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放水路と親水環境の共存には無理がある

2008年07月29日 | 環境・天災・健康
水位10分で1.3m上昇 神戸・灘の都賀川(神戸新聞) - goo ニュース
上流の雨量は同時刻までの二十分間で一三ミリにとどまっていたが、県河川整備課は「直接の上流だけでなく、六甲山系に降った雨がじょうごから注がれるように、都賀川に流れ込んだ。さらに、下流域の雨水と合わさったのでは」とみる。市内の河川では、今回の現場と同様、川遊びなどができるよう整備されている場所が、六甲山系の南側で十八河川三十五カ所に上るが、以前から雨天時に急に増水する危険性が指摘されていた。地形上の特徴に加え、住宅地が上流域まで広がり、保水力も不足しているためだ。同市河川課は「今回のような増水は毎年、市内のどこかの河川で起きる。早めの避難を呼び掛けているが、天候がこれほど急変することはまれだ」と話した。
ちょっと正確な情報はないが、上流の集水域で20~30mm程度だったか。都市化で保水力が不足していたのも関係あるかもしれない。毎年、こんな増水が起きているということは、それだけ今回の増水が急だったとも言えるが、構造的な問題なので、今回のような悲劇が生じるのは時間の問題だったとも言える。まだ大丈夫は、もう危険だったのだ。「親水」は都市環境としては好ましいが、もはや水辺に降りられる環境を撤廃するか、鉄砲水のごとき増水が生じないよう(じわじわと来るよう)、保水性の確保、あるいは洪水調節池、緊急放水路のような仕組みの整備を進める以外にない。当面は、放水路と親水環境を共存させるのは、止めた方がいいのでは。

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