おはようございます 東京都北区 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
国によって国民性が異なり、そこに駐在する日本人はその国の気質に合わせた
労務管理が求められます。
ベトナムの労務管理についてお話を聞く機会がありました。
平均年齢24-25歳。人口は8800万人で世界で12位。毎年、150万人の若者が
労働市場に参入。人口ピラミッドはきれいな形をしております。(日本とはだいぶ異なります)
IT分野での外資系企業の進出が相次いでおります。
教育・知的水準は高く、勤勉な国民性と伝えられています。
その他、
1.年上を敬う
2.家族を大切にする
3.プライドを大切にする
等があります。
上記を考えると、叱責の仕方などは注意を要します。
たとえば、年下の上司が叱責する場合は、1と3に触れてしまいますので
工夫しなければなりません。
たとえば、年上の現地スタッフから指導をお願いする等。
因みに、残業手当については、平日150%、休日200%、祝日300%
となっています。
日本流をどこの国でも全面的に推奨していくことはないと思われますが、
現地化にあたっては、現地の国民の性質を十分理解したうえで、
日本流を適用していくことが望まれます。
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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明
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