こんにちは。 社会保険労務士法人workupです。
厚生労働省の中央最低賃金審議会は10日、
小委員会を開き賃金の下限に当たる最低賃金を巡る労使の議論を本格化させました。
現在の最低賃金の全国平均時給は1004円です。
物価高騰や春闘の結果を踏まえ、過去最大の43円増となった2023年度を上回る水準を軸に、
1050円をにらんだ調整が進む見通しです。
厚労省は小委員会で、今後の議論の参考資料として、
24年の中小零細企業の賃上げ率が2・3%となり、
比較可能な02年以降、3年連続で過去最高を更新したという内容を提示しました。
最低賃金の引き上げ要因の一つになるとみられます。
最低賃金は毎年改定します。中央審議会が示した目安額を参考に、
都道府県単位の地方審議会が8月ごろ実際の改定額を決定します。
10月以降、順次適用され非正規を含む全ての働く人が対象となります。
■令和6年度中央最低賃金審議会目安に関する小委員会(第2回)資料
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