狂犬日記

芹沢健一 公式ブログ

ちょっと昔話

2008-11-05 07:15:11 | Weblog
東京時代は選手の収入だけじゃ死んじまうようなレベルだったのでいろんなバイトをした

右も左もわからない私を荒いが優しい人らが面倒見てくれて今でも思い出すと胸が熱くなる

築地で河岸の荒くれオヤジらと仲良くなっていろんな話聞いた

昔は喧嘩になるとマグロを引っ掛けるカマみたいな鋭利なヤツで刺し合いがよくあったと笑いながら刺された傷を見せてもらったり中には目玉やられて失明したとかそれも笑って話してた

築地ルールてのがあって一方通行の逆走なんて当たり前で観光で来てる人を三輪原チャリで引っ掛けても逆に邪魔だこの野郎!なんて

私も初日に河岸に三輪で配達に言ったら大型トレーラーに巻き込みくらい三輪御釈迦にされてそれも運転手が普通にわりぃわりぃで済ましたのにカルチャーショックもんで店に壊れた三輪引いて帰って報告したらケガなきゃいいよで済まされたのも常識から外れててリアクションも困りもんだった

中国人がおっさん刺して店の前を走って逃げるのを20人くらいで追いかけてたのも見たが捕まってボコボコにされた噂を聞いた

店の先輩は腕組みしてタバコくわえながらたまにあるんだよなんてめんどくさそうに言ってたけど刺された人生きてんのかな…

口は悪いが気の良い人もホントに悪い人もいたが好きだったし今でもたまに遊びに行く

格闘技でプロになりに沼津から来たと話すと干物で有名だからみんな知ってて今は大物俳優やボクシングの世界王者もここから出てるんだからお前も頑張れと生魚くれて励ましてもらったっけ

しかし銀座や汐留が近くにあったのに独特に確立された雰囲気の別世界だっが今はかなり整備されてムチャクチャできないらしい

あれからもうかまだか9年経って有言実行したし今でも夢の続きを追えてる幸せを忘れずに頑張ろう

東京にいる私の弟子がバウンサーの仕事したいと言うのでその話をしようと思ったがまたにしよう