前略、いろいろやってます

多趣味なもので、好きなことを書きます。
日々の雑感がほとんど。たまに考古学。

伊豆縦貫道の側道の報告

2010-05-06 23:31:14 | 日記もの
今日は連休の谷間なので、あてになるかどうかはわかりませんが、朝、新開通した所を走ってみた。
まず、桜堤の通りで、側道部分と交差する所は信号機が取り付けられている。この信号が意外と待ち時間が長い。高架のピラーを挟んで上り線と下り線があるため、信号がそれぞれあり、六叉路的な感じになっているためだろう。しかも側道の方が青が長いと思われる。桜堤の通りの南北交通の方が交通量あるのになぁ。赤信号で待っている間に側道を通る車を観察。三島市徳倉方向から沼津インター方向に向かう車が多数だ。
さて、信号が青になったので側道に入った。すぐに上り坂となり、上ってすぐに渋滞の列。それもそのはず、もう国道246号線バイパスだった。側道は一車線しかなく車が集中していて、246号バイパスの信号手前でようやく右折レーンと直進・左折レーンとに分かれる。短い右折レーンに車が集中して渋滞を引き起こすという状況になっていた。もう少し右折レーンのばした方が良かったんじゃない?って状態だ。右折レーンに並ぶ車の横を無理矢理すり抜けて左折。246号バイパスに出た。しかし、いつも出る所よりはるかに北側だ。結局、沼津インター南交差点に出る時間は、普段の通勤ルートとあまり変わらなかった。どちらが有効か?と考えると、普段の道の方が近いような気がする。「伊豆縦貫道の側道はあまり使えない」という結論が出ただけだった。たぶん連休が終わると、車の絶対量が増えて、もっと渋滞するんじゃないかな?と思った。

翌日も同じルートを通ってタイムを調べてみたが、従来のルートとあまり変わらなかった。やはり距離的に遠回りなのかな。時間によっては早い場合もあるかも・・だけど、朝夕の混み合う時間帯は無理。

国道沿いの謎の解明

2010-05-06 23:03:37 | 日記もの
国道一号線で中里の交差点の北側に何かある・・・とずっと思っていた。木が植えられているのが見える。そして上り線を走っていると、ウッドデッキ状の散策路らしきものも。地図で見ても何も書いていないし、何なんだろう?といつも疑問に思っていた。車でここを通るのはいつも朝と夜なので、確認のしようもない。連休でたまたま国道一号線を通る都合があったので、ついでにこの疑問を解決することにした。中里の交差点を曲がると、すぐに「浮島ヶ原自然公園という立札があり、そこを曲がると立派な平屋建ての建物が見えて来た。この建物は国道一号線から見えないので、「えーっ、こんなのがあったの?」と思った。建物の手前はきちんとした駐車場がある。建物はこの公園の管理棟らしかった。トイレと管理人室と展示室がある。展示室はこの公園で見られる動植物などの写真が展示されていた。そして植物を使った細工やら魚の解説やらをする人が数名いるようだった。
展示室は「いかにも素人がやりました」的な展示だったので、真剣に見てもたいした情報量はなく、軽くスルーして国道から見えていたウッドデッキの散策路へ。かつての浮島沼の自然を再現して観察出来るようになっていた。湿地の研究者にはたまらないシロモノだ。生物系や植物系の人は喜ぶだろうなぁ。あと自然を愛好する人も癒しを求めてくるかも・・・って感じだな。自分は鳥しか分からないので、生息する鳥をウォッチングしていた。アオサギ、カルガモなどが葦の中にちらりと姿を見せている。あと、湿地に生えている樹木は自然のものなのか、人工的に植えたものなのか、そしてその樹木はいったいどんなものなのか・・・残念ながら樹木についての解説板はなかった。
しかし、ここにはそれ以外の何物もないので、子どもはすぐに飽きるだろうと思う。写真を撮る人、川や湿地を覗き込む人、ウッドデッキをゆったりと歩く人、葦の葉を取って何かを作ろうとしている人・・事実、ここにいるのは大人ばかりである。少子高齢化社会では、こういった大人のための公園というのも必要なのかも・・とちょっと思った。
ここで思い出す一首。山部赤人の「田子ノ浦に打出て見れば、白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ」というヤツ。田子ノ浦は一説にはこの浮島沼を指していたとも言われているので、まさにこの公園から見る風景は山部赤人が詠んだ風景なのだとしみじみと思った。
この公園は一部の生物マニア・植物マニア・鳥マニアなどを除いては、あまり一般ウケはしないだろう。しかし、これを堂々と作ってしまった富士市に拍手だ。しかもあまり宣伝もしていなくて、存在すらなかなか気付かれないだろう。マニアの間で口コミで広がるスポットってのも面白いね。あまり人が押し寄せても自然公園は荒れてしまうので、密かなものとしてこのままあって欲しいと思う次第である。