狂犬日記

芹沢健一 公式ブログ

KEIさんを偲ぶか

2011-01-06 22:31:46 | Weblog
2月6日のツインメッセ静岡で総合格闘技DEEPが開催される


今まで浜松での開催だったが、満を持しての中心静岡市に進出


落ち込むだけ堕ちた今の格闘技業界


いくら頑張っても儲からない状態を知ってる私としても、内情知らなくても相当な馬鹿でも無い限り、やってくれて試合出来る場を作ってくれるだけ、ありがたいと思うはず


そんな現状でも文字通り心血注いでいた、プロモーターの服部啓さんが、癌で亡くなった

38才の若さ


故人とは浜松DEEPがきっかけで何年前か忘れたが、関係者に紹介された頃は既に病中の身だった


デリカシー無い代表のオレは一応考えて、ストレートに話した


仕事中心の会話だから体調どうですか?みたいな感じで連絡取るようになったが、今思うと実際会って話したのなんて10回あったのだろうか…


mixiもそうだし、メール、電話


10割中、9割仕事話で、残り1割の個人思想に惹かれた気がする


自分と同じ匂いがするとも感じた


何度も危ないと聞いたが、興行の度にケロッとした顔して仕事話から始まり、逆にこっちがヤバいんじゃなかったの?の問いに、寝てらんないでしょう?に自分の今に甘さを感じ、逆に頑張るのは俺だと元気もらった


オレも死にそこなった事あるからなんて会話で地味に盛り上がったのを覚えている


何回も同じ会話をしてたので慣れてしまったのか、今回も大丈夫だなと勝手に思い込んでた


集中治療室に入って、時間も無い状態で過労もあったろう


最後は、携帯とPCマウスを握った状態だったと聞いた


昨年の12月半ばに故人から、今年中に全て片付けて休みます、治療に専念しますと会話したのが最後だったか


が暮れになっても連絡が無い


まさか…一瞬だけ思い、治療だな、大丈夫だな、まさかな、失礼だよな


そして最悪な年明け


やっと怒涛の年末をこなして、2月6日の為に正月練習して、落ち着こうかと思った矢先の訃報に呆然とし、ほんの少しだけ片隅に在った思いの的中に複雑な何日間を過ごした


呆気ないものだ


志半ばだろうがどうにもならない


でも多分、意志を継ぐものがいるかもしれない…この世に確かなものなど無いから、この言い方にしとこう


オレも乗りかかってるから最後までやりますが、出来るだろうか


とりあえず成功させなきゃと


今回、私をはじめ駿河道場から多数選手が出場します


一度だけ、故人が静岡まで生きれるかな~と笑って言ってて、おいおいと思いながら、なら静岡やるなら服部さんの為にやってやるよ、と元気づける為に言ったのが、今回出場のきっかけなんだけどね…


なんか調子乗って言っちまったなぁと思ったけど


どんな状態でも出ますよ


約束しましたからね

皆さんも是非見に来てください


ぐおー!複雑!


死ぬってなんだろう


生きるってなんだろうか


御冥福を祈りますとか言いたくねー


なんなんだよですよ


よろしくお願いします!