わまのミュージカルな毎日

主にミュージカルの観劇記を綴っています。リスクマネージャーとしての提言も少しずつ書いています。

封印を解く人 その2

2009年09月09日 | 雑記
二人目を出産しました。
ここで、封印か、と思われるでしょうが、まだ若かった私は上の子の手を引き、下の子を抱っこして球場に通っていました。
上の子はこのころになると、野球自体を楽しめるようになっていました。
ちょっと行くのは大変でしたが、楽しい野球観戦でした。

しかし、神宮球場は屋外、そしてナイター中心。

小さな子どもにとってはなかなか過酷な環境だったようで、体調を崩すこともよくありました。
仕事を持っている私にとって、子供の病気はどんな軽いものでも深刻な問題でした。
少しずつ、球場通いは減っていきました。

そんな状況もあったのか、下の子は野球に興味がなく、私がテレビで野球を見るのも嫌がるようになっていました。

丁度、サッカー人気も上昇していて、野球の取り上げられ方もどんどん少なくなる時期とも重なっていたのです。

それでも、オールスター、日本シリーズ、国際試合、甲子園の決勝戦などはテレビで見続けていました。

しかし、球場へはなかなかいかれません。時間の目途がつかない野球ですから、子供を置いて行くわけにもいきません。

仕事が忙しく、さびしい思いをさせる子供とは、遊ぶ時ぐらい子供の好きなことをやらなければ、母親として申し訳ないなぁという気持ちもあり、球場行きは完璧に封印し、野球観戦も特別な時を除き封印していました。

寂しい気持ちもありましたが、もうここですでにうん十年、ほぼ365日野球に触れてきたわけです。リーグ優勝の瞬間を球場で何度か味わいました。日本シリーズも何度も球場で観戦しました。テレビ観戦を含めれば、リアルタイムで、後世に語り継がれる試合に何度巡り合ったことでしょう。しばらくはお休みしようということで気持ちを整理しました。

しかし、ここで今思えば後悔してもしきれないことをしてしまいます。

(つづく)
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