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日本と英国が米国債を買い増し、中国は売却

2009年08月20日 22時15分39秒 | 日記

今年6月現在の各国の米国債保有額が発表された。
順位の変更はなかったが、中国が250億ドル売却した。
一方で、日本と英国が買い増しを進め、各250億ドル、500億
ドルと保有額を増やした。

一見して、何となく違和感を感じないだろうか?
中国の売却額と日本の買収額が同じ点だ。
日銀や政府は中国の動向を見て、買い増ししているとしか思えない。
どこまで近い将来の破綻国家を支えるというのか。

数年後には米国債がドル同様、紙切れ同然になってしまということ
は、各国の意見がほぼ一致している。
最近の中国による米国債は、短期債が大きく増えている。
信用性に疑問を抱き始めたことで、長期の債券は買わないというも
のだろう。

額は大きくないが、カナダとスウェーデン、香港が買い増した。
反対に売却し続けている国がロシア。
前月5月と比べて5億ドル減らしている。

米国債の保有額データは約2ヵ月遅れで発表されるので、どうして
も時間差が生じてしまうが、来月9月には大きく揺れるだろう。
最大の理由は、金融危機の再発と日本の政権が代わるということだ。


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