楽天ブックスに在庫がなかった！
amazonにも新品の在庫がなかった！
仕方なくamzonユーズドで状態「非常に良い」を購入。
一昨日届いてたんですがやっと読む時間ができました。
いよいよ物語の核心に迫ってきましたね。
第1巻・第2巻に関してはこちら
祖父の容態が急変し、バイオリン片手に病院に駆けつけた光也は突然の地震で何故か大正十年八月末日-三十一日にタイムスリップ！
自分の祖父である慶光(よしみつ)に間違われる光也、何故か今日に控えた見合いが嫌で本郷の家を逃げ出したことに…!?
キャラの愛称がチェスの駒。
光也は「ナイト」、仁は「キング」、亜伊子は「ビショップ」、百合子は「クイーン」…。
関東大震災
第二次世界大戦
人が沢山死ぬ時代だと
慶が言った
その言葉が
耳から離れない
ここは
映画の中じゃない
ドラマの中じゃないのに
まず第12話に登場するはずだった、大正10年に取り壊されている服部時計店の時計塔ですが、時計図案の切手をコレクションしている私はついつい気になってしまいます(笑)
これはmyコレクションの中からアルバニアの時計塔切手
"この二人を知らないか？"
_そう訊いてきたのは最近銀座に開いた喫茶店(カフェー)「金星」の店主。
実は光也=慶光=「みつ」と仁の級友がその店の女給・節に一目惚れしてしまい、
「うちの店主にチェスで勝てたらね！」と云う条件ついでに訪ねてみるとなんとその店主が光也と同じく平成からタイムスリップしてきた従兄の慶(けい)。
本当に過去に跳んで来た同士なのか確認するのにイノキは笑える(笑)
(力道山が朝鮮出身なので北朝鮮から切手が出てます)
光也の食いたい物「みどりのた●き」も笑った(笑)
「みつ」にご執心の仁(「少年愛」までは行かない、ちょっと深めの友情みたいな感情ですね)は自分を階下に残して上で仲良く語ってる光也と慶が面白くない。
でもとても重要な話_
この大正時代で光也が祖父の慶光に成り代わっているとしたら…
…本物の「慶光」は何処に行ったんだ？
また、自分を慕う節の気持ちにはとうに気付いている慶、
「…この時代の人間を愛するには覚悟がいる」
大正12年に関東大震災、その後第二次世界大戦_
「この国は一度滅びる」
「未来」を変えてはいけないのだろうか_
だがそれなら自分達がこの時代に跳ばされてきた意味は？
チェスの負けの代償として
「この店の常連となることを命じましょう！」
ってなんかいいですね(^^)
だが慶の言葉が耳から離れない光也
感じられる温もりが 嘘ではない ということ
「オレの どんな力が お前を救うのか」
第4巻、亜伊子は学校行ってないんですね。
仁と同じく伊太利亜系故に
「異人ってクサイんだって…」
と辛い目に遭ってきたんですね。
天神様のお祭りに連れて行って
「よかったら一緒に遊びませんか？」
このシーン好きだなぁ。
そして国見の隼人は百合子(クイーン)の初恋の相手。
絵を習い始めて百合子を毎週描きに来る隼人に「一等大事」なリボンをあげるエピソード、そして「決して死に滅びはしない鳥を贈ろう」、との約束通り、紙細工の鳥が英国から船便で届きます。
当時まだ国際間の「航空郵便」の制度はなく、UPU(万国郵便連合)加盟国間の船便で、日本からだと大正10年末まで書状20グラムまで10銭+20gごとに6銭追加、大正11年1月1日から20グラムまで20銭+20gごとに10銭追加でした。
隼人「だからね百合子 いつまでも意地を張っていないで 嫁き遅れになる前に 俺のところへ お嫁に来なさい」
って(笑)
でも隼人はちゃんと百合子を大切に思ってます。
私は高尾さんの描く、想いを伝えることに関して「不器用」なキャラがとても好きです。
第3巻の表紙にもなってるけど慶がくわえてる煙管が妙にいいですね。
日本にたばこが伝来したのは16世紀ですが、最初に南蛮人が吸っていたのは葉巻でした。
しかしたばこ自身の値段が高いと云う事情もあり、日本では独自の「刻みたばこ」と云う文化が浸透しました。
上のリンクのツゲは老舗の喫煙具メーカーです。
「お前には未来を変える恐怖ってやつはないのか 光也」
「慶光」のことが大切でたまらない仁、いたたまれなく、
「わかる
お前は『光也』だよ
でも その肉体(なか)にみつが…
慶光が 隠れている」
仁にもう友情を感じてしまっている光也、祖父の望みとは関係なく自分の意志で仁を助けたくなった
祖父ちゃんは自分の手で こいつを助けたかったんだろう
その気持ちが もう わかるんだ
「お前が 慶光でないのなら
どうして同じ顔をしてる
同じ声で
僕を呼ぶな
慶光が消えて
同時にお前が現れた
それは何故だ？
お前のせいで慶光は消えたのか？
返せよ
慶光を
僕に返せ！」
読んでて辛いですね。
光也が別荘荒らしから仁を助けてやる処で第4巻は途切れてます。
「…言えねぇことはあってもさ…
オレ お前にウソついたことは 一度もねぇよ」
第5巻～の在庫はあります。
amazonにも新品の在庫がなかった！
仕方なくamzonユーズドで状態「非常に良い」を購入。
一昨日届いてたんですがやっと読む時間ができました。
いよいよ物語の核心に迫ってきましたね。
第1巻・第2巻に関してはこちら
祖父の容態が急変し、バイオリン片手に病院に駆けつけた光也は突然の地震で何故か大正十年八月末日-三十一日にタイムスリップ！
自分の祖父である慶光(よしみつ)に間違われる光也、何故か今日に控えた見合いが嫌で本郷の家を逃げ出したことに…!?
