ヲノサトル責任編集・渋東ジャーナル 改

音楽家 ヲノサトル のブログ

アリステア・マクリーン

2009年10月30日 | 映画/映像


いつも映画情報のサーチに使っている"allcinema"をなんとなく見てたら、こんなDVDが発売されているではないか!

『黄金のランデヴー』(1962)


『八点鐘が鳴る時』 (1966)


アリステア・マクリーンと言えば小学生~中学生の時代、テレビの洋画劇場で繰り返し観た『ナヴァロンの要塞』 (1957) や『荒鷲の要塞』 (67) の原作者。上の2本も、洋画劇場で観た記憶がある("八点鐘"のレアグルーヴな音楽。いま聴いてもイカしてるなあ…)

彼の描く"血湧き肉踊る冒険活劇の世界"にとりつかれ、処女作『女王陛下のユリシーズ号』 (55)を皮切りに、ハヤカワ文庫から出ていた『シンガポール脱出』(57)『最後の国境線』(59)『恐怖の関門』(1961)『麻薬運河』 (1969)…と読破していった事を、たった今思い出した。

 ストーリー上の特徴は、事件に巻き込まれたり軍事作戦に駆り出されたりする主人公が、数名のチームで行動するのだが、必ずその中に裏切り者がいるというパターン。しかも結末まで二転三転のドンデン返しが続く…というもの。そのストーリー・テリングは、望月三起也氏の名作『ワイルド7』(全巻持ってます!)にも大きな影響を与えている、と個人的には考えてます。

いま思えば、どの作品も社会思想や人物描写の"深み"といったものはほとんどなくて、コマをあっちからこっちに動かすだけのまるでシミュレーション・ゲームのような展開だけで出来ている作品だった気がするが、そこが映画台本として最適だった(中学生男子レベルの思考回路にも最適だった)のかも。

 ほとんどの作品が映画化されていて、『ナヴァロンの嵐』 では『スター・ウォーズ』でブレイク直後のハリソン・フォードがイカす軍人を演じていたり、『軍用列車』 ではチャールズ・ブロンソンが例によって男汁満載の演技を見せたり。アクション映画の原作供給者として、「マクリーン印なら面白いはず!」と観客を動員するパワーを誇っていた。

そのマクリーンの名もいつの間にか聞かなくなったけど、いわゆる巨大予算ブロックバスター映画がハリウッド製アクションの主流になる以前の、こういう渋くて人間くさいアクション映画。大好きです。早速、買ってみよう。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良いね~ (宇ち多”牛太郎)
2009-11-07 00:35:55
上映会キボンヌ
またそんな偽名を(笑) (ヲノサトル)
2009-11-09 02:33:41
わかりやすいなー(笑)
見終わったら貸しますよー。

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