〈川俳会〉ブログ

俳句を愛する人、この指とまれ。
四季の変遷を俳句で楽しんでいます。「吟行」もしていますよ。

熊本地震

2016年04月15日 09時30分41秒 | 川柳
地震国 忘れていたことの 警鐘か
続いてる 強い余震が 怖いもの
被災者の 方々気持ちは 不安でしょう

でも~、誰も川内原発の緊急停止が無かったことについてコメントしないな。
今頃活断層の上の原発を抱えている人々は脅威感を持っているはず。
安楽with anger
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拾い読み備忘録(88)

2016年04月14日 19時26分13秒 | 俳句
 ふとめざめたらなみだこぼれてゐた
酒を飲まず、しかも風邪の床での、ふとした目覚めのときの句だが、これにはなんの気負いもなく、自己感動もなく、しかし切実にこう言いたくて書いた、という自然な感動の流露があった。それだけに、身を切られるようにじつに哀しい。
「放浪行乞 山頭火百二十句」金子兜太著 集英社文庫 1992年
                           富翁
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ゴールデン街

2016年04月13日 14時09分50秒 | エッセイ
ゴールデン街の火災、小規模でよかったけど、新宿駅の思い出横丁も
火災に合っています。木造の古い家屋は燃えやすいので、昭和の
雰囲気は次第になくなっていくのですね。路地裏の飲み屋も風情があって
人とのつながりも密で残しておきたいものです。最近は外国人観光客が大勢来ている
ようです。歌舞伎町の風林会館のビルがテレビに写っていました。ビリヤードに
はまった学生時代を思い出しました。
先輩
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へんぺん数え歌

2016年04月13日 06時38分56秒 | 川柳
やや寒い春の日。
「や」やこしい 世間と離れて 生きている
「っ」と息を 止めても吸っても 大丈夫
「つ」い眺む 世相と足音 息をのむ
安楽
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気になる一句

2016年04月13日 06時35分48秒 | エッセイ
また正岡子規の句。
「春の夜や 妻なき男 何を読む」(明治29年)
(鑑賞)或る意味「狂おしい」春の陽炎にいる男の姿が見えて妻はいない。
死別なのか、生き別れか、独身主義なのか、とにかく一人。
読む、は本というよりは「ぽかりとした一人きり」の様子に狎れようとしている。
そんな風に読みました。

どうでしょうか。
安楽
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拾い読み備忘録(87)

2016年04月12日 17時53分31秒 | 俳句
  春浅き水を渉るや鷺一つ
「碧梧桐句集」大須賀乙字選 (財)日本近代文学館 昭和49年
                           富翁
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(席題)おしゃれ

2016年04月12日 06時18分55秒 | 戯曲
外出の 装い次第に おろそかに
年齢に 似合った服飾 難しい
安楽
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(宿題)本音

2016年04月12日 06時16分30秒 | 川柳
喚きたて あちらこちらを はしりたい
罵詈雑言 喚いてみたい 素の顔で
安楽
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宿題(本音)

2016年04月11日 18時56分39秒 | 川柳
本音では出場させたいバド選手
 富翁
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宿題「本音」

2016年04月11日 16時36分59秒 | 川柳
ボランティア交通費だけ出してくれ

席題「おしゃれ」 

止まり木で焼酎ロック一気飲み

つねお
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拾い読み備忘録(86)

2016年04月10日 16時43分50秒 | 俳句
春ひとり槍投げて槍に歩み寄る
能村登四郎
「作句歳時記 春」楠本憲吉・編著 講談社 1989年
                      富翁
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欲しいものが無い!

2016年04月10日 11時59分55秒 | 川柳
なんと最近になって気がついてしまった。大型書店の本屋を経めぐっていて、欲しい本が無い。
そこからどうした紆余迂路なのか、よくよく考えてみると「欲しいもの」が無いということに気が付いた。
ついで食べたい料理が無いということまでも。
(往復1000円をかけて、ときおり通った神田の中華料理店も行く気がしなくなった。)

うーん。

終末の 一つの階梯 かもしれぬ(?)
安楽
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気になる一句

2016年04月10日 06時34分50秒 | mini essay
また、若き日の正岡子規の作。
「書に倦みて 饅頭焼けば 雁の声」

そうそうの量の読書は疲労を心身にともなうものだ。頭をカラにするべくなにかと動作を行う、饅頭を焼いてその具合に心が没頭していく。字面の疲れがそこにはない。ふと、遠くから鳥の声が聞こえて、ますます読書の疲れをクリアにするもの。

なるほどな。文豪にも書疲れがあったんだな。
安楽
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拾い読み備忘録(85)

2016年04月09日 15時08分29秒 | 俳句
春雪の暫(しばら)く降るや海の上
前田普羅
「水原秋櫻子 近代の秀句」朝日新聞社 1986年
                    富翁
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拾い読み備忘録(84)

2016年04月08日 16時05分52秒 | 俳句
たった一人になりきって夕空
尾崎放哉
「尾崎放哉」 伊沢元美著 桜楓社 昭和48年
                   富翁
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