アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『こち亀』第163巻

2009-02-04 | 読書
 
今朝買ってきました。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』第163巻。
このペースで描き続けると200巻行くんじゃないかと時々思います(笑)

一発目から笑えました。
「私の誕プレは何!?の巻」。
単に借金返済のためにバイトしてるだけの両さんを署・商店街ぐるみで「大学受験のために頑張ってる」と勘違い(笑)
昔両さん言ってましたね
「どーせおれたちゃ大学出てねーしな!」って(笑)
その使い込まれた参考書、転売目的の拾い物(笑)
センター試験に臨む学生達の間でも「こんな人も受験する! だからがんばれ!」。

「次世代開発戦争の巻」はHD DVDとBlu-ray規格競争の2008年2月時点での状況を軸に、電子媒体ネタです。
「あと3年でそのテレビ見れなくなりますよ」とセールスに来る営業さんを
「うそつけ サギだろお前は!」と追い返す両さんの親父が笑えます(笑)
2011年にアナログ放送が終了になると言う中川に
「はたしてそう…行くかな…」と疑問を投げかける両さん。

ブラウン管集団が国会前で大暴れ(笑)
薄いTVもういい! どーーーせ正面からしか見ないから薄さなんて関係ない!というのが爆笑ですよ(笑)
東京に修学旅行に来た女子高生の記念写真を両さんが一眼レフで撮ってあげるという、ちょっとホッとするエピソード付きです。
まあ例によってオチがありますが。

「エコエコダンボールの巻」。
両さんが檸檬の幼稚園の壊れた椅子の代わりに段ボールで椅子を作ってあげたら、それが両さんの大嫌いな「エコ」の発想だったという…。
東ドイツのトラバントが「紙製」のボディだったという処から中川モータースの所長を丸め込んで紙製エコカー価格25万円、販売店マージン0円というとんでも商品を開発してしまいます。

「自己分析の巻」も笑った。
自分の「頭の中」を整理して図に描くセルフアレンジメント、派出所の皆と署員がモニターに。
人生経験豊富なはずの部長の頭の中が4歳児のレモン以下、逆にだらしがないとバカにされてる両さんの頭の中は用紙に描ききれないほどという。

「書道の花道の巻」は表題作です。
檸檬&付き添いの両さんと部長が東京駅で一緒になってしまいそのまま京都の書道展へ。
手違いで部長の作品は中学生の部へ。
「わざわざ京都まで落選を聞きに来るなんて…」と両さん大笑い(笑)
金の力で早矢の写経指導を受けようとする部長のエロジジィぶりが笑えます。

「中将棋の巻」と「将棋革命の巻」は微妙に続き物です。
春の将棋の強さの秘密が昔の「中将棋(ちゅうしょうぎ)」との話を聞いた両さんはネットでその「中将棋」を検索し、駒の数に圧倒。
更に駒の多い「大将棋」「大々将棋」「天竺将棋」「摩訶大々将棋」…と次々出てきて…。
しかし本田君と遊んでみると意外と面白い。
そこで両さん自ら新しい将棋を考案してしまいます。
駒が「社長」とか「美人秘書」とか「イエスマン」とか「社員」(笑)
中川が「先輩!先輩!少年誌ですよ」と止めるのも聞かずに「この『愛人』がすごいんだ」と嬉々として駒の説明をする両さん。

「ロボット剣士の巻」の、部長からデータを取った剣道用ロボット。
両さんには異様に強いが早矢には弱い(笑)

「弁当コンテストの巻」。
食品偽装!物価高騰!…ということで署員は弁当を持参することに。
「弁当コンテスト」では婦警や男子の色んな弁当が登場します。そして一度も弁当を作ったことのない中川の寄り弁も…。フォアグラ、キャビア、フカヒレ等の高級食材を単に弁当箱に詰めて、全部混ざってゴミ(笑)
両さんの意外な一面、一ヶ月間毎日違う献立の檸檬のお弁当を作っていたという。ただし自分の弁当はどうでもいい(笑)
そしてオチは、中川の「片より弁当」(笑)

巻末の推薦文は冬目景です。
冬目景先生の描く麗子と纏が可愛い~♪

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Jing*3)
2009-02-04 21:15:36
えっ、冬目先生のコメント付きなんですか!?
地方在住が悩ましい…今日本屋行ったけど売ってなかったのですOTL
返信する
巻末コメント (Wrlz)
2009-02-04 21:51:00
>Jing*3様

そうそう、巻末コメント冬目景先生。
2コマ漫画もありますよ。
冬目景先生の、万年筆ペン入れの。
返信する

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