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世界の覚書

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宋級潜水艦の異常接近「キティホーク事件」

2006年11月16日 | 軍事・諜報
朝日新聞:米空母に中国軍潜水艦が接近、魚雷射程内に 沖縄近海
ワシントン・タイムズによると、10月26日、沖縄近海で、中国の「宋級」と呼ばれるディーゼル推進の攻撃型潜水艦が、キティホークの約8キロ以内に探知されずに近づいた。海面に浮上したところを、米軍の偵察飛行で発見された
#宋級が装備している魚雷の射程は40kmだから、既に近すぎる。

テクノバーン:空母キティーホーク事件、米国の対中国政策にも影響?
(2006/11/15 22:37)中国の宋級潜水艦が沖縄沖の東シナ海で米空母キティーホークの数マイルにまで接近しながら空母が潜水艦の接近をまったく探知できなかった問題「キティホーク事件」が米国内で波紋を呼んでいる。

この事件に関連して米太平洋艦隊潜水艦司令官を務めたハンク・マッキニー提督は、米ディフェンステクノロジー誌のインタービューに応じて「キティーホーク側に問題があったとは思えない、そもそも宋級潜水艦は非常に静穏なディーゼルエンジンを装備しているために接近を探知することは非常に困難なのだ」としたその上で「中国は米艦隊のどこに脆弱性があるかを探っていたのではないかと思う。その意味で米海軍は自身の弱点をはっきりと自覚してしまったわけだ」と発言した。

今回の中国の宋級潜水艦による米国艦隊への挑発行為は米太平洋艦隊司令官のゲリー・ラフヘッド大将が中国との合同海難救助演習のために中国首脳を打ち合わせを行うために訪中している際に起こったものとなる。中国と米国との間の相互理解を深める一環として行われる予定となっている合同海難救助演習のための会議が行われる最中に中国が米海軍の中核ともなる機動部隊に対して挑発行為を行ったことともなり、事件は米海軍だけでなく米政府部内にも衝撃を与えるものとなっている。
#海面に浮上したという所がかわいい。いずれにせよ、中国の軍拡は進行するし、問題は「意志」や「思想」だ。技術はやがて付いて来る。

#接近と浮上というかわいい行動は、示威/恫喝と不抵抗/非敵意の両方の意味があるが、やはり前者の意味の方が強い。気づかれずに接近して離れれば、全くメッセージにならない。問題は、その潜水艦の行動が軍の(一部の)意志なのか、政府の意志なのか。中央政府は事実関係を認めていないようだ。

日々是チナヲチ。:キティホークの後方8kmにプカリと浮上した真性キティ。・下

仮に事実だとしても公海上では国際法上の問題にはならないとしたそうだが、これは中国的なおとぼけを感じる。いずれにせよ、(チナヲチさんによれば)海軍部内に対外強硬派がいる事は確かなようだけど(丁一平・少将)、フーチンタオ政権との関係は不明。「おとぼけ」は連携を意味する気もするが。

追記:大紀元時報に記事が載った(11.17)
中共海軍の潜水艦が突然現れたことについては、潜水艦がそこでじっと待っていたとの可能性を排除することはできないとの見方がある。
う~む、その可能性まで考慮するのか...

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