こんばんわ。 東京都北区 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
上司の口癖に「指示待ち人間ではいけません」という言葉があります。
自ら進んで次の仕事に取り組んでほしい、という意図です。
指示があるまで仕事をしない、という部下の勤務姿勢はもちろん
良いわけはありません。
ところが、上司の口癖には
「余計なことをするな」という言葉も一方であるようです。
となると部下は指示がない場合、目の前の仕事をやるべきかどうか迷うところでしょう。
上司は部下に対してどこまで彼(彼女)に仕事を要求しているのか、
基本的な基準を予め用意して、部下それぞれに求める内容を変えていく必要が
あろうかと思います。
つまり、入社したばかりの社員には細かい指示をだし、
ベテランにはある程度、業務を委任する等の基準です。
例えば入社して間もない部下には、
「ここまでの仕事が終わったら、次にこの仕事をやってほしい」
「不明な点があったらすぐに言ってほしい」等々を
前もって本人に伝えておく必要があろうかと思われます。
人事制度の根幹である等級制度とは、その基準を明らかにするものです。
つまり、1等級は細かい指示を要する、4等級は仕事がほぼ任せられる等の
等級に求められる期待水準を明らかに明示してくれるものなのです。
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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明
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