さんにはそうしなくてはならない深い深ーい理由があるようだ(笑)


『今日も明日も。』Step.48/絵夢羅
本人のままサイン会に臨む「桃瀬稜先生」。整理券をもらって集まった200人は作者が男だったことも受け入れ喜んでくれ、数人目に自分も名前を入れてくれと、会場に稜の実の母が現れる。
嫌がられるとわかっていてそれでも来てくれたのはすごい事だというちかの言葉に、稜は一度は踏み止まるが、お金を貸してくれという母の頼みに完全に見切りを付けてしまう。

諦めるの早すぎるよというちかの言葉で、この自分の習性はあの頃からだと稜は思い出す。この稜にそういう事を思い出させてくれる存在がちかなんだな。
今回のちかは稜よりも「大人」な一面を見せてくれ、「立派じゃないか!」と感心。


『LOVE SO LIFE』第37回/こうち楓
自分は「直きゅんのカノジョ」だと思い込んでいる穂乃香(ほのか)が強烈だった。それを見ても何も思わない詩春。
俺は詩春の周りに居る男がうざくて堪(たま)らないのに、詩春は俺の周りに居る女に対して「何も」…?と心中穏やかでない直。双子を連れた松永さんは直に嘘をつかれてしまうが、窓から手を振る屈託のない笑顔で気が抜けてしまう。


『俺様ティーチャー』第60回/椿いづみ
自ら望んで生徒会にいるメンバーだが、あの綾部だけは違う。北条と高坂は不思議で仕方ない。
その綾部は真冬の腕からすっぽ抜けたほうきにぶつかっただけで倒れてしまうほど弱い。由井も、身長163cmで病弱で無愛想な一年四組一番で好物コロッケの綾部麗人(あやべれいと)など知らんと敵意むき出し。
しかし、ロッカーの中から送られた殺気に気付いた真冬の元にだけ手紙が届く。
部活動の敵、生徒会の送り込んだ刺客のわけの分からん魔法のせいで黒崎真冬がケンカに負けた!!
20年前に美術部部長だったオレに言わせれば高校生の青春を謳歌する権利を脅かす敵、それが生徒会だ! 生徒会は敵だ!友達だけど敵だ!


『ラブ×テキ!-LOVE TEXT-』LESSON3/ミユキ蜜蜂
学園でただ一人、生徒会長を怖がらない小町。その中身がピーマンだらけのお弁当の渡し方も、タメ口つっけんどん。
「何でダイヤ校舎にいないのバカ!超さがしたし!じゃなくてハイ!」。
小町は、モヤモヤしてたのはお礼をしてなかったからだとスッキリ。
なんだか「元気一杯」その物で、小町が良い。


『暁のヨナ』第28話「阿波の海賊」/草凪みずほ
町の娘から聞かされた阿波(アワ)の実態、外の世界を知らないヨナも、町の賑やかさは表面だけだと気付いていた。
海賊はこの阿波一帯の領主であるクムジの船しか襲わない。

ジェハは船長を慕い、仲間がいる海賊船に居心地の良さを感じ、「お仲間の龍」の迎えを鼻で笑う。そして戦力が不足していると言う船長の言葉に、町で会った名前を知らない男を口説いてやると得意な顔をする。
雷獣さんピンチですよ!


星歌、今日あす、ヨナ。



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【検索用】花とゆめ 白泉社 201102
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欲しい

2010-12-19 | daily
 
応募しなければ当たる確率はゼロだけど、応募すれば当たる確率はゼロではない。

『となりの怪物くん』第6巻と『たいようのいえ』第2巻の帯に付いている応募券を両方貼って応募すると、コラボサイン色紙が3人に、コラボフリーペーパーが50人に当たる。


『境界のRINNE』第6巻の帯に付いている応募券でフルカラー複製原画が105名に当たる。内5名は直筆サイン入り。


「当たる確率は決してゼロではないぞ!」と念じながら投函しました(笑)



2010年に買った漫画(12月19日現在):
単行本が190冊くらい、雑誌は60冊くらい。
単行本は年末にきちんと数え直します。


オレが漫画ばかり読んでいるなんてとんでもない誤解です。漫画ばかり読んでいるように見えますが、本当は漫画ばかり読んでいるんです。


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懸賞
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『神様はじめました』第8巻/鈴木ジュリエッタ

