藤娘的 2

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仙台市戦災復興記念館

2008-11-21 | 仙台
 仙台市戦災復興記念館へ行ってきました。
 だいぶ前からここの存在は知っていたのですが、広島平和記念資料館のようなイメージがあり、軽々しく行っちゃいけない場所のように思っていてなかなか入る事が出来ずにいました。

 資料室には明治期から昭和60年代までの仙台市の移り変わりを写真パネル等で、特に戦時下の市民の生活の様子は防空壕の模型・配給切符や千人針等実物の展示でクローズアップされて展示されています。
 仙台の町並みが大きく変化したのは明治期に鉄道が出来たときと、やはり1945年7月10日の仙台空襲、復興事業のとき。

 母は東京から家族で疎開してきたものの家財が一切届かず「たけのこ生活って言っても交換するものが無かった」戦中戦後を体験していたり、祖父母の従軍体験(祖母は赤十字の看護婦長として従軍しています。)等をよく話してくれるので戦時下や終戦直後の展示は生々しく感じられ見ていてつらかったです。(それ以前時代の写真や地図なんかは「洋風建築だ♪」「小田原遊郭って、仙台にも遊郭ってあったの?」って感じで見ていただけに) 

写真は入口のタペストリー「フェニクス」(原画:宮城輝夫) 

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