フランスのシニア男子が、アンティーブで今年最初の合宿(13日~17日)をおこないました
・フランス体操連盟
参加したのは25人。今後の大会に出場させるメンバーを決める目的だったもよう。アイサイド、サラディーノ、ベルナール、リメシュ、フラスカ、(フランス領レユニオン島の)シェナイはいるようですが、トマソン、ゾナはいないように思います。あごヒゲ率が高いため輪郭が見えづらく、よくわかりません
<最近の五輪のフランス男子>
2016年 リオ五輪 団体出場
2021年 東京五輪 3人
2024年 パリ五輪 1人
オリンピック関連の記事がいくつかありました
20日に就任式を控えたトランプ次期米国大統領は、2028年ロス五輪を「わが国の歴史上、最大の大会になるだろう」と明言しました
・Inside the Games
また、大会組織委員会のワッサーマン委員長と会談。大規模火災で開催への懸念も浮上する中、トランプ氏の支援に感謝し、組織委員会も五輪開催という挑戦に立ち向かう準備ができていると語りました。まあ、言うだけなら簡単なんですが・・・
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インドが、2028年ロス五輪での「メダル増産計画」のようなキャンペーンを立ち上げました。
・Inside the Games
パリ五輪では目標を下回るメダル6個という結果を受け、今から準備しようということらしく、同国スポーツ相らが出席して最初の会合を開いたもの。五輪招致や選手強化にもっと資金を投入すべきという声もある一方で、貧富の差のあまりの大きさに、先にそっちを何とかしろという声も常にある国。2036年夏季五輪の開催をめざしていると伝えられています。
ベラルーシ五輪委員会の会長選がおこなわれ、現職のビクトル・ルカシェンコ氏(49)が再選を果たしました
・Inside the Games
ルカシェンコ大統領の長男。同委員会の前会長はルカシェンコ大統領で、父親から引き継いだ形で2期目へ。ロシア同様、国際大会から締め出されているベラルーシですが、国際オリンピック委員会(IOC)は復帰させたがっている、として制裁解除に楽観的ともとれる発言をルカシェンコ会長はしています。
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パリ五輪に出場してメダルをとった選手が複数いたそうで、祝賀会のようなものも行われました
・Inside the Games
金メダル
トランポリン 男子
銀メダル
トランポリン 女子
ボート(ローイング) 男子シングルスカル
銅メダル
重量挙げ 男子
しっかり出て活躍していたんですねどういう経緯で出られたのでしょうか・・・
ここもアゼルバイジャンも、大統領の同族支配がエグいです
ユル・モルダウアー(米・28)が、ドーピングの規定違反により16か月の資格停止処分を受け、衝撃が広がっています
・Gimnasia Latina
USADA(米国反ドーピング機構)による制裁措置で、記事によりますと2026年1月までの大会に出場できなくなります(16か月の計算が合わないけど・・・)。モルダウアーのSNSによりますと、今回の処分は「居場所情報違反」によるもので、禁止薬物の陽性反応によるものではないと明言。これにより今年の世界選手権(10月19日~25日・ジャカルタ)にも出場できなくなりました
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今回の「居場所情報違反」というのは、検査を受けるための位置情報の更新を1年の間に3度怠った、ということです。参考までに日本スケート連盟のサイトで確認したところ、自分がいつどこで何をしているかマメに更新しなければいけないようで、なかなか面倒なのですが、
・提出期限までに居場所情報が提出されない、または提出された居場所情報が正確ではないと判断された場合には「提出義務違反(Filing Failure)」となることがある
とあり、米国にも同様の規定があるのかなと勝手に推測します。今年の世界選手権は2028年ロス五輪の出場権にはいっさい関係ありませんが、大会から長く遠ざかることはかなりマイナスになると思われます。モルダウアーは東京五輪代表、パリ五輪は補欠でした。
韓国スポーツ五輪委員会(KSOC)の新しい会長に決まったユ・スンミン氏(42)が、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話で話したそうです
・聯合ニュース(日本語)
バッハ会長はユ氏の当選を祝い、IOCとの緊密な関係を約束しました。
