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こんばんわ 東京都北区 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
サラリーマン時代のこと、朝の掃除は丁寧に30分かけて実施しました。
大手企業に勤めていましたので、清掃業者さんも入っていたので、
掃除は実施する必要がありませんでした。
ところが私は、毎朝、掃除を実施していました。
なぜか・・・。
上司が率先垂範していたからです。
(気持ちの良い環境で仕事をしたい、という思いもありましたが・・・)
一方、中国。
中国では、率先垂範が通用しないようです。
新しく現地法人の総経理(社長)として赴任した日本人が
毎朝、率先垂範で掃除をしていたそうです。
ところが中国人は誰一人として掃除を手伝わない。
それどころが総経理に、「ここも掃いてほしい」と
注文を付ける始末。
笑ってはいけないのですが、ちょっと笑えます。
一方、日本。
これは、ある中小企業の社長のお話です。
4月に新入社員が入社しました。
毎朝、社長はオフィスを掃除しています。社長の率先垂範ですね。
ところが新入社員は5月になっても朝の掃除に参加しません。
毎朝、社長は皆と一緒に掃除をしてくれ、と心の中で念じていたそうです。
ある日のこと、社長がその新入社員の席の下を掃こうとしたとき、
その社員は椅子をひき「どうぞ」と社長へ掃除を促したそうです。
さすがに社長は説教したそうです。
率先垂範・・・。とてもいい言葉です。
ところが模範を示しても通じない場合があるのですね。
言葉でひとつひとつ説明しないと人は動かない場合があるのですね。
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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明
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