千三句集（３３５）

のどかさや碁石の音の響く夜
　富翁

紫陽花くん、こんにちは

(ブリザードを耐えた紫陽花が！)

二度目の春 備えるごとく 葉がチョコん

安楽

(早くも)桜、散る

(我が家の鉢植えの桜の花が、昨日の風雨で散ってしまいました。儚いものですな)

毎年の　桜満開　すぐに散る
暴風の　対策必要　するべきだ
安楽

千三句集（３３４）

青梅線乗り継ぎ来たり梅のどか
　富翁

奥多摩

青梅街看板倒れもうキネマ

奥多摩は魔女がいると誰が言う

奥多摩に細身で走る都営バス

つねお

吉野梅郷(吟行）

吉野郷寒さ残りて梅三分

伐採を悟りて待つか老いた梅

ほころぶは梅咲く春を待つ笑顔

先輩

千三句集（３３３）

菜の花や一輪挿しのつつましき
　富翁

吟行（吉野梅郷）

今生の別れこの春吉野梅
　富翁

うわー、梅だらけ！

(やや寒の戻りに、ビビりつつ)
紅色の 側にいますよ 白い梅
最後かも 吉野梅林 散策す
安楽with バテバテ

千三句集（３３２）

朧月遠回りして帰ろかな
　富翁

春なのに

花粉飛び春一番に目くじらを

先輩

あー無情

大切な金預けても子は別だ

つねお

白内障を治しました

(昨日虎の門病院にて)

後発白内障と言うやつらしいです。レーザで数分間で焼いてしまいました。
あらら、と世の中、クリアになりました。
右目の白濁で低下していた視力が戻り、つむっている必要がありません。快適!!
安楽

千三句集（３３１）

日が暮れて風まだ寒き偽の春
　富翁

昼の酒

理事会の後の懇親昼の酒
つまみなくても心地酔いする

たわいない話に笑う老人の
楽しみここにきわまれるなり

先輩