2月24日、韮山時代劇場で反射炉の講演会があったので、聞きに行って来た。ちょっと驚いたのは反射炉の炉体についての科学博物館の人の説明。炉体がドーム状になっていたのは鉄を溶かすためではなく、銅を溶かすための形だという。あの形では鉄を溶かす温度には達しないという。で、韮山反射炉は鉄砲を2門鋳造した後は、炉体の改造を行って銅砲を作るものに改築され、以後は銅砲を作り続けていたという。これにはすごく驚きました。反射炉って言うのだから、ドーム状の天井に熱を反射させて鉄を溶かすものだとばかり思っていたから。むしろ細く直線的にして炎がダイレクトに届く方が温度が上がるのだとか。知らない反射炉の実態を教えられた気がした。写真は中庭で現代の炉で鉄製大砲のミニチュアを鋳造していた様子。もう鋳造し終わって片付けに入っているようです。現代では難なく鋳造が出来てしまうという・・技術の発達ってすごいなと思った。
最新の画像[もっと見る]
- すごい菓子パン 4年前
- すごい菓子パン 4年前
- コールデンウィークの過ごし方 4年前
- コールデンウィークの過ごし方 4年前
- 観光地応援 4年前
- 観光地応援 4年前
- 錦田ふれあいコンサートに行った 4年前
- 駿府城現説 4年前
- 駿府城現説 4年前
- 駿府城現説 4年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます