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豪州(オーストラリア) 住み心地世界1位も、環境汚染は最悪

2011年09月02日 23時30分45秒 | 国際情勢


世界で最も住みやすい都市ランキングが、今年も英国誌エコノミストに
よって発表された。
その結果、豪州第2の都市メルボルンが第1位に選出。
同国最大の都市シドニーも順位を1つ上げ、6位に入賞。
同じくパースとアデレードはともに仲よく8位に入ったという。

またカナダの都市も3、4、5位を確保して、豪州と住みやすさランクを
争っている。
同誌の調査によれば、上位をほぼ独占している両国は人口密度が低
く、世界的な資源会社があることも理由としている。
ちなみみに東京は18位で、アジアでは最も順位が高かった。

この調査は政治・社会的安定性、犯罪率、医療水準、文化的イベント、
自然環境の多様性と質、教育、公共交通機関を含むインフラの質など
で都市を総合評価したというもの。
だが犯罪率でいえば、豪州やカナダの都市評価は落ちるだろう。
その他でカバーしたというものか。

しかし自然ではなく、人工的な環境問題で考えると、豪州は先進国で
は最悪の部類に入る。
なぜ世界的な資源会社があることが、評価を上げてしまうのだろう?
しかも日本のように環境技術のことではない。
このことが理解できない。

また豪州は資源大国ということもあるが、火力発電が全体の8割を占
めている。
つまり石炭を燃やすことであるが、同国の一人当たりの石炭消費量は
世界1位

人口が少ない国だからこそ、今まで中国や米国ほど注目されなかった
だけである。

それと社会的な安定というのも疑問が湧く。
どこかの国と違って政治は確かに安定しているだろうが、豪州は薬物
が蔓延している国でもある。
つまり中毒者の割合が多いということだ。
また同性愛者が多く住む国でもあり、とくにシドニーは米国サンフラン
シスコに次いで多い都市といわれている。
これが文化であるといわれれば、確かにそれまでだが、いずれも身体
や精神などに悪影響を与えることであるから、決して褒められたもので
はないだろう。

筆者は短期間であるが、豪州留学の経験がある。
大自然と豪快な食文化、人々の優しさ、そしてのんびりとした時間は
経験できた。
しかしその裏では貧富の差などが拡大しており、犯罪率も日本以上に
多いことから、一部では日々の生活行動が制限されてしまったことも、
また事実だった。

エコノミスト誌の調査は、一般の人々が持つ偏見と、西洋文化を単純に
買いかぶっているだけのものではないだろうか。
そんな気がしてならない。


 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者



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2 コメント

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でもやっぱり・・・ (THE5145)
2011-09-03 08:35:45
日本と正反対の 広大な領土 無限の資源 オーストラリアほど将来の明るい国はないと思います(日本はもうどう考えても真っ暗です)。
産業技術面でも中国 韓国にヤラレッパナシ、最近ではリチューム電池生産額まで抜かれ、自動車も海外で現代の猛追を受け トヨタ ホンダはリコールばかり あちらが一流でこっちが二流、三流品の評価、これも抜かれるのは時間の問題。

文化の違いですが、この際 鯨類を食することは止めてこの国とは仲良くすべきでしょう。
いい加減 我を張らず・・・もうそうしましょう、この国は頼みになると思いますが。
もう何をやっても落ち目の日本は敵を作らないことが肝要ではありませんか。
事態を 現実を直視するしかありませんから。
返信する
愚劣な意見です (おっさん)
2011-09-04 23:04:45
先ず、鯨の問題に関して言えば、元々ベトナム戦争から目を反らせるための下らないプロパガンダです。

正直、ヒンディー教徒の神である牛を欧米が食って良いとは、文化の違いであり、鯨を食うのも日本の文化です。そんな文化的な問題を強制するとは、どこのナチですか!

それにオーストラリアやニュージーランドの反捕鯨は、明らかに、白人は優秀な鯨を愛するから日本人より優越なのだと言う愚劣な優越感の発露です。

それは「捕鯨のまち」と言うNHK特集でも明らかです。あの下輩の行動は、凡そ礼儀と言う言葉を知らない野蛮な猛獣のやる事です。

その一方、たかじんの委員会で捕鯨の関係者の話を見ると、科学的な根拠を無視した反捕鯨の意見は、反捕鯨国の科学者から言わせても愚劣ということであり、日本の科学的分析には、敬意を示しているのです。

将来的に飢餓問題が発生するのは分かっており、陸の穀物系食料生産に対して、海は蛋白系食料生産の大きな場所です。将来の飢餓問題の解決には海の食料生産を無視してはできない。

