社会人学生の遅れてきた学習意欲

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台湾中部紀行5日目 嘉義―本殿以外は流用するスタイル

2012年07月01日 | 2011台湾中部紀行




(前回の続き)
北回帰線標塔に登ったのが前回までの話。標塔前からバスに乗って市街地からやや東の嘉義公園までやってきました。





公園案内図を見るとここが様々な施設を持った大型の公園であることがわかります。





嘉義市立棒球場(野球場)があります。





公園奥まで足を伸ばすと、なんとなく妙な雰囲気の道に出ます。





それもそのはず道の両脇に石燈籠が建っていて、その正面には「大正十年云々」と刻んであります。





石燈籠の道から脇にそれるとなんとも和風な佇まいの建物があります。これは嘉義市史跡資料館です。





どこからどう見ても和風建築です。これはここが昔、嘉義神社であったことによるもので、当時は社務所として使用されていたとのことです。





ここも他の神社同様に本殿は国民党に潰されて、鳥居は取ってつけたような忠烈祠の門に形を変えられています。石燈籠をそのまま流用するところに台湾的センスを感じます。





もともと神社の本殿があった場所には今は射日塔と呼ばれる建物が建てられています。なんでも阿里山の檜をイメージして作られたのだとか。





射日塔入口からもと来た方向を眺めるとこんな感じです。神社があった時代もここからの眺めは今とそう変わらなかったように思います。

(つづく)