2010-12-18 | 少女漫画
 
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巴衛は
神使でいることが辛かったりしたのかな
我慢してたりしたのかな
もし そうなら 私は
きちんと考えないといけない



奈々生の「存在の大きさ」という物が半端じゃない、神議り(かむはかり)を終える第8巻。
巴衛と奈々生のラブ以前に、「桃園奈々生はみんなのものだ」という存在になっていく展開に私は大興奮しています。
この漫画の醍醐味は、恋を超越した人と人(や妖)との「絆」だ。(と私は思っています)

その中身は悪羅王である霧仁と黄泉に落ちてしまった奈々生。二人とも共に肉体は人間で腹を空かせるが、黄泉の食物に口をつけると地上へは戻れなくなる。黄泉国の主祭神イザナミに招かれ、香夜子の姿で現れたイザナミを見て、奈々生は「霧仁」という名を思い出す。

「地上へお帰り そなたは まだ神になりきれていないようだ」というイザナミの言葉にぐうの音も出ないが、引きさがるわけにはいかないと、黄泉の食物を奈々生は口にしてしまう。一方、白札に「本村屋のほかほか肉まん」と書いて貼ったキノコを霧仁が食べると、それはきちんとその味になっていた。
何百年も暗闇の中にいた悪夢にうなされていた悪羅王の前に現れた光、奈々生。そしてイザナミは人一人救えるのかという試練を奈々生に与える。駆け付けた巴衛は、神使のままでは戦神に勝てないと、大昔のミカゲの優しい言葉を思い出しながらも、虎徹に契約を解いてもらう。

大国主は奈々生の黄泉での活躍を褒めてくれるが、あれはもう神使ではないと、巴衛とは引き裂かれてしまう。
もう一度契約を結ぼうと牢に繋がれた巴衛のもとに駆け付けた奈々生は、少し考えさせてくれという答えが返ってきて、一度は泣き崩れるが、行かないでと泣きつかない以外に自分が巴衛の為にできることを見つける。



神使の契約を破棄されたのに奈々生に囚われていると混乱する巴衛に、せっかくできたご主人様を失いたくない瑞希がかけた言葉。
「それはもう ただの好きな子だよ」。

夜這いのように巴衛が契約を結びに(キスしに)きてくれたのが夢ではなかったのだと、好きな妖(ひと)がまた神使になってくれて大喜びの奈々生。その巴衛から「お前は本っ当に 俺が好きなのかッ」と怒鳴られ、理由がわからない、理解するからと大粒の涙をこぼす。
そして迎えた神議り最終日。あれはミカゲだと蝶を追い回して奈々生が着替えている所へ虫取り網を振り回しながら乱入してしまう巴衛。乙比古は、奈々生が理解し始めた「人の縁」を、もう少しだけ深く説明してくれる。

神議りを終えての宴のさなか、蝶を追いかけて奈々生がようやく出会ったミカゲは、優しい言葉をかけてくれ、人と妖の恋が禁忌である理由を教えてくれ、それでも自分と巴衛を会わせた理由を聞かせてくれる。


第四十三話カラー扉(『花とゆめ』2010年12号)


第四十六話カラー扉(16号)


『花とゆめ』2010年16号表紙




お薦め度:★★★★☆
未だ神の「初心者」である奈々生。それでも多くの者から必要とされ、その存在の大きさは増し、「みんなのもの」になっていく。
「みんなのもの」である奈々生が、巴衛ただ一人を選んでいる。その奈々生が先代のミカゲから聞かされた言葉は、
「巴衛に君を選ばせてあげたいんだ」。
「神様になる」ということが、「人の縁を理解し、それを結ぶこと」であり、過去と現在、下界と神の世界とを往き来しながら人々を繋げていく。それを「恋する女の子」がやっているというとてつもない物語に心が躍るじゃありませんかっ!


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【検索用】神様はじめました 鈴木ジュリエッタ 8
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『別冊 花とゆめ』2011年1月号

2010-12-17 | 少女漫画
 
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別花をようやく読みました。都議会ふざけんな的な記事を書くのに一日使ってしまった(笑)


『ボクを包む月の光』カチコの事情#12/日渡早紀
最初のほうを読んでいないので背景をきちんと理解していないんだけど、パメラさんとカチコの母子の絆がすごくいい。
前回の母と娘のハグにキュンとさせられてから気に入っています。