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また、ユ氏は韓国卓球協会の会長であることから、日本卓球協会がお祝いの手紙を出したもよう
・聯合ニュース(韓国語)
ハングルの部分はさっぱりわかりませんが、より良い関係を築いていきましょうみたいな感じでしょうか(違ったらスンマセン)
この話題に関心を寄せる方が少なくなかったようで、ご紹介できてうれしく思います
パリ五輪のベルギー男女代表が、インタビューにこたえました
・ベルギー体操連盟
バンデンキーブス
クアビタ
キュイル
デルウェル
ブラッサート
の5人。種目別決勝にキュイルとデルウェル(写真はこの2人)が進みましたが、メダルには届きませんでした。五輪の感想や思い出は省略しまして、2028年ロス五輪には
男女とも団体出場
が目標だと明言。バンデンキーブスは五輪を最後に引退を考えていましたが、現役続行を決意。クアビタは、そんなバンデンキーブスに「ロス五輪(団体)出場のためには君が必要だ」と言い、団体出場が究極の夢だと語りました。
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まずは新たなルールでおこなわれる欧州選手権(5月26日~31日・ドイツのライプツィヒ)へ向け準備を開始。体操以外では、キュイルは国防総省(軍隊でしょうか?)の訓練を完了したいと言い、バンデンキーブスは息子に倒立を教えたい、などと話したようです。息子さんがいるんですねオールラウンド力のあるバンデンキーブスなしに団体はないと思います
大統領の弾劾やら航空機事故などでそれどころではない気もしますが、韓国スポーツ五輪委員会(KSOC)の会長選が14日、おこなわれました
・Inside the Games
当選したのは、アテネ五輪の卓球金メダリストのユ・スンミン氏(42)不正疑惑渦中にあり職務停止中の現会長イ・ギフン氏も含め6人が立候補。ユ氏は
417票(全投票数1209)
を獲得し、当選。記事によりますと新会長となるユ・スンミン氏は卓球の男子シングルスで、
2004年 アテネ五輪 金メダル
2008年 北京五輪 銀メダル
2012年 ロンドン五輪 銅メダル
という輝かしい経歴で、2014年に引退し同国卓球協会の会長をつとめています。当選後、「大きな責任を感じる」と語りました。とにかく私は卓球のシングルスは中国しか優勝していないものと思い込んでいたので、こんなすごい選手が韓国にいたことが驚きです
ハンガリー男子が国内合宿で始動
・ハンガリー体操連盟
今年のスタートを切る合宿で基礎練習をおこない、コバチ監督は「全員が全力を尽くしていた」と満足げに語りました。今年最初の大きな国際大会は、
欧州選手権(5月26日~31日・ドイツのライプツィヒ)
であるとし、今のところケガ人もなく順調だと話しています。合宿参加選手の詳細は不明
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ハンガリーでコバチ姓はとても多いようで、鉄棒の手ばなしワザを生み出したのはペーテル・コバチ。女子のゾフィア・コバチも親戚関係はないようです。
フランス男子の指導陣にティエリー・エイム氏(51)が加わりました
・フランス体操連盟
同国の元代表で、1990年代後半に活躍した選手のようで、1996年アトランタ五輪の種目別ゆか4位など。「テクニカルチームを統括する」とあるので、テクニカルディレクターのような役職でしょうか。20年間モナコで指導し、「国際経験も豊富」だと書いています。「2028年の五輪に男子を出場させるという明確なロードマップ」をもっての加入だと関係者は期待を寄せているもよう。男子監督は誰だったかな・・・
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<アトランタ五輪の男子ゆか>
1. メリサニディス(ギリシャ)
2. 李小双(中国)
3. ネモフ(ロシア)
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4. イワノフ(ブルガリア)、エイム(仏)
アルチュール・ザネッティ(ブラジル・34)が12日、現役引退を表明
・Gimnasia Latina
ロンドン、リオ、東京五輪のほか、多くの国際大会に出場。つり輪の種目別ポイントでパリ五輪をめざしていましたが、昨年5月に肩を手術し断念。その後現役続行が伝えられていたものの、「体が引退する時だと告げている」とし、まだやりたい気持ちがありつつ決意したようです。今後は指導者としてのキャリアをスタートするとしています。
国際大会ではつり輪と団体のメダルがほとんどですが、今回調べてゆかと跳馬のメダルもあったと知りました。