空を見上げて

いつも空を見上げてる。
毎日毎日見上げてる。

パイナップルおじさん

2007-09-22 00:34:53 | ブログ


いつも出勤途中でコーヒーを飲み一服する
同じ店で同じ時間なので来る人もほぼ同じ

その中にパイナップル柄のアロハを着た人がいる
いつも同じアロハに紙袋

席に座ると履物をぬぎ
前の椅子に両足を乗せ
ズルッと伸びて眠りに入る

ホームレスの人らしい

まだ50代くらいなのに
働けないことはないでしょうに
もし体が悪くて働けないなら福祉はある

いや元気そう

たぶん、どうしようもなくてホームレスになっているのではなく自ら選んでいるように見える

人間関係のストレスもなく
わずらわしいことは一切なく
何の責任もなく義務もない

自由を得るために
楽に生きていくために
自らホームレスを選んでいる

そう見えるホームレスの人は結構いる

雑誌を売って自立しようとしている人もいるのに

あの人たちが高齢になったらどうするのだろう
実際、高齢のホームレスの人もいる

テレビで見たが彼らに施設を用意しても嫌がるようだ
自由に慣れてしまったのか

最近では若者でもネット喫茶などで夜を明かすネット難民という人たちが多いらしい

家庭という存在が薄れてきているのか
家庭という物を求めないのか

私は仕事から帰宅するとほっとする
ボロボロの家だがほっとするのだ

彼らはほっとする空間を求めないのか

それとももう忘れてしまったのか