『オレンジ チョコレート』第24回/山田南平
体育祭が終わって年末。左近が、仕事が忙しくなった律のお供をしていて、ちろは右近のお守り役をさせられている。
商店街で買い物をすると「福引きケン」がもらえると知った右近が福引きに目覚めてしまう。買い物をしながら社会勉強もでき、福引きの仕組みも学べた狐は、やがて「買い物をして補助券をためて福引きをすること」自体が目的になってしまい、どんどんどんどん…金を使ってしまう(笑)
ミイラ取りがミイラになったような左近が二等のゲーム機を当てていた頃、ようやく仕事を終えた律が帰宅すると、ちろと律が別れたという噂を聞いた母は目に涙を浮かべてこれをちろちゃんに渡しなさいと言う。

来月から新作『in JACK out』前後編が掲載され、再開は4月号。
この新作の予告を見たらすごく面白そうです。


『みぞれ総合病院』/杉原涼子
貴志川先生が代筆して選外になった「ジーニアス貴志川 華麗なるメスさばきの巻」(1000枚)を読んでみたい(笑)


『執事様のお気に入り』第40話/伊沢玲・津山冬
伯王に真っすぐに向き合おうと良ちゃんがペナルティと格闘していた頃、伯王もまた今日一日を「神澤の跡継ぎ」として戦いきる。
そして良ちゃんの嘘を知った伯王は、自分の帰りを待ってくれている人の言葉を聞いて今日中に会いに行こうとする。味方をしてくれる庵に隼斗、そして姉の碧織衣さん。伯王がくれる答えなら大丈夫だと、怖れをなくした良ちゃんの前に現れる伯王。
今しかない!という絶妙のタイミングの告白だ。



『お嫁にいけない!』Step17/藤原規代
学校でもスーパーでも「嫁に来ないか」と言われてしまう悠貴。お嫁にいけないマドカは佐伯さんの言葉で自分は結婚がしたかったのではないと気付き、悠貴の前で自分に必要なものは「まさに悠貴クンのようなおヨメさん」と彼の手を握って笑顔で叫んでしまう。
それを聞いて悠貴は、眼中にないにも程があるとため息をつき、ほめたのだから自信を持てと言った自分の言葉を思い出し、明日から春休みだからと前向きな返事をする。
久賀さんに勢いで告白してしまったミカも良かった。


『ゆかりズム』第2回/潮見知佳
特に期待していなかったと言いつつも、やはり今回もすごく楽しんでしまった。
夢の中の江戸で完全に自分の過去世を思い出す紫。目の前の、自分は数馬(かずま)だと言う男の腕には真秀と同じアザがある。殺されかけた過去のせいで他人に怯える、ひとはという名の禿(かむろ)は自分にだけ懐いている。
目が覚めて現代に戻ると、紫と真秀は守られる者と守る者のような関係になり、人が怖くてたまらないと小説家である紫を学校にまで追いかけてきた少女を見て、紫は彼女が誰なのかその場で理解できてしまう。


『炎の月』MISSION.27/河惣益巳
ジェニーがかっこよくて好きだ。アーサーにも王子としての自覚が芽生えるし。


『オトメン(乙男)』第49話/菅野文
都塚さん、坂田に「あの時の女」だとばれてしまう。
銀百合を代表して絶対に負けられない飛鳥と、桜胴のために絶対に負けられないりょうちゃんの戦いが、次回で終わるの?というかオトメンっていつになったら完結すんの??
菅野文さんの新作が読みたい。


『燈港メリーローズ』第4話/都戸利津
ここで完結にしても良いというくらいの満足度です。
鉄十字と呼ばれる燈港監獄で、黄瑞利(ウォン・ソイリー)と対峙するアゼリアとカイ。聞かされた真相に、悲しむことすらできないと逆上するアゼリア。投獄されたこと以外は全てが奴の思惑通りだったのだと分かり、5日前に手を取ってくれたのがカイでよかったと安堵する。
何のために燈港に来たのか見失いかけたアゼリアが、つつじの花に絵つけされた絹を手にしてようやく涙を流した所で胸一杯。
本当にここで完結にしても充分に名作だと思うけど(ちょうど単行本一冊分だし)、3月号からの続きにやはり期待します。


『パタリロ!』/魔夜峰央
久々のタイムワー、プ。90年後のマリネラが少し分かってしまった。


燈港メリーローズ、オレチョコ、執事様。


そして山田南平さんの新作と、サカモトミクさんの新連載が楽しみなのが来月号。


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【検索用】別冊花とゆめ 白泉社 201101
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