イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

かげろう

2018年09月16日 | 術後9年~

午前中、娘たちと三人で造形大学の学園祭へ。
学生の作品展示やアクセサリーなどの販売ブースを回ってきた。
結局何も買わなかったけど。
こういう時間を過ごせる学生時代っていいなと思った。

午後は‘ぼんこ’と二人で父の病院へ。
歩行器をやめて杖で歩く練習をするというので
昨日妹から預かった杖を届けに行ってきた。
三連休はリハビリもシャワーもないので、ただただ暇そう。
ゆかいないきもの図鑑も結構読み進んだが
ナンプレは難しくてなかなかはかどらないらしい。
おやつに買ったパフチョコと歌舞伎揚げと
父の手持ちのチョコビスケットをテーブルに広げて
しばしおやつタイム。
‘ぼんこ’が代わりにナンプレを解いてきた。

帰りがけ、魚沼のダイソーへ寄り道。
広そうなお店だからきっと‘ぼんこ’が喜ぶだろうと入ってみたら
案の定、普段行くダイソーよりはるかに品揃えが充実。
おまけに通路が広くて見やすい。
この前のガラス細工店同様
「端から順番に見よう!」と全部の棚を見て回った。
女の子が好きそうなものがたくさん並ぶ中
フラミンゴが描かれたピンクのクリアボトルに一目惚れ。
‘ぼんこ’はなぜかフラミンゴが好き。
買おうかどうしようか迷った末、2本購入。
私は新しい製氷皿とミニサボテン。
先日、長らく娘たちが愛用していたカップの取っ手が取れて
ドナルドのボートビルダーのスーベニアカップなので
捨てるには忍びなく、観葉植物でも入れようかなと。
我が家のミニサボテンに3つ目が仲間入り。
偶然にも1つ目のサボテンも3年前の9月16日に買っていた。

魚沼には大きな文具館もあって、そこもきっと‘ぼんこ’が喜びそう。
今度‘ちょん’も一緒の時に行ってみよう。

帰り道はすっかり真っ暗。
小千谷のトンネルを出ると何か虫がいっぱい飛んでいる。
というか、いっぱいどころではない。
‘ぼんこ’が「雪みたい」と言うほどに目の前が真っ白。
もしかしてかげろう?
信号でスピードを落とすと前方の街灯の下に何かが群がっている。
そして止まってみたら、雪が積もったように道路が真っ白。
やっぱりかげろうだった。
どういうタイミングか忘れたが
かげろうが大量発生する日があるのは聞いたことがある。
小千谷大橋の下だから川も近いし、どうやら今日がその日のよう。
妙見を過ぎてもまだ街灯の下に、道路に大量のかげろう。
家の近くまで来てようやく見当たらなくなった。
家の前の川でも発生していたら…と恐る恐る帰ったが
用水路だからか大丈夫だった。
かげろうなんて特に害のない弱々しい虫だけれど
あの大量発生の様子は怖い、気持ち悪い。
もし家の前にいたら‘ぼんこ’がどうなっていたか。
幸い、車にも貼り付いていなくてよかった。