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こんばんわ 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
今日は春闘の統計資料でよく使われる「単純平均」、「加重平均」について確認していきたいと思います。
以下は連合が出している用語説明です。
とても分かりやすいので紹介します。
「単純平均」は、各組合の賃上げ額を単純に足して平均値を集計する方法で、「一組合あたりの」賃上げ額の平均がわかります。
一方、「加重平均」とは、賃上げの影響を受ける組合員の数を計算に反映させ、実際の賃上げ額の平均を算出する方法で、「組合員一人あたりの」賃上げ額の平均がわかります。金額ごとに人数をかけることを統計学で、加重(ウエイト)というため、このような呼び方をします。
具体的な計算方法を見てみるとわかりやすいでしょう。
いまA、Bの2つの組合があります。それぞれ賃上げ額と組合員の数が次のとおりだったとします。
* 組合A
o 賃上げ額:20,000円
o 組合員:70人
* 組合B
o 賃上げ額:10,000円
o 組合員:30人
すると、単純平均と加重平均は次の値になります。
* 単純平均=(20,000+10,000)÷2=15,000円
* 加重平均=(20,000×70+10,000×30)÷100=17,000円
その他の用語も解説していますので、一度連合のホームページを
訪れてみてはいかがでしょうか。
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社会保険労務士 内野 光明
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