worldNote

世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

日本に下された罰としての民主化と平和主義

2005年10月19日 | 歴史・伝統
さて、日本は先の大戦で敗北した。そして、軍国主義者は罰された(わけだ)。では、日本は敗北と引き替えに、どのような要求を呑まされたのか。 答えは、民主化である(あと、領土をコアのオリジナル日本まで戻すこともあるが)。つまり、日本は民主化の約束を守ることが、国際的な責任なのだ。 ミリタリズムの正反対という事で、民主化と共に、平和主義が謳われる。この約束も、日本の戦後の実績が示す通りである。 日本 . . . 本文を読む

聯合ニュースの分析

2005年10月18日 | 政治
聯合ニュース(韓国の通信社)の見方…小泉首相の靖国参拝が、日本の帝国主義の朝鮮半島侵略を正当化し、韓国の独立を否認する行為ということが青瓦台をはじめとする外交関係者の根本的な認識だ。  政府は特に、周辺国の反対にもかかわらず、小泉首相が靖国神社を参拝した背景に、日本の右翼勢力による覇権主義を貫徹しようという意図が込められているとみて、こうした挑発的策動に対し、今回だけは強力なブレーキをかけなければ . . . 本文を読む

東アジアの民主化はナショナリズムの管理を可能にするか

2005年10月18日 | 政治
ナショナリズム扇動、統治正当化する中国 在米大使館・北野公使が米紙に論文 (産経新聞) - goo ニュース 9月23日のワシントン・タイムズに、在米日本大使館広報担当の北野充公使が書いた「ナショナリズムと民主主義」「東アジアでの出発点」という見出しのコラムが載った。「ナショナリズムの管理こそが将来の東アジアの安定のカギ」であるという内容らしい。非民主的な(東アジアの)政府がナショナリズムを利用 . . . 本文を読む

血の報復を警告する中央日報の社説

2005年10月18日 | 政治
秋の例大祭に合わせた小泉首相の靖国参拝(ずいぶんと略式だったが)に対して、 中央日報の社説がすごい。「個人の資格で参拝した」という釈明は聞き苦しい。「首相の靖国神社参拝は違憲」という大阪高裁の判決を意識した、理解に苦しむ弁解にすぎない。スーツ姿であれ、黙祷だけであれ、周辺国を刺激するのは同じだ。 そこは隣国を踏みにじったA級戦犯14人の位牌がある所だ。  参拝の写真を見るわれわれは非常に不快だ。 . . . 本文を読む

アメリカが北朝鮮偽ドル関連の摘発に乗り出した

2005年10月17日 | 政治
アメリカ司法当局が北朝鮮を偽ドル札(1989年頃から出回り始めたスーパーノート)製造元と断定し、7日に北アイルランドの活動家ガーランドが、英国当局によってベルファスト市内で身柄拘束された。ガーランドは5月にワシントンの連邦大陪審によって被告不在のまま起訴されている。アメリカは他に共犯6人を指名手配している。また9月15日にアメリカはマカオの銀行バンコ・デルタ・アジアをマネーロンダリングに長年関わっ . . . 本文を読む

済州島に大幅な自治権を付与

2005年10月16日 | 政治
毎日によれば、韓国で済州島に大幅な自治権を付与するという(法案は11月、施行は来年7月予定)。当然ながら外交及び安保分野を除くが、自治警察、教育自治制度、特別自治税を導入し、国の約350の業務を「特別行政機関」に移管、査証免除も大幅に拡大するという。済州島選出の国会議員は「済州島を“独立国家”のようにしたいという念願がやっと実現しそうだ。沖縄や香港、シンガポールのような国際都市にしたい」と意気込ん . . . 本文を読む

全国11箇所の総連系組織に家宅捜査

2005年10月15日 | 社会・教育
詳しい記事は読売にしかなかったが、拉致問題で全国11箇所の総連系組織に捜査が入った。また特定失踪者問題調査会が、総連系の西新井病院(1986年に平壌に姉妹病院を設立したという)が拉致に関与していた疑いがあると発表した。捜索を受けた金萬有科学振興会は、西新井病院の院長が1982年に創った財団法人で、事務所は同病院内にある。六カ国協議の状況、ジェンキンス氏の告白本出版、といった流れとの関係は分からない . . . 本文を読む

