若き日の正岡子規。
「水うてば 犬の昼寝に とどきけり」(明治26年)
(鑑賞)夏の句ですが、打ち水したら昼寝をしていた犬をびしょぬれにしてしまった、というもの。
子規は、とどいたのは(犬の)昼寝としている。犬という具体と一緒に犬の「態」にもとどいているという総合的な視線がいいですね。
吠えているのか、食事中なのか、自分を見つめているのか・・・それをぴしゃりといいあてています。
安楽
「水うてば 犬の昼寝に とどきけり」(明治26年)
(鑑賞)夏の句ですが、打ち水したら昼寝をしていた犬をびしょぬれにしてしまった、というもの。
子規は、とどいたのは(犬の)昼寝としている。犬という具体と一緒に犬の「態」にもとどいているという総合的な視線がいいですね。
吠えているのか、食事中なのか、自分を見つめているのか・・・それをぴしゃりといいあてています。
安楽