興味深い意見である。正論過ぎるきらいはある。
ルトワックの動画:外部からの介入がダメにする論、その2
Divide and Conquer にも通じる問題である。この逆が自存自立のナショナリズムだろう。
しかし普遍性がある議論かどうかは留保したい。儒教世界は、世界史の例外のような気がするから。
ルトワックの動画:外部からの介入がダメにする論、その2
戦争自体にも目的がある、という点です。では戦争自体の目的とは何でしょうか?この理屈でいうと、アフリカは戦争が足りな過ぎることになるかもしれない。
(中略)
●戦争が始まったとすれば、その究極の目的は戦争そのものを破壊することにあるのです。(中略)
ここで国連のような外部の人間たちが介入してきたらどうなるでしょうか?(中略)
無理やり介入することでその戦争の目的そのもの、つまり平和の達成を邪魔してしまうわけです。
●もしこのようなことがヨーロッパの歴史で起こっていたらどうなっていたでしょうか?
●国家は存在しなかったでしょうし、教会の建物はなかったでしょうし、宮殿も文化も存在しなかったでしょう。ただ単に難民キャンプがそこら中にあって、ローマ人があちこちにいて敗北したドイツ人が色々なNGOに食糧をめぐんでもらって、様々な停戦協定を結ばされていたことでしょう。
Divide and Conquer にも通じる問題である。この逆が自存自立のナショナリズムだろう。
しかし普遍性がある議論かどうかは留保したい。儒教世界は、世界史の例外のような気がするから。