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四天王

2012-10-05 | 少女漫画

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 一時期、といっても私はその時代に生まれていないけれど、いくつかのロックバンドが「プログレ四天王」と呼ばれていたことがあった。
 ELP、キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、イエス。どういう基準でこの四つのバンドが選ばれたのか、その経緯を私は知らないけれど、「どれを聞けば良いのか分からない」という時期に、「この四つのバンドはすごいから、ここから聞き始めなさい」というのは、音楽の初心者だった私にとっては「参考になる情報」だった。

 別マの中から四天王を選べと言われたら、私は真っ先に中原アヤの名が浮かぶ。そしてそのポジションは、四天王の中の「イエス」の位置だ。
 音楽を聴き始めたばかりの頃、私はピンク・フロイドやキング・キリムゾンは、なんだか分かりにくくて難しくて、少し苦手だった。ELPは、派手でカッコ良くて、別マで言えば、河原和音のような存在だったと思う。そして、理屈抜きで大好きなのが、「イエス」だ。

 イエスの音楽は、どれも分かりやすくて楽しくて、難しいことを考えなくても楽しめた。だから私は、イエスのアルバムだけは、全て持っている(レコードではなくCDで)。他のバンドは、気に入った(あるいは「自分にも理解できる」)アルバムを何枚か買っただけだけど、イエスのアルバムは、全て買った。

 中原アヤの新刊として『ラブ★コンTWO』が出たという最近の出来事は、イエスが『Talk』を発表した時期を彷彿(ほうふつ)とさせる。
 あの頃、メディアは「イエスが『危機』の続編を発表!!」などと煽っていたけれど、バンドの真意は別の所にあった。
 プロデュース側が「今の客は、"Close to the Edge"みたいな曲を望んでいるんですよ」と持ちかけ、イエスは「なら俺たちはこういうアルバムを創ります」と応えた。その結果が「Talk」だったのだと思う。
 別マの編集部も同様に、「今の読者は、『ラブ★コン』の続編を望んでいるんですよ」と持ちかけたのかもしれない。そして中原アヤは、イエスが『Talk』をレコーディングした時のような気持ちで、『ラブ★コンTWO』を描きあげたのかもしれない。

 『Talk』は、名盤である。


お薦め度:★★★★☆


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