今日の英国珍ニュース

ロンドンの地下鉄（Tube：チューブ）に朝の時間帯に乗ると手に入るフリーペーパー「METRO」

無料の新聞とはいえ十分な情報量があるので、大変重宝しています。

いつも色々と気になる記事が載っていて時々このページでも紹介していますが、今日もその中から小ネタを一つご紹介いたします。

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「え、この言葉を言ったら罰金？」

英国でテレビを見ていて「ピー」と鳴る放送禁止用語と言えば、まず"F***"いわゆるF-wordです。

その辺の人の会話を聞いていても時々聞こえますし、ましてやフットボールスタジアムにでも行こうものならそこら中で皆が大声で言っています。

そんな"F-word"ですが、ある日１８歳のWalkerさんが友達との会話の中で

"F*** all, mate"

と言った所、たまたまそれを警察官が聞き、その場で￡８０（約１６０００円相当！）の罰金通知(Penalty Charge Notice)を手渡したそうです！！

ちなみにこの罰金刑は４万円相当までの物を盗んだ場合の刑と等しいとのこと。

記事を読む限り彼はいわゆるDQN（→はてなダイアリーの説明）と言う訳では無いらしく（想像ですが）、ボランティア活動の帰り道での出来事とのこと。

このような発言に対する罰金刑の制度は、2003年にトニー・ブレア首相の"Respect Campaign"「敬意を示そうキャンペーン？」の一環で導入されたそうです。

当然この少年は憤慨していて
「こんな個人の会話で罰金刑なんて・・・おかしいよ。何で警官が聞いているんだよ。ここでこの法律のことをF***呼ばわりしたらまた￡８０でしょ？絶対おかしい！」

もっともなご意見です。

おまけに紹介されていた別の大人の意見。

「もしF-wordを話している人全てから￡８０の罰金を取っていたら、国の借金が全て消えてますよ。」（←「仮定法過去」の例文のようです）

おっしゃる通りです

で、新聞の内側に載っていたマンガ。


"FCUK"の電話オペレーターが、
「こいつがさっきから電話に出るごとに￡８０ずつ罰金を科し続けるんだよ・・・」

確かに。字面はそっくりです・・・

(念のため、FCUK=French Connection UKというファッションブランドです！）

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今日もご愛読ありがとうございました！

さて、明日より３日間ですが、無事にビザ延長もできたので右側で予告していた
「ベネチアのカーニバル」
を見に行ってきます。

ロンドンは週の後半がものすごく寒いみたいなので、ちょうどいいタイミングでの逃亡

帰りましたらまた旅行記をアップしますので、どうぞお楽しみに

では行ってきまーす　≡３

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