日本の稲作を題材にしたドキュメンタリー映画である。パウロ・ワトキンズ監督作、スポンサーはクリムゾンピース。
茨城県の田園を、一年間を通して主に盗撮によって撮影した、稲作の残虐性を世界に訴えかける衝撃作だ。
プロローグ。
まだ生まれて間もない、幼い苗たちはストレスで参っていた。人間達の手によってむりやり発芽させられていたのだ。だが、苗たちにとってこれは悲劇の序章に過ぎなかった。
発芽した苗たちは、ビニールで出来た密室に連行され、降り注ぐ太陽の下、大量の光と想像を絶する高温に晒される。幼い苗たちは、言葉を持たず、苦痛を伝える術を知らない。
やがて拷問が始まる。生育した苗たちは、有無を言わさず「taueki」と呼ばれる車輛に積まれる。まるでナチスによって移送されるユダヤ人のように…。
到着した場所は「suiden」と呼ばれる、屋根が無く、足下は水浸しの、泥まみれの住処であった。ここに強制移住させられた苗たちを待ち受けている運命はただ一つ--「死」である。
初夏になると、病気の予防だと言って苗たちに強引に薬が撒かれることもあった。苗たちは当然、自分達が何の薬を与えられているのか分からない。
投薬はその後も続いた。栄養剤だと告げられて得体の知れない物質を投与されることもあった。
そして屋根の無い住処を何日にも渡って降雨が襲う、前半のクライマックスである。
人間達は、苦しむ稲を見て喜んでいた。口々に「コーウだ」「コーウだ」と言いながら。水責めに遭っている犠牲者を見て喜ぶ日本人。「コーウ」とは、日本語の呪いの言葉なのだろうか…。
主演女優が田んぼを見て泣き崩れる。そしてカメラを持つ手が震える。
そう、撮影をするカメラマンも慟哭していたのだ。
だが、稲たちはまだ死ぬことは許されなかった。酷暑の夏を生き抜いた彼らの住処に、刃物を手にした人間達が踏み込んできた。地面と同化した足を、鋭利な鎌で切断される犠牲者達。断末魔の悲鳴が副音声として挿入される。
そして彼らは一列に並ばされ、ある部屋へ入るように命じられる。ナチスの造った「シャワー室」とはこのような物だったのだろうか…。死の行進が始まる…。
部屋にすし詰めにされた彼らに、乾燥した風が容赦なく吹き付けられる。全員が、そう、全員が、乾き死にしていった。
この日一日で、40万8000以上もの尊い命が奪われた。生き残ったのはほんの一握りである。
人間達は最初から殺す目的で、彼らを育てていたのである。
エピローグ。
残虐な人間達は、信じられないことに殺した死体を加工して食べていた。ここで撮影された虐殺は氷山の一角に過ぎない。50万、60万もの命を奪う施設が、日本という国には2万Km2 あるとも3万Km2 あるとも言われている。
日本人は、米食は自分達の「食文化」であり、何千年も昔からお米を食べてきたと主張する。だが、映画の中で稲作の正当性を主張していたAkamatsuという大臣は、撮影終了後に辞任した。
この映画を見て「真実」にどうか、気付いてほしい。オレは見てないけど。
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この記事は嘘です! |
日本鬼子は実に88もの卑劣極まりない残虐行為をするんですね、稲を食べるという非文化的な行為のために。
あと、暑中見舞いありがとうございました。
オレの通っていた高校の周りは見渡す限りの豊かな水田でした。オレは3年間、通学の度にお米が殺されるところを見て、とてもつらい気持ちになりました。
白いご飯を食べるなんて信じられません。
オレはそんな残酷なことはできないので発芽玄米を食べてます。