猫ごはん

手作り猫ごはん。の記録のつもりではじめたのにあっさりあきらめた。
そして20歳になりました。

猫のお母さんと言われることへの抵抗

2006-01-27 21:13:50 | にゃん
ひとからときどき
「昼間はお母さん(=わたくし)がお仕事だから猫は寂しいんじゃない?」とか
「このコたちはやっぱりママ(=わたくし)が好きなんだね」とか
言われるのですが、そのたびに

「お、おかあさん?ま、ママ??だれが?」
とびっくりしてしまいます。

猫の飼い主を、その猫のお母さんとする感覚が
理解できないのです。

うちではお母さんというより友達、
友達というより召使い。


はやく頭撫でに来て頂戴


おなか!おなか!おなか撫でて!


構えて待ってるんだから早くじゃらしてよ。


ベランダ出る!窓あけて!窓!いま!今すぐ!


ごはんごはんごはん


屋根の上の猫

2006-01-24 21:16:56 | にゃん


会社のまわりは古い民家が密集していて
いつもひさしの上や屋根の上で
いろんな猫たちがひなたぼっこをしていましたが
無理やり割り込むようにL字型の狭い土地に
大きなマンションが建ってしまい、すっかり
猫の姿を見ることはなくなりました。

雨が

2006-01-16 00:10:31 | にゃん


昼間あんなにお天気が良かったのに
雨が降っています。
雨の夜は、普段ニャースカ鳴き通しの25ちんも
おとなしくこんこんと眠り続けます。
ときどき起きてはカリカリをかじり、
また寝床で丸くなります。
ここに野生が残っているのでしょう。

今夜の寝床は、昼間干したお布団の上。


植田正治:写真の作法

2006-01-09 23:21:04 | 映画音楽本舞台。
植田正治という写真家がいました。

いつ、何でこの人の作品を知ったのか記憶にないけど
初めて見たとき、その作品が撮られた年を知って
激しく驚いた記憶があります。
こんな昔に、こんな写真を撮る人が日本にいたとは。という驚きです。
その時もご活躍されていましたが、私が見た作品は
1930~50年代のものだったのです。

いま、恵比寿の東京都写真美術館で植田正治展をやっています。
いつ見ても新鮮です。大胆で緻密で美しい構図なのです。

7~8年前には、鳥取にある「植田正治写真美術館」まで行ってしまいました。
ここは建物も環境も素晴らしいのです。
恵比寿に行ったら、ここにまた行きたくなってきました。








粗相初め

2006-01-08 11:14:21 | にゃん

年が明けて実家から戻ってくると、
こたつぶとんがまーるく濡れていました。

夜、ふとんに入ると毛布から
ぷーんとおしっこ臭がしてきました。

どちらも年末に洗ったばかりなのに・・・。


テヘ



川本晶子「刺繍」

2006-01-07 18:48:57 | 映画音楽本舞台。
読んで泣けました。

主人公のエリは40歳、恋人の敏雄ははたち。
エリの母親は痴呆が進み、敏雄に恋するようになり
敏雄はエリの父親に請われて一緒に住むようになる・・・

エリの、敏雄と母親に対する気持ちに泣けて泣けてしょうがない。

「明日か、明後日か、とにかく今日よりも確実に年を取った私から敏雄が去っていく日を想像しないように、心を張りつめていた。」

「いつかはわたしの前から去っていく人なのだという覚悟を、ずっと自分に課してきた」でも「ほんとうはずっと一緒にいたい」

「母がどんどん弱ってしまい、なんだかもうすぐいなくなってしまいそうで怖い」
「そうなればもう誰にも見守ってもらえないような気がして、寂しくて寂しくてたまらない」

思い切り自分に重ねてしまいました。

三丁目の夕日

2006-01-03 12:45:08 | 映画音楽本舞台。
「ALWAYS 三丁目の夕日」を観てきました。

CGを駆使した映像以外はありきたりで薄っぺらな印象。

昭和30年代という時代を描くために小さなエピソードを積み上げて構成されているようで、それぞれのエピソードはどれも先がたやすく読めてしまいます。劇場内はきちんと笑いどころで笑いが起こり、泣きどころですすり泣きが聞こえてきましたが、私は一度も笑うことも泣くこともできませんでした。
過剰な演技と先が読める展開は見ていて安心はしますが、あまりの連続技にすっかり気持ちが冷めてしまう。

例えて言うなら、子供向けの歴史番組とか博物館で流しているVTRで、その時代を説明するためにストーリー仕立てにしているものがありますが、そんな感じ。ちょっとたとえがひどすぎるか・・・。


お正月に見る映画はなぜか毎年はずれです。
一般的にこの映画はかなり評価が高いようなので、ちょっとも感動できない私は少数派なのでしょう。