3月9日から17日まで、静岡県立中央図書館で篠場瓦窯(しのんばがよう)出土文字瓦の展示が行われていたので、見に行って来た。
縄文土器の表面に指の跡を見ると、何千年も前の人の指の痕跡に感動するものだが、今回は1300年前の瓦に作った人の名前が。「廣山」さんと言うらしい。破片には「・山作瓦」という文字もあって、たぶん合体させると「廣山作瓦」となり、「廣山が瓦を作る」という文章になるのだろう。文字は指先で書いたように見える。大きな文字で書かれているので、廣山さんが作ったものということを顕示したかったらしい。しかし、文字の書かれたものが廃棄されている現状を見ると、名前のついた瓦は使用されないらしい。ということは、瓦にノルマがあって、誰の作ったものが何枚焼けたとかわかるようにしなければならなかったとかあったのかな。その割には他の名前も見当たらず・・ということで、廣山さんは何のために名前を書かなければならなかったのかは不明だ。実は廣山さんは何か瓦を焼くことに工夫をしていて、うまく出来るか実験をしていたのかも知れない。そういえば表面は叩き板ではなく、縄を巻き付けたものをころがして表面の仕上げをしている。綺麗な仕上げだ。うまくできたな・・とサインしちゃったということもあるのかな(笑)
縄文土器の表面に指の跡を見ると、何千年も前の人の指の痕跡に感動するものだが、今回は1300年前の瓦に作った人の名前が。「廣山」さんと言うらしい。破片には「・山作瓦」という文字もあって、たぶん合体させると「廣山作瓦」となり、「廣山が瓦を作る」という文章になるのだろう。文字は指先で書いたように見える。大きな文字で書かれているので、廣山さんが作ったものということを顕示したかったらしい。しかし、文字の書かれたものが廃棄されている現状を見ると、名前のついた瓦は使用されないらしい。ということは、瓦にノルマがあって、誰の作ったものが何枚焼けたとかわかるようにしなければならなかったとかあったのかな。その割には他の名前も見当たらず・・ということで、廣山さんは何のために名前を書かなければならなかったのかは不明だ。実は廣山さんは何か瓦を焼くことに工夫をしていて、うまく出来るか実験をしていたのかも知れない。そういえば表面は叩き板ではなく、縄を巻き付けたものをころがして表面の仕上げをしている。綺麗な仕上げだ。うまくできたな・・とサインしちゃったということもあるのかな(笑)
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