お前如きが
たかが人間だというだけで
あっさりと
触るな
ああ やはり
あんな子供(ガキ)呼ぶんじゃなかった
終始ビビが不機嫌な第4巻です(笑)
トーニが地味に自分の200歳の誕生日を迎える第18話『花とトーニ』から始まります。ビビ様に唯一「小言」が言えるトーニ、約190年前の、当時10歳だったトーニが同じく10歳のビビ様の下男になった時のお話。ビビもビビで「気に食わん」「気に食わん」と言いつつも、やはり執事はトーニなんですね。
しかし今日がトーニの誕生日と知ったはなちゃんがトーニのほっぺにチュー。びきっとしてイラっとするビビのヤキモチ(笑)
谷崎生花店の桃ちゃん絡みのお話がメインです。
「これから先何を知っても はなちゃんを好きでいてくれるかい?」と言う、桃の恋を応援するフェルテン。案の定、ビビが悪魔だと桃にばれてしまいます。
クラウスが再び仕掛ける猫騒動、身体が入れ替わってしまうはなちゃんと猫。相手をするのが面倒で騙されたフリのビビ、プライドが傷つきキレてビビに襲いかかるクラウス。それを桃に見られてしまいます。「猫耳」、「羽」、(猫になっていたはずのはなちゃんが)「いる」。
写真のあの「違和感」もあってもう隠しきるのはもう無・理。
「初めてできた人間のお友達なの!」とビビに泣きすがるはなちゃん、桃の「つーか そもそも何が『悪魔と人間』だよ! うっかり騙されかけたけど俺とはなは人間同士じゃねぇか!」は良かったですね。
はなちゃんを学校に来ないかと誘う桃。
はなと桃の唇のお揃いの傷も面白くない、はなが自分よりも大切なものを見付けてしまうのではないかという不安もあってますます不機嫌なビビ。
「大丈夫だよビビ はなの一番はいつだってビビだよ」と答えるはなちゃんの花のような笑顔がたまりません。
学校に行くことになって着物選びのはなちゃん。ビビのことも菖蒲(あやめ)さんのことも好きなのに、二人が仲良しなのを見るとお腹がきゅう。あんなに嫌な態度取っちゃったのに自分に優しい菖蒲さん。「着物は長生きなの」という菖蒲さんの言葉は、まるでビビといつまでも一緒にいられるという約束を思い出させてくれるかのよう。
「ごめんなさい菖蒲さん はなやっぱり新しい着物要りません はな 菖蒲さんの着物が欲しい」
「懐かれたくもない相手に懐かれて 寧ろ辟易しているわ」と言いながらも嬉しそうな菖蒲さん。
ビビと菖蒲の出会いは第27話(「花とゆめ」7号)の回想シーンにあるんですが、「私はただビビ様に救われたこの命はビビ様の為にあろうと」と言う菖蒲さんがはなちゃんをどう思っているのか。彼女には幸せになって欲しいです。
帰宅するやいなや、「クソじじい」=魔王ルシフェルに剣で突き刺されるビビ。「ビビを救いたくばこの剣を持って我が城に来い」は、はなちゃんに自分の血をビビに飲ませに魔界に来いという意味の、第23話まで採録です。悪魔はみんな気まぐれです。
泣いてる場合じゃない
大人になろうって決めたんだ
ビビの為にはなが出来ることがあるのなら----
第5巻は2009年初夏発売予定。
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