〈川俳会〉ブログ

俳句を愛する人、この指とまれ。
四季の変遷を俳句で楽しんでいます。「吟行」もしていますよ。

子どもの頃の八月

2013年08月07日 08時46分31秒 | 俳句
京都府福知山への帰郷。父方の実家でした。
由良川の川遊び、丹後竹野、天橋立へ海水浴。
浦和に戻って夏休みの宿題をしていました。縁側から蝉の声が聞こえてきます。
早くしないと二学期がやってくる。「自由研究」も手につかない。やばい。

爺さんと 親父が飲んで いた食卓
爺さんが ひろし、将棋を やろかいな
爺さんは とても怖くて びびります
安楽

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3 コメント

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批判と鑑賞 (富翁)
2013-08-07 10:07:05
私小説的俳句。この三つの作は明らかに三つ集まって一つの世界を形成している。各句がお互いに依存しているので独立の句としては認めがたいところがある。
 俳句としては日記の一節を5・7・5にしただけという散漫な印象を受ける。この緩い感じがたまらないという人もいるかもしれないが筆者は濡れた雑巾を見ると反射的に絞りたくなる。以下のごとく改作して精神の平安を得たい。
 将棋やろ怖い爺さん目が笑う
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夏の思い出 (先輩)
2013-08-07 11:31:46
夏休み縁側将棋孫と爺
ひろしです負けてあげるのひろしです
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恐れ、炒り卵でっす (安楽)
2013-08-07 13:00:45
鬼気迫る連日の翁による批評。げに恐ろしき。しかし正鵠を打つ批評。

福知山 生糸の商人 集う街
商談の のちに遊んだ 遊郭の
苦界にて 哀れを誘う 女たち
三段池 池底沈む 遊女かな
池底に ならぶ白骨 何思う
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