こんばんは。 株式会社workup人事コンサルティングです。
厚生労働省はこのほど、2015年「賃金構造基本統計調査」の
結果を公表しました。
それによると、一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の月額賃金は、
男女計30万4,000円(前年比1.5%増)、男性33万5,100円(同1.7%増)、
女性24万2,000円(同1.7%増)で、それぞれ前年を上回りました。
女性の賃金は過去最高を記録。
男女間賃金格差(男性=100)は前年と同水準の72.2となりました。
<調査結果のポイント>
1 一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の賃金(月額)
(1) 男女計304,000 円(前年比1.5%増)、男性335,100 円(同1.7%増)、
女性242,000 円(同1.7%増)で、それぞれ前年を上回り女性の賃金は過去最高となっている。
男女間賃金格差(男性=100)は過去最小となった前年と同水準の72.2 となっている。
(2) 企業規模別にみると、男性は、大企業(常用労働者1,000 人以上) 387,700 円(前年比1.5%増)、
中企業(常用労働者100~999 人) 320,300 円(同2.6%増)、
小企業(常用労働者10~99 人)288,500円(同0.9%増)、
女性は、大企業268,400 円(同1.2%増)、中企業240,400 円(同2.8%増)、
小企業216,400 円(同0.8%増)となっている。
(3) 雇用形態別にみると、男女計では、正社員・正職員321,100 円(前年比1.1%増)、
正社員・正職員以外205,100 円(同2.4%増)となっている。
正社員・正職員の賃金を100 とすると、正社員・正職員以外の賃金は、男女計では63.9(前年63.0)となり、
雇用形態間賃金格差は過去最小となっている。
2 短時間労働者の賃金(1時間当たり)
男性1,133 円(前年比1.2%増)、女性1,032 円(同2.0%増)で、いずれも過去最高となっている。
■厚労省 平成 27 年賃金構造基本統計調査の概況
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