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歴史に訊く

2019-10-03 07:52:16 | 日記
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。
いま起きている問題も、歴史をひもとけば解決の方法やヒントが得られるということだ。
これは、ドイツの宰相ビスマルクの言葉と言われている。
しかし、孔子は2500年も前に論語でこう語っている。

◆迷ったら歴史に訊け
 述べて作らず(論語)
 私が説く事柄はすべて、昔の聖人や偉人たちが考え、行動し経験したことをなぞっている。
 歴史と古典に学ぶことが自分の人生を豊かにするのだ。

 田口佳史氏によると、人間社会というのはだいたい転換➡成長➡安定を繰り返すという。
 日本もしかり。
 明治維新により、長らく続いていた武家社会が崩壊、近代国家に大転換して成長した。
 安定期にはいったところで二つの世界大戦を経てどん底に落ちた。
 しかし、戦後はまた大きく転換し、高度経済成長期を迎え、1970年代から安定期に入ったと言える。
 その安定がここへきて揺らいでおり、いまは次へ向けた大きな転換が求められているのだろう。

 そういった大きな流れから見ると、明治維新や戦後の転換期を学ぶことが、いまの問題を解くカギになりそうだ。
 加えて大事なのは、過去の偉人の生き方・考え方・経験等を著した古典を読むことだろう。
 頭書の孔子の言葉は、古典の存在価値・利用価値を言い当てているということだ。
 おいらにゃ難解だが、読み進めるうちにはそのうち慣れてくることだろう。
 さあ、今日も仕事仕事。