ヲノサトル責任編集・渋東ジャーナル 改

音楽家 ヲノサトル のブログ

息子のサンタクロース

2013年12月24日 | 日常
先日、息子の小学校の個人面談で担任の先生に「参考までに伺っておきたいのですが、お子さんはサンタを信じてますか?」と真顔で訊かれた。

逆に「な、なぜそんな事を?」と訊き返してしまった。「いえ、うちのクラスは、結構信じてる子が多いみたいなんですよ…」と言われた。(※ 小学3年生です)

思わず「近年の調査によると、子供にサンタを信じていてほしい親が多いらしいですよ。それはつまり…」なんて岩村暢子さんの本みたいな事を言いそうになったが、そういう親を批判していると勘違いされてはマズいと思い、

「そうですか… うちは信じてないと思いますけどね、先日も『パパ、今年もサンタのかっこうするの?』と言われましたし…(笑)」とお茶をにごしたのであった。

で、帰宅して息子に「ねえ、サンタっていると思う?」と訊いた。そうしたら即座に「いるよ!いるにきまってるじゃん」と言われ、衝撃を受けたという(笑)

「でも…いつもパパがサンタの格好してるって知ってるだろ?」と訊いたが、「知ってるけど。それとサンタがいるかどうかは別の話でしょ」と答えられた。うむ…論理的だ。

…というわけで<サンタは実在するが、うちには今まで来ていないだけ>というのが息子の認識のようです。

(ちなみに先生には「毎年サンタの格好するんですか。…………マメですね」 と笑われました)

+ + +

ところで、この話をツイートしたところ、すかさず猫沢エミさんからこんな素敵な返答があったので、紹介しておきます。

「大学の時にエルマーの冒険の名訳者、渡辺茂男さんの講演があり『実在しない生き物が、子供の心に椅子を作り、それらが去った後に実在する大切な人を座らせることができる。』という話を聞いて感動しました。ヲノ先生の桃太郎もサンタも、同じレベルで息子さんの中に椅子を作るのかも。」

これには泣かされちゃいましたよ…

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