社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

メキシコのタクシー

2008年11月03日 | スペイン語




メキシコシティの東バスターミナル(TAPO)で見かけた看板。一番上に"Taxi Seguro"とあります。超訳すれば「ちゃんとしたタクシー」、要は公認のタクシーでいかがわしいタクシーではありませんよ、ということですね。





メキシコシティでよく走っているタクシー。地球の歩き方は上の写真のタクシーをして「リブレ(流し)は危険」と根拠不明のまま断定口調で書いていますが、まじめに働いてるタクシー運転手の営業妨害はやめてほしいものです。

Googleでメキシコのタクシー事情について検索していたら、上に記した地球の歩き方で書かれていることを真に受けたと思われる「リブレ=危険」説がウジャウジャ出てきます。いずれにも共通しているのは「リブレ=無認可=危険」との誤解に基づく判断です。

この旅行ガイド本は世界中のほとんどの地域をカバーしてくれていてなおかつ母国語の日本語で読めるので、われわれ個人旅行者としては非常にありがたいのですが、その一方で事実でないことや些細なことを針小棒大に「危険、危険!」と煽り立てる傾向が強いので何とかならんのかと思います。

さて公認タクシーとそうでないものの見分けかたはWikipediaのスペイン語版に譲るとして、そもそもメキシコシティにはメトロ網が張り巡らされているのでタクシーに乗る必要性をほとんど感じません。タクシーを使う必要があるのは地方都市に来た時ぐらいのもんです。

今回の旅行では5,6回ほどタクシーに乗りました。メキシコに限らずどこの国でもタクシーに乗る前に行き先と値段を確認して乗れば、ボラれたり不快な思いをすることはそうないはずです。メーターなどはじめからないものと思って直接交渉の後乗れば「ちゃんとメーター回ってるかな」なんてソワソワする理由もありません。

ちなみにメキシコのタクシー運転手はほとんどが良心的で安心して乗れました。たまにこちらの外人然とした風貌を見て交渉時に3割ほど高めの値段を言う運転手もいましたが、「じゃ乗らない」と応じればすぐに適正価格を提示してくれたので、その他諸国に比べれば断然マシであることは明らかです。