1月も間もなく終わりに近づき、立春ももうすぐですね。
さて、私達の使っている新暦(西暦)では1月1日がお正月ですが、
旧暦(農暦)では2013年の春節は2月10日です。
ご存じのように中華圏(中国・台湾・香港・シンガポール等)では
旧暦のお正月である「春節」が正式なお正月、新年の始まりです。
中国に住んでいた頃は、新聞もTVのニュースでも、
必ず毎日この新暦と旧暦の両方で今日の日付を示していました。
つまり、両方の暦が今も生活の中に息づいているのです。
実際、季節の移り変わりは、二十四節気にしても
旧暦の方がより実感できます。
その意味では本来の生活に密着していると言えるかもしれません。
ところで、上の写真は何だかわかりますか?
『上下二百年 日暦表 1901年-2100年』
というタイトル通り、2000年を中心に前後百年、
計200年間の暦です。
これは以前、街の露天の本屋さんで20元(約300円)で買ったものですが、
こうしたものが普通に売られているのです。
そう考えると、100年、200年のスパンでものを見たり考えたりするって
果たして私達日本人は、やっているだろうか…?
1年2年、せいぜい10年20年くらいでしかものを考えていないのでは
ないかって思うのですが…。
地球温暖化にしても原発にしても、
いえいえ身近な子育てや健康にしても、
目先のことだけでなく、もっとずっと先を見越して
今、手を打たなくてはならないこと、
努力しなければならないことが沢山あるように思います。
さて、私達の使っている新暦(西暦)では1月1日がお正月ですが、
旧暦(農暦)では2013年の春節は2月10日です。
ご存じのように中華圏(中国・台湾・香港・シンガポール等)では
旧暦のお正月である「春節」が正式なお正月、新年の始まりです。
中国に住んでいた頃は、新聞もTVのニュースでも、
必ず毎日この新暦と旧暦の両方で今日の日付を示していました。
つまり、両方の暦が今も生活の中に息づいているのです。
実際、季節の移り変わりは、二十四節気にしても
旧暦の方がより実感できます。
その意味では本来の生活に密着していると言えるかもしれません。
ところで、上の写真は何だかわかりますか?
『上下二百年 日暦表 1901年-2100年』
というタイトル通り、2000年を中心に前後百年、
計200年間の暦です。
これは以前、街の露天の本屋さんで20元(約300円)で買ったものですが、
こうしたものが普通に売られているのです。
そう考えると、100年、200年のスパンでものを見たり考えたりするって
果たして私達日本人は、やっているだろうか…?
1年2年、せいぜい10年20年くらいでしかものを考えていないのでは
ないかって思うのですが…。
地球温暖化にしても原発にしても、
いえいえ身近な子育てや健康にしても、
目先のことだけでなく、もっとずっと先を見越して
今、手を打たなくてはならないこと、
努力しなければならないことが沢山あるように思います。
日本は今、決して良い状態だとはいえませんね。
良くなるには、50年、100年ってかかるんだと思います。
自分はこの世にはいない。
じゃ、今さえ、自分さえ良ければいいはずがない。
自分が豊かに、自分が安泰に・・・考えるのは
寂しい考え方だと私は思います。
はい。自分たち一人ひとりがそういう意識で動き、
手を打っていかなければならないと思います。
そして子どもたちにも、孫たちにも、そうした姿勢を
伝えていかなければなりません。
せっかくこれまで何百年何千年と
残し伝えていただいた貴重なものを、
私達のところで絶やしてはいけませんよね。
そういうもの、いろいろとあるような気がします。
農暦とは1912年に太陽暦に変えた中国で、それまで使われてきた旧暦(時憲暦)をそう呼んだのです。しかも「改暦後も田舎=農村でいまだに使われている古臭い劣った暦」という意味でした。
そうですね。これはたしかに日本語ではなく、中国語でいう「農暦」(旧暦、陰暦の意)で使わせていただきました。
誤解を与えてしまい、大変申し訳ありません。
但し、今も7時のニュースや人民日報などの新聞でも、
中国では必ず西暦での日付と「農暦」での日付を並列で読み上げたり記載したりしています。その場合の「農暦」には、古臭いとか劣ったという意味はありません。
そんなふうに暦の上で両者を並列して使っていたり(実際春節等の旧正月の方が重要視されていますし)、西洋医学と中国医学を併用していたりする中国の懐の深さというか奥深さを感じます。
また、教えてくださいね!
ありがとうございました。