こんばんわ。 東京都北区 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
厚生労働省は全国の労働基準監督署が、
平成22年4月から平成23年3月までの1年間に、
残業に対する割増賃金が不払になっているとして
労働基準法違反で是正指導した事案のうち、
1企業当たり100万円以上の割増賃金が支払われた事案の
状況を取りまとめました。(平成23年10月発表)
是正企業数は 1,386 企業(前年度比165企業の増)、
対象労働者数は 115,231 人(同 3,342人の増)、
支払われた割増賃金の合計額は 123 億 2,358 万円(同 7億2,060万円の増)
となっております。
企業平均では 889 万円、労働者平均では 11 万円です。
1企業当たり 1,000 万円以上の割増賃金の支払が行われた事案をみると、
是正企業数は 200 企業(全体の14.4%)、
対象労働者数は 57,885 人(全体の 50.2%)、
支払われた割増賃金の合計額は 88 億 5,305 万円(全体の 71.8%)
となっております。
企業平均では 4,427 万円、労働者平均では 15 万円という状況です。
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社会保険労務士 内野 光明
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