Wonderくんのひ・と・り・ご・と

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「ヤマト」実写は難しい・・・。

2010年12月13日 | 映画
結局、いろんなことでなかなか映画に行けなくて、
久しぶりに観た映画が「SPACE BATTLESHIP ヤマト」。
専門学校時代、好きだった女の子と観た「さらば宇宙戦艦ヤマト」(1978年)以来の
ヤマト映画だ(^_^
「SPACE BATTLESHIP~」は「さらば~」の前年に公開された
劇場版長編アニメ「宇宙戦艦ヤマト」を基ににしたと思われる実写版だ。
「さらば~」もちょっと混じっているけど(^_^;;
(注・ネタバレ)

僕は正直言うとヤマトファンではない。日テレで放送されている時は、
古代らが着ている錨マークのダサいユニフォームがあまりにもチープで
放送2回でリタイヤした(笑
同じ時期にやっていた「科学忍者隊ガッチャマン」の方がメカや
ガッチャマンのコスチュームが斬新かつスタイリッシュではるかにかっこ良かった。
当時は「ヤマト派」と「ガッチャマン派」に別れていたけど、僕は後者の方だった(^_^
再放送で人気に火が点いた「~ヤマト」が劇場公開されると社会現象になり、
僕も初めて劇場で「ヤマト」の世界を知ることに。

当時はこの映画に素直に感動できたし、泣けた。それはツッコミどころはあるけれど
アニメだからという部分があると思う・・・。
だから実写にすることの難しさというのはあるよね。
相当な覚悟とセンスと熱い想いがないと、この「怪物」を実写化しようなんて思わないはず。
残念ながら、山崎監督はじめ、この映画のスタッフにはそれが感じられなかった・・・・。
これが「~ヤマト」というアニメがこの世に存在せず、山崎監督の全くのオリジナル映画なら
『なるほど、戦艦大和が宇宙戦艦か・・・面白いね』と評価できる。
あるいはTBS開局60周年記念としてのスペシャルドラマという形で放送されるのだったら
絶賛されたと思う。
日本の(VFX等)技術を世界に見せたいという映画ならこれでは恥ずかしい。
同じ山崎監督の「ALWAYS」の方がはるかに壮大で重厚感があり、
世界に通用する作品になっていると思う。


※1977年公開の「宇宙戦艦ヤマト」と「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のパンフを並べてみた。
 もうパンフからして「SPACE BATTLESHIP~」は安っぽい感じがする。
 キムタクには悪いけど(^_^;;
 ちなみにアニメ版は海外同時配給のため、パンフの裏表紙は英語表記で
「SPACE CRUISER YAMATO」となっている。
「SPACE CRUISER」では「宇宙戦艦」ではなく「宇宙巡洋艦」である(笑

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