千三句集（７２０）

音もなく今宵何処かで落椿
　富翁

千三句集（７１９）

夢うつつ春の霞の鳥の影
　富翁

インツーザウッズ

童話には残酷シーンいっぱいだ

恥ずかしきレディーズデイに爺一人

つねお

春雨

外見てる何故か憂鬱春の雨

先輩

千三句集（７１８）

墓にコケ生えて久しき彼岸かな
　富翁

千三句集（７１７）

めでたさや卒園式の桃の花
　富翁

千三句集（７１６）

群れており暗い水面に春の鴨
　富翁

千三句集（７１５）

老残の目にはまばゆい紅椿
　富翁

外出が続きます

(日頃閉じこもりなもので、疲れてしまいました)

楽しもう　退職ライフ　安寧なり
係争ごと　絶えて久しい　羨まし
屈託の　無い日々来るか　来ないのか
安楽

千三句集（７１４）

（孫とじいじ二人ぼっち、葛西臨海公園にて）
観覧車空の回廊春の風
　富翁

スカイツリー

春空に東京の顔ビルの上

先輩

千三句集（７１３）

シャボン玉弾けて落ちて滴かな
　富翁

亀戸天神（２）

のんびりと梅見楽しむ老い仲間
うす味のラーメン今や常食に
二人前四人で分ける餅とお茶
先輩

ゆるやかな時間のなかで

(錦糸公園は広かったな)

のんびりと　歩いて過ごす　午後の刻
S先輩　元気な様子　ほっとした
K先輩　元気な滑舌　ダジャレあり
ゆるやかな　時間のなかで　憩うなり
安楽

千三句集（７１２）

自意識のない鳥の群れ春の川
　富翁