第80回アカデミー賞授賞式で、各賞が発表された。コーエン兄弟の「ノーカントリー」が作品、監督、助演男優、脚色の主要4部門で受賞した。外国語映画賞にノミネートされていた浅野忠信さん主演の「モンゴル」は、惜しくも受賞を逃した。
■作品賞
・「ノーカントリー」
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリンほか
原作:コーマック・マッカーシー「血と暴力の国」
脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
3月15日(土)日比谷シャンテ シネ他全国ロードショー
配給:パラマウント/ショウゲート
■監督賞
・ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン「ノーカントリー」
写真右:ジョエル・コーエン/写真左:イーサン・コーエン
(C)Kevin Winter/ゲッティ イメージ
イーサン・コーエン:「さっき(※脚色賞受賞時)話したんで、追加することはもうないです(笑)。 ありがとう!」
ジョエル・コーエン:「イーサンと私は子供の頃からムービーカメラと一緒にストーリーを作ってきました。イーサンが11歳か12歳だった頃に彼はスーツとブリーフケースを手に入れて、ミネアポリス国際空港にカメラを持って行きました。そして"Henry Kissinger, Man on the Go."というシャトル外交についての映画を作りました。正直なところ、私達が今やっていることは、その頃の私達がやっていたことと、さほど変わりないのです。この賞を貰えたことを本当にたくさんの人々に感謝しています。どうもありがとうございました。」
■主演男優賞
・ダニエル・デイ=ルイス「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
(C)Barry King/wireimage.com
「ついに自分がナイトになるのにもっとも近い体験ができました。一番ハンサムな像を与えてくれたことに大変感謝しています。」
■主演女優賞
・マリオン・コティヤール「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」
(C)Todd Williamson/wireimage.com
「どうもありがとう。オリヴィエ(監督)、なんてことでしょう。あなたは私の人生を変えてくれました。アカデミー賞協会に感謝しています。なんて言ったらいいのか分かりません…。人生に、愛に感謝します。本当にありがとう。」
■助演男優賞
・ハビエル・バルデム「ノーカントリー」
(C)Jason Kempin/wireimage.com
「とても光栄です。絶対にこれができると信じてくれたコーエン兄弟に感謝したいと思います。とてもひどい髪型もしましたが、ケリー・マクドナルドとトミー・リー・ジョーンズにお礼を言います。そしてこの賞をささげます。」
■助演女優賞
・ティルダ・スウィントン「フィクサー」
(C)Jim Spellman/wireimage.com
「お誕生日おめでとう、オスカー。私にはアメリカ人のエージェントがいますが、彼はこのオスカー像に本当に似ています。頭の形から、おしりの部分までとても似ています。この賞を彼にささげたいと思います。なぜなら彼がいなければ私はアメリカにいることは絶対無かったからです。皆さん、本当に本当に感謝しています。」
■脚本賞
・「JUNO/ジュノ」
■脚色賞
・「ノーカントリー」
■撮影賞
・「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
■編集賞
・「ボーン・アルティメイタム」
■美術賞
・「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
■衣装デザイン賞
・「エリザベス:ゴールデン・エイジ」
■メイクアップ賞
・「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」
■作曲賞
・「つぐない」
■歌曲賞
・「Once ダブリンの街角で」 “Falling Slowly”
■録音賞
・「ボーン・アルティメイタム」
■音響編集賞
・「ボーン・アルティメイタム」
■視覚効果賞
・「ライラの冒険 黄金の羅針盤」
■長編アニメ映画賞
・「レミーのおいしいレストラン」
■外国語映画賞
・「ヒトラーの贋札」(製作国:オーストリア)
■長編ドキュメンタリー賞
・「『闇』へ」
■短編ドキュメンタリー賞
・「フリーヘルド(原題)」
■短編アニメ映画賞
・「ピーター&・ザ・ウルフ(原題)」
■短編実写映画賞
・「ザ・モザート・オブ・ピックポケッツ(原題)」
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- 第80回アカデミー賞速報 (映画雑談)
- 今年は記念すべき80回目というのにかなり地味な作品ばかりが ノミネートされていて、日本での公開がまだという作品が多く ちょっと盛り上がりに欠けました。 作品賞、監督賞、脚色賞 が 「ノーカントリー」と







ノミネートされていて、日本での公開がまだという作品が多く
ちょっと盛り上がりに欠けました。
作品賞、監督賞、脚色賞 が 「ノーカントリー」とコーエン兄弟の
作品が受賞してアメリカ映画としての面子を保ったというところでしょうか。
興味深かったのが「ジュノ」の脚本賞。元ストリッパーという経歴の
女性脚本家でブログがきっかけだったというからこれもいまどきの
アメリカンドリームといえるかもしれません。
長編アニメーションはブラッド・バードの「レミーのおいしいレストラン」で
私は個人的には「ペルセポリス」を押していました。日本とアメリカのアニメ
だけではないところを見せて欲しかったのですがまだまだ壁は厚いようです。
歌曲賞の「ONCE・ダブリンの街角で」の女性歌手が男性がスピーチして
出来なかったのだが、CMのあと再び登場してスピーチをしたのは
サプライズでした。いつもは時間が押しているのでこんなこと許されない
はずだが、時間があったから? それとも80回記念だから?
80回記念としてのイベント、パフォーマンスが実はあまり感じられなかった。
いつもの時間とおり終わっていたのでスケジュールは変わっていないと
思うが多分準備が行き届かなかったのではないか。
直前まで脚本家組合のストライキの影響で開催が危ぶまれていたから
準備が間に合わないところがあったように思う。
あと司会のパフォーマンスがコメディアンとしてのしゃべりはあるもの
いまひとつぱっとしなかった。
アメリカ映画のヒット作が何らかの形でノミネートされ、そこに花があったが
ココまで地味なってしまうと・・・・・。
作品はみなシネコンにはかからないような作品ばかり。
アート系の映画館に流れるような作品ばかりでその質に問題を感じる。
また最近の傾向であったアジアの作品もなくなってしまっていた。
戦争物がいろんなところでノミネートされていたのも暗く地味になった理由。
世界全体の暗さを象徴しているかのよう。
明るく楽しい、そしていい映画としてのハリウッド映画が再びノミネートされる
ことを望みます。