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「非正規雇用」の現状と課題/厚労省

2025-03-13 23:06:05 | 労働法



こんにちは。 社会保険労務士法人workupです。

2025年2月14日に「非正規雇用」の現状と課題について
厚生労働省より発表されました。

正規雇用労働者と非正規雇用労働者の推移

正規雇用労働者は、2015年に8年ぶりにプラスに転じ、
10年連続で増加しています。
非正規雇用労働者は、2010年以降増加が続き、
2020年、2021年は減少しましたが、
2022年以降は増加しています(36.8%)。

非正規雇用労働者の推移(年齢階級別)
近年、非正規雇用労働者に占める65歳以上の割合
(20.4%)が高まっています。

雇用形態別にみると、近年、パート、アルバイトが増加しています。
パート(48.3%)、アルバイト(22.3%)の合計70.6%を占めています。

不本意非正規雇用の状況

正社員として働く機会がなく、非正規雇用で働いている者
(不本意非正規雇用)の割合は、年々減少しており、
非正規雇用労働者全体の8.7%(2024年平均)
となっています。

賃金カーブ(時給ベース)
非正規雇用労働者は、正規雇用労働者に比べ、
賃金が低いという課題があります。
一般労働者(正社員・正職員)の平均賃金が
2,014円となってます。
一般労働者(正社員・正職員以外)の平均賃金が
1,407円となってます。

いずれの就業形態(無期雇用パートタイム、
有期雇用パートタイム、有期フルタイム)に
おいても「計画的な教育訓練(OJT)」、
「入職時のガイダンス(Off-JT)」は正社員と比べて
7割程度の実施となっていますが、
「将来のためのキャリアアップのための教育訓練
(Off-JT)」は4割を下回っています。
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【公式サイト】
社会保険労務士法人workup

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