姜教授の言行の背景分析

2005年10月14日 | 政治
東亜日報に分かりやすい記事が出た(と言いつつ、読みにくいので、段落位置を変更し、太線下線で一部強調した)。「姜教授の言行、拘束不可避」検察・警察が判断 OCTOBER 14, 2005 07:36  検察と警察が、国家保安法違反容疑で告発された東国(トングク)大学の姜禎求(カン・ジョング)教授(社会学)が北朝鮮対南前衛機構の指針のような行動を取ったため、拘束は不可避だという判断を下していたことが . . . 本文を読む

ロシアがクリーペル開発に日本の参加を打診

2005年10月14日 | 技術・科学・航空
ロシアがソユーズの後継機「クリーペル」開発に、日本の参加を打診してきた(Клипер=クリーペル=Clipper)。クリーペルは既にヨーロッパが参加を決めているから、これが実現すれば欧露日の提携になるから、興味深い。開発費は全体でも1000億円らしいから、安いものだ。ソユーズの大型版のように見えるが、有翼(小さいから補助的)らしい。 アメリカはCEV構想に走り出している。CEVは惑星間航行まで視 . . . 本文を読む

親北論文捜査に指揮権発動

2005年10月14日 | 歴史・伝統
初の指揮権で韓国揺れる 「親北」論文の教授捜査で (共同通信) - goo ニュース…韓国紙によると法相の指揮権発動は史上初で、保守系団体などは反発、韓国政界も賛否が真っ二つだ。 論文の執筆者は東国大学社会学科の姜禎求教授(60)。朝鮮戦争(1950-53年)を北朝鮮による「統一戦争」だったとし「米国が介入しなければ戦争は1カ月以内に終わった」「戦争で生命を奪われた400万人にとって米国は命の恩人 . . . 本文を読む

太平洋国家としての日本

2005年10月13日 | 地政学
田中ニュース「日本:脱亜入欧から親米入亜へ」より、イギリスの王立国際問題研究所の上席研究員ルー・イーイー「アジアへの架け橋」(A bridge to Asia)という論文EUが作られ、イギリスがそれに加盟したとき「イギリスは、アメリカとの同盟関係が最重要なはずなのに、なぜEUに入るのか」と尋ねられたブレア首相は「イギリスがEUに入って主要国になれば、アメリカがEUを動かそうとしたときに、イギリスに . . . 本文を読む

主権は基本的人権に優先する

2005年10月12日 | 政治
基本的人権の尊重は金科玉条だろうか。いや、それはありえない。主権の行使は、誰かの負傷や人命の犠牲を正当化する(もちろん、そのための法的条件があるし、濫用が認められるものではない)。これは極めて基本的な真実だ。そもそも、人命が地球より重いとしたら、いかなる社会も国家も、もちろん軍隊も成り立たない。人権を侵害しない事を何事にも優先させていたら、いかなる権力行使も困難になり、秩序も維持できなくなる。 . . . 本文を読む

北関大捷碑「返還」

2005年10月12日 | 歴史・伝統
靖国神社の北関大捷碑、12日に韓国返還 (読売新聞) - goo ニュース「北関大捷碑」が12日に、韓国側に返還されることになった。外務省職員の立ち会いのもと、現在、碑を保管している靖国神社が韓国大使館関係者と返還の合意文書を交わし、その後、輸送作業に入る。ついに10月12日になってしまった。 言い尽くされている事ながら付け加えると、虚しい話だ。米軍が日本に(何かの戦争関係遺物を)返すのと、日本 . . . 本文を読む

故意のマイアヒ騒動

2005年10月10日 | 文化・創作・メディア
デジクリのメルマガより、例のマイアヒ騒動に独自の視点で興味深い指摘がなされている。要点をまとめると(私のコメントと混ざっているので、正確にはオリジナル参照をお願いします)、 1)空耳は、タモリクラブでよく知られたあれだが、これは楽曲そのものではなく、別の楽しみとしてあるもの。元々のクリエイターの創作意図とは360%くらい懸け離れたものだ。だが、エイベックスはそれをプロモーションの前面に出してしま . . . 本文を読む