アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

「別冊 花とゆめ」6月号

2009-04-28 | 読書
 


まだ4月なのに6月号、というのは毎月のことで、頭から順番に読んでいったんですが、『愛のもとに集え』! 今月号で一番良かった!
「2ヶ月も休みやがって!やっと再開かよ!」という不満(?)も吹き飛ぶほど最高の新展開だったVOL13.
愛さんのキス未遂事件、夢路のニセ告白、少しざわざわしながらも平穏な日々が一本の電話で急変。一次審査を通過していた愛さんの小説が新人賞受賞! 一番上の賞ではないけど、本が出ます。愛さんが小説家目指しているのを知っていたのは勇気だけだったので、何もかも初耳すぎて仲間はずれの気分の夢路。
本が出る前に白馬文芸の人が「愛☆永遠に…」にやってきて、赤の他人の女の子を下宿させてると知られ早速釘を刺されてしまいます。
「私達はこれから兎澤さんを売り出そうと思ってるんです 余計な噂話が立ったりするのは避けたいんですよ」「くれぐれも間違いのないようにお願いしますね」。
少し経って兎澤愛作『果てで見た夢』が出版されます。それは家を勘当された青年が、辿り着いた地で一人のおじいさんと出会い、一緒に暮らす中で少しずつ大事な事を学び、おじいさんの最期を看取るまでのお話。
勇気はその本を読み、おじいさんと青年のやりとりに笑って笑って笑って、最期のシーンで号泣。
大学でも『小説白馬』を毎月読んでる学生から愛さんの受賞の話は知れ渡り、本は学校の図書室にも大量入荷、本屋に積まれた本を全然知らない人達が買っていく。
愛さんのお祖母さんのことを少しだけ知っている勇気は、その小説におばあさんとの別れを乗り越えてきた愛さんの思いが込められてるのではないかと感じ、内容を思い返しては涙が溢れる。
「兎澤に泣かされたと思うと悔しいよねー!」と言うひとみちゃん始め、周囲の愛さんを見る目が百八十度変わります。愛さんの事をうだつの上がらない貧乏講師だと思っていたから余裕でいられた夢路は焦り始めます。
愛さんの受賞で、貧乏下宿での三角関係も大きく変わってしまうでしょうね。
この新展開のために2ヶ月のお休みが必要だったのか。
第3巻は5/19に出ます。1巻に4話採録されるので、第3巻にはこの手前の第12話まで採録され、この第13話が採録されるのは第4巻になります。早くも来月号が待ち遠しいです。

巻頭カラーが『オレンジ チョコレート』第5話。
りっちゃん(中味がりっちゃんで外見がちろ)が「ちろにべたべた触るな!!」と金髪生徒会長に蹴りを入れてしまってからの続き。来年度の新入生新歓パーティーで舞って欲しいとの交渉、何故か律は了承します。ちろのそばにこんな危険な奴がいると知ったりっちゃんの男の嫉妬です(笑)
「学校行事」の一環として律が舞うとなると、生徒会顧問で律の兄である鎮(しずか)よりも、ちろの姉で律のマネージャーである百合さんの方が立場が上です。「入れ替わり」に責任を感じているちろが自分も新歓会でりっちゃんと舞うと言い出しますが、百合さんは社長に相談するから勝手に話を進めるな、と。それを社長はあっさり了承。ただし言い出したのは律だから、倒れてもやらせる。鬼のようだ(笑)
第1巻が6/19に出ます。

『オトメン(乙男)』第34話。
ニセの幸花ジュエル邸にやってきた飛鳥、春日の前で編集部からの電話に出られない充太のピンチ。
春日が許せないのは「乙男」というより「正宗飛鳥」一個人だったわけですよ。幼い頃、3ヶ月間だけ飛鳥と遊び、当時女の子だと思っていた飛鳥に恋をして、10年後に凛々しい「男」として現れた飛鳥に裏切られ、愛も恋も信じられなくなった逆恨み。りょうちゃん演じる幸花ジュエルがニセモノだと見破られ、「飛鳥が演じる幸花ジュエル」に再度惚れてしまう春日。抜け出せないループにはまっちゃってんじゃないか。
充太の秘密がバレないままなので、飛鳥も騙されたまま一件落着です。城之内ミラ先生がいい仕事してくれた。でもそろそろこの作品終わって欲しいよ(笑)

『執事様のお気に入り』第26話。
双星館に潜入している不審者が捕まらないまま体育祭です。良ちゃんの祖父母や伯王の姉・碧織衣(あおい)さんもやってきてそれなりに盛り上がります。メインは伯王のハチマキを欲しがるLクラスお嬢様達の争奪戦。結局ハチマキは良ちゃんの物になるんですけどね。
仙堂が中心となって追い詰めた不審者の正体もありきたり。
「体育祭当日」で2話分引っ張られるのも嫌だけど、1話に色々詰め込みすぎです。だけど良ちゃんと伯王の絡みが少ない。難しいところです。津山さんなんとかして下さい(笑)
登場人物がカレンダー通りに進級して歳を取っていく漫画なので、現在3年生の庵と隼斗が双星館を卒業する時に何が起きるのか期待してます。

『人形宮廷楽団』Op.9.
この世界もう飽きたから終わっていいよ(笑)
「ルチル達の旅はこれからだ--第一部完」とかで。

『1+1』第18回。
めいと歌穂ちゃんの女の子同士の会話。
「それでね私ね それでもるー君のコト大好きでね だからね 今は恋人なの カラダも恋人なの」。ぶっちゃけた(笑)
「…あのさーー」
「はい?」
「やっぱその… い…痛かった?」
「… ズビっと」
「…っ るーでもそーなの!? じゃー徹なんてどーなんのよっ」
「るーでもって何ようっ」
「だってアイツ上手そうじゃんさーっ」
児童公園でする話じゃないですね(笑)

『ホス探へようこそ』第16回。
向かいの孔雀さんと不知火が客の取り合いしてると思ったらその女性、不知火の元・妻、深雪(みゆき)。
不知火がバツ3と知って、なんか武勇伝と勘違いされて尊敬の眼差し。
深雪さんがホスト遊びで作った借金を返してる不知火。それが離婚の原因だよ!
クラブ歌手になるのが夢の深雪は今日も不知火に金を借りに来る。時々彼女にだけ入る「メリー・ジェーン」のリクエスト、それが孔雀の仕掛けた罠。
「メリージェーンは君の家に」と書かれたリクエストを受け取った深雪は一目散に自宅へ、そのタイミングで孔雀から不知火へ電話。「メリージェーン」はごく一部の人間にとってマリファナのストリートネーム。駆けつけた警察に、不知火は「…ハッパ持ってんのは俺ですよ」と深雪をかばって捕まる。「でもあまり遅くならないでくれよ」と言った所長との約束が守れない!
気になるところで途切れていて来月休みです。
いつの間にか第3巻。雑誌で一度読めば満足してしまう程度なので私は買ってません(笑)


来月から藤原規代『お嫁にいけない!』の短期集中連載が始まるのでこちらも楽しみです。あの読み切りはうけた。3回連載して、最初の読み切りと併せて全4話にして一冊の単行本で出してほしいです。

マクロミルへ登録
【マクロミル】アンケート会員募集中!謝礼ポイント有

↓来月号も楽しみだ
にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 トラコミュ 漫画、マンガ、まんが、コミックへ
漫画、マンガ、まんが、コミック
にほんブログ村 トラコミュ 少女マンガへ
少女マンガ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。