キャラの愛称がチェスの駒。
光也は「ナイト」、仁は「キング」、亜伊子は「ビショップ」、百合子は「クイーン」…。
第二次世界大戦
人が沢山死ぬ時代だと
慶が言った
その言葉が
耳から離れない
ここは
映画の中じゃない
ドラマの中じゃないのに
まず第12話に登場するはずだった、大正10年に取り壊されている服部時計店の時計塔ですが、時計図案の切手をコレクションしている私はついつい気になってしまいます(笑)
これはmyコレクションの中からアルバニアの時計塔切手
"この二人を知らないか？"
_そう訊いてきたのは最近銀座に開いた喫茶店(カフェー)「金星」の店主。
実は光也=慶光=「みつ」と仁の級友がその店の女給・節に一目惚れしてしまい、
「うちの店主にチェスで勝てたらね！」と云う条件ついでに訪ねてみるとなんとその店主が光也と同じく平成からタイムスリップしてきた従兄の慶(けい)。
本当に過去に跳んで来た同士なのか確認するのにイノキは笑える(笑)
(力道山が朝鮮出身なので北朝鮮から切手が出てます)
光也の食いたい物「みどりのた●き」も笑った(笑)
「みつ」にご執心の仁(「少年愛」までは行かない、ちょっと深めの友情みたいな感情ですね)は自分を階下に残して上で仲良く語ってる光也と慶が面白くない。
でもとても重要な話_
この大正時代で光也が祖父の慶光に成り代わっているとしたら…
…本物の「慶光」は何処に行ったんだ？
また、自分を慕う節の気持ちにはとうに気付いている慶、
「…この時代の人間を愛するには覚悟がいる」
大正12年に関東大震災、その後第二次世界大戦_
「この国は一度滅びる」
「未来」を変えてはいけないのだろうか_
だがそれなら自分達がこの時代に跳ばされてきた意味は？
チェスの負けの代償として
「この店の常連となることを命じましょう！」
ってなんかいいですね(^^)
だが慶の言葉が耳から離れない光也
感じられる温もりが 嘘ではない ということ
「オレの どんな力が お前を救うのか」
第4巻、亜伊子は学校行ってないんですね。
仁と同じく伊太利亜系故に
「異人ってクサイんだって…」
と辛い目に遭ってきたんですね。
天神様のお祭りに連れて行って
「よかったら一緒に遊びませんか？」
このシーン好きだなぁ。
そして国見の隼人は百合子(クイーン)の初恋の相手。
絵を習い始めて百合子を毎週描きに来る隼人に「一等大事」なリボンをあげるエピソード、そして「決して死に滅びはしない鳥を贈ろう」、との約束通り、紙細工の鳥が英国から船便で届きます。
当時まだ国際間の「航空郵便」の制度はなく、UPU(万国郵便連合)加盟国間の船便で、日本からだと大正10年末まで書状20グラムまで10銭+20gごとに6銭追加、大正11年1月1日から20グラムまで20銭+20gごとに10銭追加でした。
隼人「だからね百合子 いつまでも意地を張っていないで 嫁き遅れになる前に 俺のところへ お嫁に来なさい」
って(笑)
でも隼人はちゃんと百合子を大切に思ってます。
私は高尾さんの描く、想いを伝えることに関して「不器用」なキャラがとても好きです。
第3巻の表紙にもなってるけど慶がくわえてる煙管が妙にいいですね。
日本にたばこが伝来したのは16世紀ですが、最初に南蛮人が吸っていたのは葉巻でした。
しかしたばこ自身の値段が高いと云う事情もあり、日本では独自の「刻みたばこ」と云う文化が浸透しました。
上のリンクのツゲは老舗の喫煙具メーカーです。
「お前には未来を変える恐怖ってやつはないのか 光也」
「慶光」のことが大切でたまらない仁、いたたまれなく、
「わかる
お前は『光也』だよ
でも その肉体(なか)にみつが…
慶光が 隠れている」
仁にもう友情を感じてしまっている光也、祖父の望みとは関係なく自分の意志で仁を助けたくなった
祖父ちゃんは自分の手で こいつを助けたかったんだろう
その気持ちが もう わかるんだ
「お前が 慶光でないのなら
どうして同じ顔をしてる
同じ声で
僕を呼ぶな
慶光が消えて
同時にお前が現れた
それは何故だ？
お前のせいで慶光は消えたのか？
返せよ
慶光を
僕に返せ！」
読んでて辛いですね。
光也が別荘荒らしから仁を助けてやる処で第4巻は途切れてます。
「…言えねぇことはあってもさ…
オレ お前にウソついたことは 一度もねぇよ」
第5巻～の在庫はあります。
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