こんばんわ。 東京都北区 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
40歳以上の方々は、景気の良い時の日本を知っており、
自らも賞与や月例賃金により実感した経験をお持ちかもしれません。
頑張らなくても賃金が伸びていた時代もあった。
ところが今や、頑張っても賃金が伸びないかもしれない。
怠けていたら賃金が下がるかもしれません。
昨日のブログでは、私が新卒の当時に人事担当役員から言われた
「毎年5,000円の昇給で、10年間昇給しても50,000円だ。
20年いても100,000円の昇給にしかならない。どうする?」
という言葉を思い出し、記載しました。
【参考:10年経ってもせいぜい5万円しか賃金は増えない!?】
今日はその続きです。
どのような人材なら賃金が伸びていくのか・・・、そのヒントを探りたいと思います。
あるIT企業経営者が書いた本によると、
SEはどう頑張っても年収600万円までしか出さないそうです。
ただし、年収600万円を超えるSEもいるとのこと。以下の7つが
備わっている方はそのボーダーを超えるといいます。
1.リーダーシップ
2.コスト感覚
3.営業力
4.精神的タフさ(逃げない)
5.組織第一主義
6.未来をみる力
7.覚悟(身を粉にして働く同士としての覚悟はあるか)
注目すべきは上記3です。
通常、高度な開発ができるSEが優秀だと考えがちなのですが、
その会社では、あまり重きを置いておりません。
むしろ、SEという守備範囲を広げ、仕事をしながら、
仲間の仕事とってくるSEを求めているのです。
「優秀な人」はどんな人か、「頑張っている人」とはどんな人か
と問われたら、その経営者は上の7つをあげるでしょう。
そして、その経営者からすると、
このような人に賃金を多く配分したいと考えるのでしょう。
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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明
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