大体鯨の数は増えているのです。それと鯨が食べている魚の量は、全人類の食べている魚の量を越えています。このまま放っておけば、魚の枯渇が見えてきます。それは人間が乱獲すると、下輩は吹聴するのでしょうが、鯨が食べる事による要因は増える一方です。

また韓国に負けているということですが、それはヒルザーさんのバックナンバーを見直してみる事をおすすめします。韓国は、何とも酷い生産国家です。はっきり言って、韓国の製品を使って設計は難しい。とても品質が悪い。よっぽど台湾製の方が、良いです。ベアリングもリニアガイドもモーターも、凡そ日本製はおろか、中国製より悪い。

さらにはオーストラリアは、資源がただあるだけです。また、その資源の流通は、オーストラリアがやっている理由ではありません。

オーストラリアは食料生産でも、偉そうな事をほざく割には、こっそりと日本の和牛を買い入れて、それを繁殖させています。口蹄疫が何度も日本を襲っていますが、これは外国の陰謀との噂があるぐらいです。近々、日本を軽蔑しているはずのオーストラリアが、和牛を輸出するかもしれない。

オーストラリアは、新たな牛の未来像を考えて新しい品種を作りましたか?大体、オーストラリアで生産されている小麦の大きな原種は農林11号ですよ。それは日本の品種です。和牛だけでなく、豚も東京Xを始として、色々作っています。

大体無限の資源は無い。地球の体積以上の量は無い。その資源分配量も分かっている。何とはなれば、オーストラリアの資源の鉄鋼石の枯渇が危惧されており、次の鉄鋼材料として有望なケイ素材料を実用化したのは日本人です。この技術の優秀さは、TVではがっちりマンデーぐらいでしか報道されていませんが、業界では有名です。

また鉄を有効利用するという意味での超純鉄やその他利用法で、日本を越えている国は無いです。

リチウムイオン電池の生産額に抜かれたとありますが、日本は次の電池で、サウジアラビアとのプラントを受注して、稼働が始まるとのことです。

また磁石も、日本はパイオニアです。フェライト磁石の発明から、最強の磁石・ネオジム磁石も日本の発明です。またレアメタルの使用量が少なく、その性能を維持できる次の磁石も開発されています。

反捕鯨団体を見るにつけ、中国や韓国と似ています。尊大で、頭の中は謀略とごまかしばかりです。一歩引けば、更に前に出てきます。その中には、何もありません。下劣な存念ばかりが透けて見えます。

日本が真っ暗と言うのならば、イギリスはどうでしょう?今春のJBPressの記事は、イギリスが破綻するのではないかというほどの勢いです。

日本が落ち目というが、ならアメリカはどうですか?アメリカのデフォルトは、落ち目とかのレベルではない。

私が一番問題だと思うのは、状況を正確に報道せず、先のコメントのような、日本に未来の無いようなイメージを持って、それを前提に様々な事が言われていることでしょう。

正直、マスゴミの寝言に一喜一憂して何になります。

あのクズどもは1980年から、バブルを持ち上げて以来、結果論として正しいことは何一つとして報道していない。

オーストラリアの言う事を認めると言うことは、発展や発達、開発を捨てるということに等しい。国土や資源にあぐらをかいて、何ら知的発達をしてない、自尊心だけが無限に肥大化したバカの集まりです。

思ってみれば、今開発を行っている国といえば日本ぐらいでしょう。無論、半導体やバイオ創薬などは、アメリカの方が進んでいますが、新しい技術のブレイクスルーは日本ぐらいしか考えていません。韓国も中国も半導体の生産現場は東京エレクトロンやニコンやキャノンなどが作っているのです。製鉄所も造船所も同じくです。問題は、日本にある、すごい技術を凄いと分からずに、に投資しないということです。

実際、次の石油資源を太陽光で作るというオーランチキトリウムは、日本にあり、日本人が発見し、この開発特許を日本が、取得して確立すると日本は石油輸出国となります。その開発に後ろ向きなのは、「日本はダメだ」「お先真っ暗だ」と決め込んでいる日本の金持ちです。外国の方がアグレッシブに日本の開発者に資金提供を申し出ている。お先真っ暗なのは、金も権力も持っているのに、何も知らないで知ろうともしないで、マスゴミの言う嘘を信じて「日本はもうダメだ」と言っている連中です。

「日本はもうダメ」じゃない「早々に諦めてダメ」になるだけです。
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