こんばんわ。 東京都北区 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
ある経営者のお話を聞きし、とても感銘を受けました。
経営理念を経営活動の支柱にすえ、その理念を徹底的に
貫徹し、日常業務を実施しておられます。
経営理念は3年間検討の末、完成されました。
その経営理念は毎朝、社員と一緒に唱和されておられます。
経営理念により、私たちはその仕事を実施するし、
経営理念により、その仕事は実施しない。
私たちの仕事とは何か、私たちの使命は何かを
理念の中ではっきりされています。
だからブレることはありません。
どんなに好条件であっても、わが社の理念から外れるとき、
その仕事は決してやらない。
利益を考えたとき、それはとてもつらいことで、
目先の利益をどうしても必要となりますが、
しかし、理念から反することによるマインドの低下、
正しくないことを実施することは、結局、没落に向かう。
その方がよほど打撃を被る。
「そんな利益で家族を養いたくない、そんな利益で社員の
給与を払いたくない」
という言葉に、経営者としての魅力を感じました。
だからこそ社員もやるべき仕事が分かるし、
やらなければならない使命も分かる。
「企業の存続にとって経営理念は必要不可欠である」というフレーズは
もはや陳腐化し、誰もが経営理念を策定していますが、
日々、社員と確認しあい共有している企業は、
そう多くはないと思います。
大切なことは、いつの時代にも大切。
未来に向けて、経営理念をつくっていく必要性を改めて感じております。
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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明
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