京都府福知山への帰郷。父方の実家でした。
由良川の川遊び、丹後竹野、天橋立へ海水浴。
浦和に戻って夏休みの宿題をしていました。縁側から蝉の声が聞こえてきます。
早くしないと二学期がやってくる。「自由研究」も手につかない。やばい。
爺さんと 親父が飲んで いた食卓
爺さんが ひろし、将棋を やろかいな
爺さんは とても怖くて びびります
安楽
由良川の川遊び、丹後竹野、天橋立へ海水浴。
浦和に戻って夏休みの宿題をしていました。縁側から蝉の声が聞こえてきます。
早くしないと二学期がやってくる。「自由研究」も手につかない。やばい。
爺さんと 親父が飲んで いた食卓
爺さんが ひろし、将棋を やろかいな
爺さんは とても怖くて びびります
安楽
俳句としては日記の一節を5・7・5にしただけという散漫な印象を受ける。この緩い感じがたまらないという人もいるかもしれないが筆者は濡れた雑巾を見ると反射的に絞りたくなる。以下のごとく改作して精神の平安を得たい。
将棋やろ怖い爺さん目が笑う
ひろしです負けてあげるのひろしです
福知山 生糸の商人 集う街
商談の のちに遊んだ 遊郭の
苦界にて 哀れを誘う 女たち
三段池 池底沈む 遊女かな
池底に ならぶ白骨 何思う